ただただ耳や心、魂に心地よいから流しています。
MozartやBachなどは、音楽室に飾ってあった肖像画の思い出。
あの頃の男性は、日本人のちょんまげのように、髪を長くしてパーマでもかけておられるのかと思ったら、あれはヅラだったようですね。
それから、高貴なご婦人方のモリモリのアップの髪型のために、ホールの入り口の高さを高くしていたとかいう話も聞いた様な。
素人の私がクラシックがよいと感じるのは、歌詞がないからだと思います。
歌詞のある昔の歌を聞くと、その歌がヒットした頃の自分を思い出しますし、感情移入もしますから、
良くも悪くも感情が乱れることもあります。
昔々、私の波乱万丈が幕開けした22歳の頃の事。
アルバイト先で、少し年上の男子数名と知り合いました。
仲間的な付き合いでしたが、そのうちの一人、確か司法試験を目指していたような記憶もありますが、その男子が
一本のカセットテープをくれました。はい、カセットテープの時代です。
それが、荒木一郎さんのアルバムでした。
私の年代がギリで知っているかもという荒木一郎さんですが、何か事件を起こしたことがあって、そのイメージが払拭できなかった純粋な私。
ヒットした彼の曲は知っていましたが、よいイメージのなかった彼のアルバムをじっくり聴く気にはなれませんでした。
絶対いいからまあ聞いてみてくれ、と土下座されて、しょうがないわねと聞いてあげることに。
オフコースやら八神純子さんやらの時代（すでに古い）いまさらの荒木一郎。
四畳半一間トイレ共同のアパートで、ラジカセにテープを入れました。
なんと聴いているうちに、すっかりはまりました。
中でも、心に沁みる一曲があったのですが、あれから40年。正確には42年。
何十年も忘れていたその歌、歌詞は覚えてるのにどうしてもタイトルが思い出せなかった。
この数日、同い年の長渕君を聞きがてら、YouTubeを必死で探して、やっと見つけました。
https://www.youtube.com/watch?v=LwY-iApYJOw&list=RDLwY-iApYJOw&start_radio=1
だまされたと思って聴いてみて。
いいと思うのは、団塊から私らの世代の方かなとも思うから、だまされる人が多いかもしれないですが。
映像を見て、志村けんさんとかぶったけど。
それが一番の思い出の歌でもありませんが、司法試験を目指す男子や小説家になりたい雪駄の男子たちと安い居酒屋で夢を語ったあの頃。
三角、四角関係のような人間模様もございました。
当の私は全然違う人を見ていました。
暗に過去の栄光を語る。
爆
昭和は遠くなりにけりですが、私はとてもよい時代に生まれて生きてこれたと思います。
なんか、若者に今とは違う種類の夢があったような。
今は淋しいおばさん。
この年になると思い出話が増えますが、さて、昨日の晩御飯はなんだっけ。
昨日の夕焼けです。
台風は東北の方に？
どうぞお気をつけて。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
感謝をこめて
つる姫
