今日もご訪問くださりありがとうございます。
昨日の東京は、48年ぶりの4月の寒さという事でしたが
北国では満開の桜に雪、という風景も見られたようですね。
絵的には感動的なもので、写真に摂れたらいいなあという衝動に駆られましたが
やはりこの頃の天気は普通じゃないな・・・とも感じました。
中国では大地震も起こりました。
人の手にはおえない自然の営みです。
地球に住まわせていただいているという感謝と
大自然に対する畏敬の念を失ってはいけないと改めて思います。
先日ご紹介させていただいた伊藤年一先生の「むしの顔」という図鑑を手に入れて
拝見しました。
まず、かなり苦労して撮りためられたであろう素晴らしい写真の数々。
そしてわかりやすい解説。
息子が小さい頃、虫博士になりたいと言うほど、虫好きでしたので
自由研究などに付き合って、女性である私もかなり免疫が出来ましたが
普段は目にも留まらない小さな虫たちの命の営みを見て
地球上に住む命の一つである人間の事を考えました。
今日のブログは小難しいのでご勘弁を
つる姫的解釈ですが
虫は種の存続のためだけに進化してきました。
食べるものを得るため、交尾の相手を探すために視覚や触覚などの器官を進化させ
そのためには戦うこともあるけれど、決して殺し合いはしないのではないかと思います。
また、天敵を欺く、つまり自分の命を守るための擬態や攻撃方法などをみると
いじらしささえ感じますが、彼らにとっては
いじらしいなんて生半可なものではないのでしょう。
さて、人間はどうなんでしょう。
虫に限らず、花や草自然に生きるもの達の命の営みを見ることはとても意味のある事と思います。
特に幼少時代に、塾やゲームにはまることなく
土にまみれて遊ぶと言う、昔なら普通の事が少なくなってきた現代。
世の中の異常な事件の数々を見ていると
人間はある時代から退化しているかのようにも思えます。
道具を使うことによって、食べ物を得る動物もいますが
ヒトは道具やモノを増やし過ぎて、生きる本来の目的を見失っている気がします。
じゃあ、生きるってなに?
大宇宙の中、奇跡が重なってできた地球で命を生きる同志たちが
地球という惑星の命の営みの流れの中で生かさせてもらっていると考えれば
宗教や人種、思想に関わらず平和に暮らしていけるはずなのではないでしょうか。
秩序を乱しているのは誰なのでしょうか。
天候が不順なのでも異常なのでもなく、すべて地球の命の営みなのではないでしょうか。
確かにCO2を増やしているのは人や家畜でしょうけれど
CO2を必要としている命もいるのです。
伊藤先生の図鑑をきっかけに、妄想も広がり
もっともっと色んなことが学びたくなりました。
そして、私にできる小さな事を積み重ねてすべての命を尊び
地球とともに生きていきたいなあと思いました。
それは大げさに聞こえるかも知れないですが、
まず自分の命を大切にする、というシンプルな事だと思います。
今朝は久々の青空です。
日差しの温かさ、太陽の恵みを感じますね。
あったかいにゃ~~~。
手のひらを太陽に、透かしてみませんか
素敵な一日をお過ごしください。
感謝をこめて
つる姫