コロナのワクチンでも、肺炎のワクチンでも一切発熱などがなかった私。
この家に引っ越してきた直後に、子どもたちが順番に熱を出し、引っ越しの疲れもあったのか、最後に私がお熱を出したのは、およそ30年も前の事。
その後、どんなに子どもたちが熱を出そうがインフルになろうが、移ったこともなかった。
気が張っていた、ということもありましょう。
確かその後、一度、熱が出始めたので、即バファリンを飲んだら、一晩でけろっと治ったような記憶があるだけです。
心臓が音を上げるまで、私は元気だと思い込んでた。
首がまわらなくなったり、そんなようなことありましたけど。
心臓の弁が壊れていると判明した時に、担当医に言われました。
これまで、聴診器で胸の音を聞いてもらったりしたことはなかったのかと。
ありません。
なぜなら、風邪一つひかない人だったから。
心臓の弁が壊れて血液が逆流していれば、雑音があるのでわかったはずだと。
あの時に、不整脈が出なければ、そのまま何も知らないでぽっくり死んでいたかもしれず、
身体がSOSを発信してくれて、今も生きているってことでしょうか。
ちなみに健診は毎年受けてて、心電図に右脚ブロックという、それ自体は害のない物が出始めた時期は、大体覚えています。
かかりつけのお医者さんは、これは気にしなくていいといってましたが、今にして思えば、ひとつの兆候だったのかなと、素人考えで思います。
健診で問題はなくても、子育て真っ最中の時は、ものすごく疲れやすくてだるくて、それは、自分がただの怠け者だからだと思うようにしていたのですが、ほんとは心臓が悪かったからかも、と。
その時はかかりつけのお医者さんを信用できなくなりましたが、早くにわかったとして、治療に影響があったのかどうかは、わかりません。
話が逸れましたが、それほど、熱が出ることと縁のなかった私。
考えてみれば、発熱するというのは、何らかの基礎疾患があるという事もあるでしょうが、感染症などでは、感染に伴い体温中枢のセットポイントが上昇すると、体温が上昇(発熱)して、発熱により感染に抵抗する力(免疫力)は高まり、病原体(細菌やウィルス)の力は弱められるということだそうです。
なので、無理に熱を下げるのはダメとか聞いたこともありますが、子どもの熱が出たときなどは、脳に障害が出たりしないか、ものすごく不安ですよね。
今回測った限りでは、38度台まで行くことはなかったので、解熱剤も使用せず熱は下がりましたが、まだ鼻水が出て、咳も少し出始めたので、のどに炎症が残っているのだろうかと思うので、ぬるま湯程度でうがいをするとか、マスクして様子見ようと思います。
のどが荒れていると、ウイルスが入りやすいとかも聞いたし、これをきっかけに他の感染症にかかっても怖いですからね。
咳が悪化するようなら、熱もないことだし、耳鼻科に行こうかなと。
普段元気な人ほど、健診はまめに受けられた方がよろしいかと思います。
私はまさか心臓を病むなどと思ってもいなくて、このありさまですから。
ただし、生活習慣には気を付けていましたよ。
でも、無茶苦茶な食生活してても元気(そうな)な人もいますからね。
どうせなら、自覚症状のない病気で一気に・・・が、ましだと思うほど、身体がつらい日もあります。
そんな日は心もやられます、当然。
こんなにまじめに生きているのに、と思うより、何かの罰が当たっていると思う方が気が済むような。
何が真面目なのか、どんな人が善人なのか、知りませんが。
といいつつも、何故か私は先を見て生きていますよ。
死を意識した日があったからこその今っていうのも、なかなか体験できるものではありません。
死ぬのは、命あるものの当たり前ですもの。
死というのは前からやってくるのではなく、振り向いたらそこにあるもの。
熱を出してみて、色々な事を考えた二日ほどでしたが、今朝の体温は36.1度でぎょざいます。
考えてみると、日曜夜の得体のしれない気分の悪さは、怖くて測らなかったけど、38度以上の熱のせいだったのかも?
発熱の感覚すら忘れてしもうた私の見解です。
そういえば、小さい頃はよく熱を出していて、熱が出たときにいつも同じ夢を見ていた。
その夢、今でも覚えてます。
昔のことはよく覚えているお年頃。
そんな私の病み上がりの一枚は
躍動感ある若冲の鷲の絵を見て描いてみたのですが、(爆)です。
若冲様は当然実物を観察して描かれたのでしょうが、平面でしか見ない私にはどこがどうなっているのかわかりません。
この世にあるものすべてには、形や裏表もあり、平面である絵でそれを感じさせられるようなものが表現出来たらなということ、それと、模写というものがいかに勉強になるかという事も、身をもって理解できた気がします。
これは模写でも何でもないですが、作者の息遣いに触れるような気がしました。
しかし、詳細をもっとよく見るために、サンタさんには拡大鏡をプレゼントしてほしいです。
できないことがあると悔しいけど、ワクワクするような気持にもなれるのが、不思議。
それも、さんざいろんな目にあってここまで生きたご褒美の一つかな。
年を重ねること自体は、決して悪いことではない。
アンチ、アンチエイジング!
今日の言葉
できない事をやらない限り
できるようにならない
福島正伸
この方どなたか知りませんが言葉だけお借りします。
「しなければいけない」と思って行動を起こすのは苦痛ですが、挑戦することの先に、楽しさがあると思えば前向きになれます。
できないことに挑戦し、楽しめる人とそうでない人では雲泥の差がでます。
わたしにとっては、ボーナスチャレンジ、といったところでしょうか。
消化の良いものばかり食べていたのに、何故かおなかの調子が悪いですが、これもまた何らかの反応なのでしょう。
悪いものは排出しましょう。
ご訪問頂きありがとうございます。
感謝をこめて
つる姫