昨日は、ほんとに久しぶりの娯楽的おでかけ。
キャノンギャラリーで開催中の企画展に行ってきました。
日本の文化財を、最新のデジタル技術と京都伝統工芸の技とを合わせて、忠実に再現した複製品の展示です。
デジタルカメラで文化財を複数に分けて撮影して、色をオリジナルに合わせてカラーマッチングをし、特別な和紙や絹地に印刷して立体感を出したものに、金箔、金泥、雲母を伝統工芸士が手作業で貼り付け再現した、という作品。
普段はガラス越しでしか見れない有名な作品が、数センチまで近づいて鑑賞できます。
まあ、複製品、と言ってしまえばそれまでかもしれませんし、これを本物として飾ってあってもたぶん誰も気づかないと思いますが、久々の美術鑑賞では、絵や屏風のすばらしさはもちろん、技術の進歩の方に感動いたしました。
この等伯の松林図屏風は、本物は国宝だそうですが、これがプロジェクションマッピングになっていて、絵の中に雪が舞い、日が昇り、鳥が飛んできて止まり、去っていく光景を見ることができます。
切手になった時、買いました。菱川師宣の見返り美人図。
師宣は縫箔師だったそうですね。着物の細かい表現は得意であったでしょう。
竹に虎図襖
う~む、虎が笑うか?
どうでもいいけど。
若冲の樹花鳥獣図屏風
奇想の絵師と呼ばれる若冲ですが、屏風はモザイク画法、升目描きと称される手法で描かれています。
風神雷神図屏風
など、8点の作品が展示されています。
高精密複製品、科学や技術がこのようなことに使われるのは、大歓迎です。
品川のキャノンギャラリーでこの16日までやってます。
わざわざ遠くから見に来られるようなものではないと思いますが、無料ですので、お近くに来られたら足を運んでみてはいかがでしょう。
撮影、SNSOKですので、書かせていただきました。
さて、医者以外で思い切ってお出かけした私ですが、これで堰が切れました。
これから、どんどん出て行こうと思いました。
帰りには、美味しいパンやお惣菜を買って、これまた久々の贅沢。
世間様は今日から3連休だそうですが、私は連休はお絵描きしております。
今日の名言
「いいかい、怖かったら怖いほど、逆にそこに飛び込むんだ。」
岡本太郎
まあ、事と次第によります。
山に登られたりする方は、クマに気を付けてくださいね。
すたこらさっささのさ。
ご訪問頂きありがとうございます。
感謝をこめて
つる姫