RAKUGAKI

私の絵日記

読んだ読んだ

2009年01月09日 | Weblog
はぁ~。昨年末借りてた本。児童図書だから一気に、と舐めてかかったが。甘かった…字は細かいし、本分厚いし。「オリヴィエ少年の物語3部作(ラバ通りの人びと、三つのミント・キャンディー、ソーグのひと夏)」ロベール・サバティエ著 堀内紅子/松本徹訳、まぁ歯ごたえのあることあること。本当に児童図書の棚から借りたんだっけ?これを完読する児童って?中・高生ならいけるか?私がいけてないだけかも。捗らないのに、続き気になるし。1930年代のパリ・モンマルトルで孤児になったオリヴィエ10才。近所に住む従兄弟夫婦が預かってくれる(1部)。結局はお金持ちの伯母一家に引き取られる(2部)。夏、両親の故郷ソーグへ。祖父母、叔父とひと夏暮らす(3部)。と言うことなんですが。パリ下町の懐かしさ溢れる時代背景。私パリは勿論ヨーロッパ行った事ないんですが。そう感じさせられる。いつか読んだ「パリで一人ぼっち」よりは後の時代だけど、その続きのパリ見てるような。ソーグは田舎(故郷って意味も含め)だって事で又、懐かしい風物人情。読みきって良かったわぁ。映画見てるようだった。巻末の付記も凄く勉強になった。パリの区割り地図写したり。あ~行ってみたいよ、パリ、Paris。「きいろいゾウ」西可奈子著 リクエストまでして借りたのに、読み始められずに居た。でも「返却日迫ってる…」と思ったら一気に読めた。作者の根幹をなす作品だと言うので是非読みたかったんす。黄色いゾウが出て来る童話と同時進行。甚六宅で読んだ「願いをかなえるゾウ」と混同しがちで苦笑。似たようなもん?イヤイヤ、あっちはガネーシャとか言う神様だったも。いや~読書っていいですよねぇ~。
コメント
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