楽しい旅が終わって帰宅すると、こたろうくんの気が狂っておりました。
以前より知恵がついているので、さみしいという気持ちがつよかったのでしょうか。クッションをボロボロにしておりました。
娘もいつもより早い時間に帰宅してくれたのですが、大変な事だったようです。
わんこは大変。わかっちゃいたけど、こたろうくんはロッキーくんよりも甘えん坊です。
とはいえ、私も家にずっといると気が狂うので(爆)
今回の旅。結構広範囲を足で回ったのですが、以前に比べるとゆったりとした時間も多かったです。
2月の平日ということや、比較的観光客の少ない寺社巡りでもあったかも知れませんが、私の訪れた場所には騒がしい系の外国の方も少なかったのが幸いでした。同じ場所を訪れても、全然違うと思います。
それぞれがちょっとずつでも少しの配慮を持てば、世の中もう少しよくなるのでは、と思うのは、旅先に限った事ではありませんね。
一人旅をすれば、旅先で道を聞いたりして地元の方とのふれあいも楽しんできた私ですが、ザ・観光地の京都ではそれは期待しませんでした。京都の人はそのやんわりとした言葉の割にはキツイ、みたいなことは昔から言われていて、私も以前は何度も嫌な思いをしたものです。
しかし今回は、道を聞いた人も、交番のおまわりさんも、緊急事態でお手洗いをお借りした施設のご婦人も皆さんとてもかんじがよかったです。叡山鉄道の貴船駅の駅員さん以外は。
私はたまに、自分が悪くないのに謝る事があって後で後悔します。笑
いつも思う事ですが、人間社会は色々な人たちで成り立っていて、みんなそれぞれ陰ひなたで助け合って暮らしていると思います。生活のため、いきがいのため、色んな仕事がありますが、人と接するお仕事の方は、特に自覚を持っていただきたい。
旅に出れば、非日常の中で新しい発見もあれば、それまでの物事に対する意識が変わったりしますね。
いやな思いもしますが、それらは旅先に置いて来れます。旅の恥じはかき捨てという言葉もありますが、それもありです。
ただし、この言葉は旅先だから何してもいいってもんじゃない。
今回の旅 黒丸 行ったところ 赤 徒歩 青 電車・バス
1日目
鞍馬寺~(徒歩)貴船神社(電車)~下鴨神社(徒歩)~南禅寺(電車)~二条
2日目
二条(バス)~仁和寺(徒歩)~妙心寺~神泉苑~西本願寺~東本願寺~東寺~京都駅
ちょっとみえにくいですか。
今日の言葉
観光客は自分が訪れたであろう場所が定かではなく、
旅行者は自分が訪れるであろう場所が定かではないのである。
Tourists don’t know where they’ve been, travelers don’t know where they’re going.
ポール・セロー
やめられませんなあ、旅。
感謝をこめて
つる姫