爽やかな日曜♪とはいかないようですが、まあまあの青空がのぞくサンデー今日は私の25回目の出産記念日です
何度か記事にしましたが、私は当時ボストンに住んでいて、息子の出産予定日は10月16日でした。
広島の母が、手伝い?に来てくれることになっていて、10月1日から31日まで滞在の予定でした。
というのも、その頃映画やCMの撮影の仕事をしていた弟が、ちょうどこのタイミングで、カリフォルニアに仕事があって、
そのついでに(と言っても、西海岸と東海岸なんですが)母をボストンまで連れてきてくれることになったのです。
東京駅からでさえ、降りたホームの場所から身動きできない田舎者の母が、ましてボストンに一人で来れるはずがない(笑)
ま、そんなこんなで10月1日にふたりの田舎者がボストンくんだりまで無事到着。
しかし、予定日は16日。しかも、初産なので遅れる可能性もある。
なので私は、毎日毎日お腹の中の息子に向かって
「ばあばが来たらすぐに生まれてきてね」と念仏のように言い聞かせ続けていたのです。
ボストンのローガン空港から3,40分かかって自宅に到着。
しかし実は、二人を空港に迎えに行く頃から、結構なお腹の張りを感じていたんですよ。
ちょっとの時間話をして、二人も長旅で疲れているだろうと、みんながお布団に入った頃。。。
うそっ・・・お腹の張りが、規則正しく10分おきだぞ。ほんとふしぎ、きちんと同じ間隔でく~~っ!とくる。
これは、ヤバイかも、やばいというか、いよいよかい!
みんな疲れているのに申し訳ないなあ、とA型の私は遠慮しながらこっそり時計とにらめっこしていたのですが、いや、ここで
遠慮してたら、いかんなあと、まず主人を起こして、日付が10月2日に変わったころ、とりあえず病院に電話をしました。
もうしばらくお腹の張りの(これが陣痛というものだったのだが)間隔をみてくれと言われましたが、その間隔は短くなる一方。
ああ~~ほんまにいよいよだあ~~~。
仕方ないので眠ったばかりの母と弟も起こして、夜中の3時過ぎに病院に入りました。
まだしばらくは生まれそうにないから、と主人が疲れている母と弟をいったん家に連れて帰りました。
が、そこからが結構長かった。
のかどうか初めてだったからわかりませんでしたが、病院に入って約12時間後の10月2日午後4時10分。
3650グラムのジャンボな男の子が誕生したという事です。
同じ日に他に2人の赤ちゃんが生まれましたが、うちの子が一番でかくて、お母さんは私が一番小さかったです。
他の二人のママは、まだお腹に赤ちゃんがいるみたいなお腹でしたが、私は産んだとたんにお腹ペタンコでした。
3日にはカリフォルニアに戻らなくては行けなかった弟も、甥っ子の誕生の日に立ちあえたのです。
弟は背が高いので、アメリカ人の看護師さんからさえ「あの背の高い人はだれ?」と聞かれました。
北の方にあるボストンは、もう紅葉が始まっていました。
なんというもの凄いタイミング。
親、祖母、叔父さん想いのいい子だなあとその時は思いましたが・・・・・てんてんてんてんつくですな(苦笑)
お世話してくださった看護師さんが、あなたはとてもよく頑張ったわ、素晴らしいわ、と勤務が終わって帰る前にわざわざ言いに寄って
くださったのを、今でも嬉しく思い出します。アメリカ人は本当によく褒めてくれます。
大人になると褒めてもらえる事が少なくなる。あったとしても「お世辞」みたいな感じの事が多いですもんね。
25年前の今頃は、ボストンの病院だったということです。
時差があるので、生まれた時日本はすでに3日になっていたんですが、誕生日が10月2日であることに変わりはありません。
25年。
長い時間ですが、あっという間だったような気もします。つうことは、私は34歳で初産だったのですなあ。
妊娠中もお産も問題もなく、ありがたいことでした。
この年月には色々ありましたが、特にこの2年は本当に色々ありました。
今年の前半は、まだ精神的肉体的に辛かったですが、この節目を越えてますます充実した人生になる予感です。
いや、そうなるように、これからもますます頑張って行こうって思います。
マグロのように生きよう、なんておとといの水族館で思ったような気もしますがww
自分の事ばっかり書いてすいませんでした。
出産にも色んなエピソードがあるものですが、お産って、赤ちゃんの脳から何かしらのホルモンが出て始まるんですよ。
お母さんの意思ではなく、赤ちゃんが「さあ、今から生まれるぞ!」と思って生まれてきてくれるんです。
育児放棄や虐待なんて考えられないほどの、母と子のきずながあるはずなんですけど。
だってお腹の中に10ヶ月もいるんですよ。
私が証明したように、お腹の赤ちゃんは、ちゃんと外の世界の声を聞いて成長しているんです。
今日の言葉
沢山の奇跡が積み重なって宇宙が生まれ、星が生まれ、地球が生まれ、そしていのちが生まれてきたんですよね。
すべては全知全能の神様の贈りもの。
だからすべてのいのちを大切にいないといけないんです。
Y子様が写してくださいました~~♪
わざとシルエットにしました。
私は単独行動が多く、自分の写真がほとんどないので、うれしいです。
かめをかめらでとるつる。
つるはせんねん、かめはまんねん。えんぎがよいですぞ。
またしばらく留守にすると思いますが、執筆活動は・・まあまあ。
素敵な一日をお過ごしください。
感謝をこめて
つる姫