そういうのが、苦手な方はスルーされて結構です。
皆さんは、ボランティア活動をされたことはありますか?
ボランティアといえば、近年では、誰が名付けたか、スーパーボランティア尾畠春夫さんが、山で行方不明になっていたお子さんを救出して、話題になりましたね。
マスコミに騒がれるも、マイペース。
決して信念を曲げずに、ボランティア活動に余生を注いでおられます。
東海道から歩いて大分まで帰ろうとされるも、周りに騒がれすぎて断念。
本当に気の毒だと思いました。
マスコミ初め、道中邪魔になるものを差し上げる一般の皆さんも、もう少し想像力を働かせて行動できなかったのかと、旅の好きな私は残念に思いました。
旅に荷物は少ない方がいいに決まってる。
尾畠さんには、思いを遂げて欲しかった。
それでも尾畠さんは、その件に関しては、一切批判めいたことはおっしゃらなかった。
さて、かなり前の事ですが、アメリカでは、学校の授業の一貫で、ボランティア活動をする、というのがあると聞いたような気がします。
日本ではどうなっているのか、少し調べてみたのですが、すいません、的確な答が見つけられませんでした。
困っている人を助ける、という考えてみれば当たり前のような行動ですが、困ったときはお互い様、という相互扶助、大袈裟なことではなくても、日常的にできることはたくさんあるのではないかとも思います。
授業として、実際に体験してみるのが1番かもしれませんが、家庭内でも日頃から、そういう話をすることが、入口だとも思います。
お互いさまの気持ちとか、塾や習い事だけではなく、道徳や情操教育は人間形成にとても大切なものではないでしょうか。
しかし、そういう私は若い頃、ボランティア活動などにほとんど興味がありませんでした。
自分の夢が1番大事。周りに目を向ける優しさなどなかったのでしょうか。
それもまた人それぞれの考え方なので、否定される事でもないでしょう。
人様に迷惑をかけるようなことだけはしなかったように思いますが、、、。
子育て一段落したあたりで、ボランティア活動に興味を持ちました。
自分に出来そうなことは、有志が集まっての、町のゴミ拾い。
その時は思っただけで、行動はできませんでした。
言い訳になりますが、一人で参加するのが気恥ずかしい、という気持ちもありました。
一緒に行ってくれるお友達がいたら、参加したかも知れませんが、私の周りにはそんな話を持ち掛けられるような友達はいませんでした。
実家に帰ったときに、母にその話をしたことがあります。
私は、母が当たり前に、同意してくれると思いましたが、
その想いに反して、母はこう言い放ったのです。
「お母さんは、つるにそんな事をしてほしくないよ」。
母は、娘に汚いゴミを拾うような事をさせたくなかったらしいです。
価値観の違いに、かなりショックを受けましたので、以来母にはその話はしないことにしました。
もし、私のこども達がボランティアに参加したいと言ったら、私なら誇りにさえ思うのに。
息子は学生の頃、朝早く近隣の散歩がてら、ごみ袋を持ってゴミ拾いをしていた時期がありました。
毎日毎日持ち帰る、多くの吸い殻や、お菓子などのゴミをみて思いました。
汚いものを集めて来る息子の心は、その分だけ美しくなっていくのだろうと。
まあ最終的にそのゴミは、私が分別してゴミに出したのですけれど(笑)
「ボランティア活動は、自発性に基づく行為であり、かつての慈善や奉仕の心にとどまらず、地域社会への参加や自己実現、相互扶助、互酬性といった動機に裏付けされた行動である」。
ボランティア活動にも色々ありますが、いずれにしても感謝されるためにすることではないでしょう。
社会奉仕に意義はあるけれど、結局は自分自身のためになっているのではないか、と感じます。
人って、してもらうより、してあげる、させていただける方が、より大きな喜びや満足につながるのでは。
自己満足、と言われたらそれまでですが、自身の心、魂を磨くことになるのでは。
以前少し書きましたが、私は瀬戸内の島に2ヶ月ほど住んでいました。
毎日海岸に流れ来るゴミを、町役場の人に相談してから、一人でゴミ拾いをしていました。
相談したのは、拾ったゴミの処理をどうするか、ということがあったからです。
町役場の方は、大きなごみ袋と拾う用の火ばさみを貸してくださいました。
このことは、もう一個のblogに書いてます。よろしければそちらで。
ここ湘南でも、日曜日などにゴミ拾いのボランティアらしい人たちがいると、どうやって参加するのか、何度も聞こうと思いましたが、思っただけで終わりました。
瀬戸の島では、ゴミ拾いをしているところを人に見られる事がほとんどなかったので、出来たようにもおもいます。
そうなんです。私は恥ずかしがり屋なんですよ。
いかにもいいことをしている的に見られるのもいやだし。
島では誰もいない海岸で、もくもくとゴミを集めました。
ゴミを見ると、社会がわかるな、と感じました。
こういうことを、こども達にやらせるべきだとも。
そして、感想文を書かせる(笑)
ゴミを拾うというボランティア活動を通じて、たくさんの事が学べるはずです。
そして、そういう経験をしたら、ゴミをポイ捨てする人間にはならないんじゃないかな、とも。
ゴミ拾いの話にばかりなってしまいましたが、ボランティア活動も色々あります。
自分の出来ることを、自分自身のためだと思って一つでもやってみるとよいのでは、と思います。
私は手術してから一度、猫のシェルターでボランティアを体験しましたが、自分には無理だと思いました。
保護された猫ちゃんたち。
警戒心の強い子もいましたが、多くの猫ちゃんは、なんの疑いもなく足元に擦り寄ってきて、
体力的にはもちろん、精神的にもこのボランティアは続かないな、と思った。
続けておられる方には、尊敬の念しかないですし、あのような場所がいかに壮絶か、多くの人にみてもらいたい。
なぜに今日この記事を書いたかと言いますと、私がこの数年、社会奉仕、社会貢献を何もしていないな、と感じたからです。
こどもは自立、自身は働きもせず、だらだらと。
それが許される高齢者でもない(爆)
コロナって、ほんとに厄介なものですが、人と人とのつながりや、一人の人間の行動が、周りに及ぼすこととか、そういうことを改めて考える機会を作ってくれたと思います。
そして、そういう事をきちんと考えて、社会がすこしでもよい方向に向かうことができれば、コロナに打ち勝つ事にもなると思います。
ボランティア活動もそれにつながるものがあると思います。
広い意味では、特別なことではなく、日々いつでも誰にでも出来ることだろうと思いますが、いまのつる姫、社会的価値あるんだろうか。
でも、こたろうも家族もおりますし、少しは役に立っているのではないかと思うようにして、日々を紡いでまいります。
長くなりましたが、今日も暑いです。
どうやら、隣のうるさいおじさんが引越しするようです。
昨夜も夜中2時前後にバタバタしてて、引っ越しでもするんかいっ!と思ってたら、ほんとに引越しするみたい。
もっと早く出てって欲しかったよ(笑)
このアパートも一気に空きが二軒です。
瀬戸の島にいたときの作品です。
あの時は雉がうるさかったけど、のどかなものでした。
今日も異常な暑さ。9時ですでに室温32.6℃。
今日もつつがなく過ぎますように
感謝をこめて
つる姫
私の好きなものは笑顔。笑顔は世界を救うと信じるつる姫のブログです。
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