中国からの邦人帰国者におもいやりを、という文言でした。
予想はしていましたが、その方たちに向けて、差別的な発言がでているそうです。
もちろん、差別的な発言を擁護するわけではありませんが、それに対する政府や識者たちの言葉に、違和感を覚えました。
厚生労働省によると、帰国者たちを自宅待機とするのは、感染の確率が極めて低いからだとか、あるいは、冷静にインフルエンザなどの感染率や死亡率と比較すべきだ、などという。
でも、私たちは素人で、おまけに情報がどこまで本当なのかさえわからない。
不安だからこそ、こういう差別的な声が上がって来るのだと思います。
帰国者に思いやりをというのなら、私たちに対しても誠実に対応してもらいたい。
それこそ、日頃政府がやって来たことに信用できない部分があるから、多くの人がパニックになっているのではないかと。
また、検査も自宅待機も任意で、検査を拒否する方もおられたとか。
お互いさまなのではないでしょうか。
帰国者を受け入れたホテルを英雄のようにおっしゃっていますが、確かに苦汁の決断とも思えますが、従業員の方の不安はいかばかりか、と感じます。
決して、帰国した方たちへの差別発言を擁護するのではないと、重ねて書きます。
私が言いたいのは、そこではない。
安心のためにも、任意などといわず、強制的に検査を受けていただくべきだと思います。
それは差別でも虐待でもイジメでもないと思います。
帰国者の方の疲労や精神的苦痛は計り知れませんが、これは犯罪でも何でもない。
だからこそ、検査や自宅待機は、他の人たちへ対する思いやりをもって、受けたり守ったりしてほしい。
他の経路から感染は広がるかもしれないのですから。
つる姫のblogでは、批判的な事はあまり書きたくないと思いつつ、今は親として、ばあさんとして、守りたいものが増えて、今回の件は本当に不安で、ついつい書きました。
思いやりを。。。?それをいうなら、何事も誰に対しても同じ。
今回に限らず、弱い立場の国民に(そうでもない人もいますが)政府や識者の方たちは、つねに思いやりを持った言動をしていただきたく候。
昨日の富士山です。
一昨日の寒さが嘘のように、お散歩したら大汗をかくくらいの陽気でした。
今日も笑顔で過ごせますように
感謝をこめて
つる姫
私の好きなものは笑顔。笑顔は世界を救うと信じるつる姫のブログです。
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