昨日、友だちの事を書いた後、テレビ番組で、そのような事を取り上げているのを観ました。
何とも良いタイミングでした。
ちょっと最初を見逃したのですが、人は生き延びるために集団を作ったというような事でした。
例えば一人で狩りをするよりも、集団で作戦を作って獲物を追った方が、成功率も高くなる。
他の動物とは違って、人間は色々な集団を渡り歩く事が出来る。
例えば学校という集団、会社、習い事など。
出会って友達になれるかどうか、その根底にある事。
特に興味深かったのは、マウスによる実験です。
しばらく一緒にいた数匹のマウスのうち、ある日一匹だけ、仕切りの向こうに隔離します。
間仕切りの向こうには、複数のマウスが一緒にいるのが見えます。
一匹だけ隔離されたマウスは、最初のうちは、みんなの所に行こうと、間仕切りをかんだり、下の方を掘ったりしますが、数日後には何もせず、ぼ~っとしているだけになりました。
なんでも、脳内のホルモンの働きが原因のようで、その状況を受け入れたということだそうです。
いつも思うのですが、マウスって気の毒ですよね。特に悪い方に選ばれるマウス。
この実験では一人ぼっちにされたマウス。
また、お子さんが相手を思う気持ちを育む過程、幼い頃の遊びなどが深くかかわるというような事も実験されていました。
それを見ていて、いろいろな情緒とか、相手を想いやる気持ちは、幼い頃からの環境ではぐくまれて行くのだろうなと。
女の子がお人形にミルクを上げたりお洋服を選んだりするのも、相手の気持ちになる、という無意識の行動。
こういう気持ちは、ある程度の年齢にならないと、生まれてこないものです。
一人っ子はよくないと言いますが、兄弟姉妹が喧嘩をしたり、助け合ったりして育つことは、大切な事なのでしょう。
もちろん、一人っ子がダメっていう事ではないですよ。事情も様々です。
子どもの遊びは、こころの形成に深くかかわるのですね。年齢にあった遊びやおもちゃを提供してあげたいものだな、と思いました。
支離滅裂になりますが、この番組をたまたま昨日観て、色々想ったわけです。
私だって、昔は友達も仲間もいて、集団に属して生きてきて、今になってこういう状況にあり、それを受け入れて暮らしているわけです。
孤独というのは、身体の痛みと同じものなのだそうです。
積もり積もれば、病気にもなるでしょう。
深層心理では、こんな状況を求めてはいないのかもしれません。
でも、仕方ないんですよね。この環境で生きるしかない。
これまたたまたまですが、同じ昨日、ストーンヘンジの謎に迫った番組も観ました。
これも大変興味深く、集団で助け合って暮らしていた時代のロマンでした。
上下貧富の差も、リーダーのような存在もなく、違う地域の人が集まって力を合わせて作り上げた場所。
その目的は、私が漠然と思っていたものとは全く違っていました。
書きたい事はたくさんあるのですが、とりあえず、今日も私は孤独に生きます。
笑笑笑
ただ、この孤独は不幸ではありません。
暑くなる前に散歩しとこ。
急いで書いたので、訳ワカメ。
ご訪問ありがとうございます。
感謝をこめて
つる姫