ややこしい人間模様が見えてきたmixiをやめて、blogに移行したのですが、始めのころは、写真とポエム的なほんわかしたものでした。
旅の話、バブルや留学の体験、それから病気、入院のエピソード、日々の出来事など色んな事を綴りました。
この10年の記事は、ネガティブな内容も含め、自分の宝物になっています。
人様の目にも触れる日記のようなものですが、読み返す機会があると、過去は先生だな、と思うのです。
今日は少し長くなりますが、過去の投稿から一部抜粋して貼付けますので、よかったら最後まで読んでください。
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災難にあう時節には 災難にあうがよく候 死ぬ時節には 死ぬがよく候」
これは、災害に遭った友人に良寛がおくったものだそうです。
その意味は、「災難にあったら慌てず騒がず災難を受け入れなさい。死ぬ時が来たら静かに死を受け入れなさい、これが災難にあわない秘訣です」ということです。
聞きようによっては随分と冷たい言葉です。
「大変でしょうが、頑張ってください」とは誰でも言えます。「頑張って」の一言も書いていませんが、受けとった方はきっと、「そうだ、この災難の中で生き抜いていくしか道はないのだ」と思われたに違いありません。
良寛さんは、腹を決めて現実を見捉えることが、迷いから抜け出る最良の方法だと言いたかったのです。グチグチと悩んでも生活は変わりません。とにかく与えられた試練を乗り越えなければなりません。
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この記事を載せた6年前、手術後、退院してから始めて電車ででかけたときに、久々の電車と緊張のあまりか、少し具合が悪くなったようです。
その時に下りた駅の近くに咲いていた満開に近い桜を見て
散る桜 残る桜も 散る桜
という、良寛さんのこの句を思い出しました。
自宅に戻ってこの句を調べていたら、上のような記事が出てきたのです。
あの時は、自分の病という現実に準えて捉らえたこの言葉を、そのままそっくり今の世の中に当て嵌めてみました。
災害や病気、今コロナ、それらをうけとめて腹を決めろとは、残酷で言い難いのですが、今こそみんなが腹を決めるべきと感じます。
どこか遠い場所で起こった災害や、他人の病気の話ではないのです。
同じ時期、世界中で、誰もが平等に同じ脅威にさらされています。
そして、多くの皆さんは、自分が感染したりさせたりしない努力さえすればいい。
でも、医療関係の方々はそうではないし、快適にステイホームができるのは、私たちの暮らしを支えるために物を供給してくださっている皆様のおかげです。
政府がどんな政策を打ち出してくださっても、誰もがこの状況を受け入れて腹をくくり、真剣に向き合って行かなければ、ダラダラと続くだけでしょう。
長くなるのでここでやめますが、過去の記事から教えてもらいました。
逃げても何も解決しないと。
それにしても、こんなことを書いていた、あれから私は何も進歩していない、いや逆に退化しているなと思うんですが、まあ、老化といった方がよろしいか。
いやはや、恐ろしい現実ですが、これまた逃げたらいけませんよね^^;
ただし、ボケたらよろしく。
広島風お好み焼き、おいしゅうございました🎶
腹ごしらえも、大事ですからね。
今日もつつがなく過ぎますように
感謝をこめて
つる姫
私の好きなものは笑顔。笑顔は世界を救うと信じるつる姫のブログです。
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