☆つる姫の星の燈火☆

いい日旅立ち

まだ涙が止まらない私です。

今年の2月6日。

同じ誕生日の彼の13回目のバースデーには、私は入院していて

一緒にお祝いしてあげられませんでした。

家族も留守がちだったので、一人ぼっちでハウスの中にいたのです。

次の誕生日に彼がいないと思うと辛いです。

楽しい思い出もありますが、今は、してあげられなかったことばかりが悔やまれます。

特に9月の初めに10日も私が留守にして、最後の頃の時間を一緒に過ごしてあげられなかったこと。

私が帰宅してしばらくしてから体調が急変したのも、その間のストレスがあったのかも知れないと。

淋しかっただろうなって。

今日書く事は支離滅裂になってしまいますが許してください。

どうあらわしてよいのか全く分かりません。

 

今は思うのです。

形として生きているすべての命は「生きているうち」がすべてなのだな、と。

自分が日々を悔いなく生きる事ばかり考えていたように思えます。

毎日毎日、愛する者に何らかの形で愛を伝えておかなければ

死んでしまってからでは遅いって思うんです。

生きている事って、素晴らしい事であり

また、反面とても辛い事でもあるのだなって。

最期、ご飯はおろか、水さえ自分で飲めなかったロッキーは辛かっただろうね。

息が止まった時、とても安らかな顔になったのは、身体という物体から離れて

楽になったのだなと感じます。

 

彼にもらった沢山の宝物の意味を考えて、涙が乾くのは今少し先になりそうです。

 

ロッキーの身体から命が抜け出した翌朝。

空にはホワイトカーペットが広がって、南から北へ流れ

ロッキーの行く道を作ってくれていました。

亡くなる数日前、彼はどんな光を見ていたのでしょう。

お日様の光に照らされたロッキーは気持ちよさそうに目を細めていました。

 

ロッキーとして永遠の眠りについた身体は、翌朝になっても暖かく

本当に死んでしまったのかと、何度も心臓に手を当ててみました。

お花の匂いを嗅いでくしゃみをして目を覚ましそうでした。

なくなった後の写真はどうかなと思いましたが、安らかだったので載せます。

本当は私の好きなコスモスで満たしてあげたかったのですが

数件回ったお花屋さんには、コスモスの鉢植えさえありませんでした。

 

ありがとう、バイバイ、ロッキー。

10月11日、ワンワンの日(笑)

(イイ日)の旅立ちでした。

今は小さな骨壺の中に入っています。

最初は共同墓地に埋葬してもらおうという話になったのですが

どうしてももうしばらくそばにいたいと思い直しました。

今まで、死んで灰になってしまったモノには何の意味もないから

海にまいてくれ、と豪語していた私の、周りの人に対する思いやりのなさを感じました。

この辺りの意識も多少なりと変わったかも知れません。

写真は写真館をやっている広島の実家に行った時

弟がスタジオで撮ってくれたものです。

遊び心は私と同じ弟が、

WAN!OF THE YEAR 2002 と書いてくれています。

2002年8月ですから、生後半年の子犬の時です。

緊張したのか、この後おしっこを漏らしたのを今でも覚えています。

この頃に初めて足をあげておしっこをし始めたことも。

 

それにしても、涙というのは涸れる事はないのでしょうか。

 

ロッキーの話はしばらく出てしまうと思いますが

次に記事にする時は、楽しい事を書きます。

 

ありがとう

つる姫

 


私の好きなものは笑顔。笑顔は世界を救うと信じるつる姫のブログです。

コメント一覧

つる姫
ひとみさん
お返事遅くなってごめんね。
ありがとう。
後悔先に立たずとはよく言ったものだと
今回つくづく思ったよ。
神石にも何度か連れてったけど、新幹線でもおりこうだし
人見知りしないでいい子だった。
ひとみ
そうですか。今頃ロッキー君は秋の空を飛んでいるのかな?いろいろ後悔はあるだろうけど、とても幸せだった事は間違いないと思います。きっと「あんまり泣かないで」って言ってる。遠い神石からもいいところに行けるよう祈ります。
つる姫
BONさん
そうだったんですね、BONちゃん。
どのように埋葬するかゆっくり考えます。
とりあえず、あのまま連れて行かれておしまい、では
嫌だったんです。
自分がこんな気持ちになるとは、全く予想していませんでした。
ロッキーともっといっぱい遊んであげたかったと悔いています。
お外が大好きだったんです。彼は。
去年末私の身体が壊れて、ろくにお散歩にも連れて行かなくなっちゃった。
後悔ばかりです。
今はごめんねしか言えません。



つる姫
ふっきーさん
今日は外で散歩をしているワンちゃんを見て
また泣いてしまいました。
ペットロス症候群などにはならないと思いますが
お留守番してるのがかわいそうだから、出先でも気がかりだった気持ちが今でも残っていて、早く帰らなきゃって思っちゃうんです。
帰ってきてもいないんです。
ハウスのなくなった部屋がとても広いです。
沢山泣いてもいいですよね。
BON
私も涙が乾くまで数年かかりました。
お察しします。

じつはBON、共同の埋葬にしたのです。
貴女と同じような死生観を持っていた私はそれがごく自然のことだと思っていたから。
でも、ちょっと悔いています。

悔いています。
ふっきー
今日のブログを拝見して私も涙が溢れてしまいました。
分かっていても辛い気持ちは抑えようがありません。
つる姫さん、ロッキー君の為に沢山、涙を流してあげて下さい。
意味のない事なんてないのですから。
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