またまた昼過ぎまで寝てしまったピロEKです
そこから今までの時間「たかじんのそこまで言って委員会」を観た以外には何もしていません。
…天気良いのになぁ
ということで本日2010年12月5日(日曜日)寝る前の更新に引き続き二度目の更新。
以下は映画観賞記録です。
「ザ・ウォーカー」
(監督:アルバート・ヒューズ、アレン・ヒューズ、出演:デンゼル・ワシントン、ゲイリー・オールドマン、ミラ・キュニス、2010年アメリカ)
TSUTAYA DISCASさんから「プレシャス」と一緒に届いた作品。2010年11月6日(土曜日)の夜に観賞しました(ブルーレイ)。
ストーリー
文明が崩壊した近未来。その荒廃した世界で、一冊の本を運びアメリカ大陸を西に向かって30年も歩き続けている男イーライ(デンゼル・ワシントン)。ある日イーライが立ち寄った町には独裁者ビリー・カーネギー(ゲイリー・オールドマン)が君臨、部下の無法者たちにとある本を探させていた。
詳しくは…http://www.thewalker.jp/
ピロEK的感想&点数
核戦争だか何かで文明が崩壊してしまい、暴力が支配する世界が舞台で活躍する強い男のお話。
と聞いて過去の作品で類似に思えるのは「マッド・マックス2」とか「マッド・マックス3」、「ポストマン」とか、そういった類。他には「マッド・マックス2」の亜流として「北斗の拳」とかね。
…「ポストマン」の主人公はあんまり強く無いか
…っていうか、最近はブログ内で何故か「ポストマン」を引き合いに出す事が多いなぁ(※例えば「ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション」の記事をご参照ください)
「ポストマン」の話はさておき、この映画「ザ・ウォーカー」は最近ちと流行りのコミック的な映像の作りというのを採用していて(※コミックが原作でも無そうなのにね)…ビジュアルはかなり面白く好みです
言われてみればアメリカンコミックの印刷紙面を考えたかのようにも思えるトーンを抑えた感じとか、言われてみればコミックっぽいカット割りとか…そう思って観ると映像は最も力が入っている部分なようです。メイキングにはスタッフとして参加したコミック作家の方が書いた絵コンテだかストーリーボードだかが出てきて、色々説明してましたが、裏方にしておくには勿体無い良い感じのビジュアルを元に映像を作っているみたい
ブルーレイに特典映像で入っていた、カーネギーが子供の頃のエピソードをコミックで描いたものもナカナカに良い雰囲気のモノでお気に入りです
で、映画しか観ていない方へ…参考画像を探してみました
こんなとか、こんなとかです(リンク先の画像をご参照くださいませ)。
…如何にもコミック手法だった「300<スリーハンドレッド>」とか「ザ・スピリット」よりも、こんなコミック作家からの関わり方の方が好きかも知れません。
で、ストーリー。
まぁ途中から気が付くのですが…これは宗教が中心にあるストーリーです。
時間が更に経過すれば聖書にも組み込まれるようなエピソード…という体裁のお話。
私のような、それとは異教徒な人間からすれば…何言ってんのってな話ではあるんだけどね
あの程度の独裁者がこの本を手に入れたからと言って、人心が傾いて世界を手にするなんて事が出来るとは思えません…本があってあるって程度で何か起こせるなら、無くてもやれるだろうよ…とか思ったりしてな。本自体に聖なる神秘的な力があるのだとしても、それこそ彼には味方しないでしょうよ、と…まぁ現にそうなるわけだから、これは肯定的な感想になっちゃいましたかね
で、主人公イーライに起こった、ちょっと神がかり的な状況を除けば、失われてたライブラリが補完されたというだけのお話。
…そもそも聖書が全部焼かれるような状況って何よ
敬虔な信者の方からすれば…「こんな状況の中でも、こうやってこの信仰は引き継がれていくんだ」と、思うところもあるのかもしれませんね
この後の世界はこの宗教が全面支配…なんて言う強行な描き方でも無さそうですから(多分)、まぁ良いんじゃないでしょうか
はい、宗教批判にもネタバレにも私なりに極力注意して感想を書いて見た次第です。
という事で点数は4点(5点満点中)
作品のテーマらしき宗教部分は私には全く関係なく訴えてくるものもありませんでしたが、
映像は楽しめたし、単純な冒険劇としてもまぁまぁ楽しめました
無敵に近い主人公の活躍も、荒廃した世界で人間性を欠いた人々の描き方も、本の書き方が実はアレなんて部分も普通に楽しめましたよ
補足・蛇足
出演者について書いてなかったですね…
デンゼル・ワシントン…いつも通り。
ゲイリー・オールドマン…いつも通り。
ミラ・キュニス…マコーレー・カルキンの彼女らしい。
ジェニファー・ビールス…
「Lの世界」の予告編以来にお顔を拝見しましたが、半端ないアンチエイジング技術でも駆使されてでもいるのでしょうか、結構綺麗なままですね…古い流行りの顔ではありますけど
個人的には「フラッシュダンス」の頃よりも現在の方がイケます
と、こんな感じです。
…あ(サブタイトルの)角川書店グループの事書いていないけどまぁ良いか
ではこのあたりで
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そこから今までの時間「たかじんのそこまで言って委員会」を観た以外には何もしていません。
…天気良いのになぁ
ということで本日2010年12月5日(日曜日)寝る前の更新に引き続き二度目の更新。
以下は映画観賞記録です。
「ザ・ウォーカー」
(監督:アルバート・ヒューズ、アレン・ヒューズ、出演:デンゼル・ワシントン、ゲイリー・オールドマン、ミラ・キュニス、2010年アメリカ)
TSUTAYA DISCASさんから「プレシャス」と一緒に届いた作品。2010年11月6日(土曜日)の夜に観賞しました(ブルーレイ)。
ストーリー
文明が崩壊した近未来。その荒廃した世界で、一冊の本を運びアメリカ大陸を西に向かって30年も歩き続けている男イーライ(デンゼル・ワシントン)。ある日イーライが立ち寄った町には独裁者ビリー・カーネギー(ゲイリー・オールドマン)が君臨、部下の無法者たちにとある本を探させていた。
詳しくは…http://www.thewalker.jp/
ピロEK的感想&点数
核戦争だか何かで文明が崩壊してしまい、暴力が支配する世界が舞台で活躍する強い男のお話。
と聞いて過去の作品で類似に思えるのは「マッド・マックス2」とか「マッド・マックス3」、「ポストマン」とか、そういった類。他には「マッド・マックス2」の亜流として「北斗の拳」とかね。
…「ポストマン」の主人公はあんまり強く無いか
…っていうか、最近はブログ内で何故か「ポストマン」を引き合いに出す事が多いなぁ(※例えば「ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション」の記事をご参照ください)
「ポストマン」の話はさておき、この映画「ザ・ウォーカー」は最近ちと流行りのコミック的な映像の作りというのを採用していて(※コミックが原作でも無そうなのにね)…ビジュアルはかなり面白く好みです
言われてみればアメリカンコミックの印刷紙面を考えたかのようにも思えるトーンを抑えた感じとか、言われてみればコミックっぽいカット割りとか…そう思って観ると映像は最も力が入っている部分なようです。メイキングにはスタッフとして参加したコミック作家の方が書いた絵コンテだかストーリーボードだかが出てきて、色々説明してましたが、裏方にしておくには勿体無い良い感じのビジュアルを元に映像を作っているみたい
ブルーレイに特典映像で入っていた、カーネギーが子供の頃のエピソードをコミックで描いたものもナカナカに良い雰囲気のモノでお気に入りです
で、映画しか観ていない方へ…参考画像を探してみました
こんなとか、こんなとかです(リンク先の画像をご参照くださいませ)。
…如何にもコミック手法だった「300<スリーハンドレッド>」とか「ザ・スピリット」よりも、こんなコミック作家からの関わり方の方が好きかも知れません。
で、ストーリー。
まぁ途中から気が付くのですが…これは宗教が中心にあるストーリーです。
時間が更に経過すれば聖書にも組み込まれるようなエピソード…という体裁のお話。
私のような、それとは異教徒な人間からすれば…何言ってんのってな話ではあるんだけどね
あの程度の独裁者がこの本を手に入れたからと言って、人心が傾いて世界を手にするなんて事が出来るとは思えません…本があってあるって程度で何か起こせるなら、無くてもやれるだろうよ…とか思ったりしてな。本自体に聖なる神秘的な力があるのだとしても、それこそ彼には味方しないでしょうよ、と…まぁ現にそうなるわけだから、これは肯定的な感想になっちゃいましたかね
で、主人公イーライに起こった、ちょっと神がかり的な状況を除けば、失われてたライブラリが補完されたというだけのお話。
…そもそも聖書が全部焼かれるような状況って何よ
敬虔な信者の方からすれば…「こんな状況の中でも、こうやってこの信仰は引き継がれていくんだ」と、思うところもあるのかもしれませんね
この後の世界はこの宗教が全面支配…なんて言う強行な描き方でも無さそうですから(多分)、まぁ良いんじゃないでしょうか
はい、宗教批判にもネタバレにも私なりに極力注意して感想を書いて見た次第です。
という事で点数は4点(5点満点中)
作品のテーマらしき宗教部分は私には全く関係なく訴えてくるものもありませんでしたが、
映像は楽しめたし、単純な冒険劇としてもまぁまぁ楽しめました
無敵に近い主人公の活躍も、荒廃した世界で人間性を欠いた人々の描き方も、本の書き方が実はアレなんて部分も普通に楽しめましたよ
補足・蛇足
出演者について書いてなかったですね…
デンゼル・ワシントン…いつも通り。
ゲイリー・オールドマン…いつも通り。
ミラ・キュニス…マコーレー・カルキンの彼女らしい。
ジェニファー・ビールス…
「Lの世界」の予告編以来にお顔を拝見しましたが、半端ないアンチエイジング技術でも駆使されてでもいるのでしょうか、結構綺麗なままですね…古い流行りの顔ではありますけど
個人的には「フラッシュダンス」の頃よりも現在の方がイケます
と、こんな感じです。
…あ(サブタイトルの)角川書店グループの事書いていないけどまぁ良いか
ではこのあたりで
抹香くさい面を突き詰めていくと、面倒くさくなりそうですが、ビジュアルの側面はなかなかの見どころだったですかね。
似たくさいシチュエーションで「ザ・ロード」っていうのがありましたので、そのうちどうぞ。
いつもコメントありがとうございます
>胡散臭いっていうか、なんかなあ・・・って感じてしまいます。
対象となる宗教について信者でない者がそう思うのは当然なのでしょうが、それでもあの中東を起源とするいくつかの宗教は…なんだか納得しにくい教義内容が多いものだといつも思います。それで悪い事しない人が増えるんならまぁ良いかなぁ…ぐらいには思いますけど。
私は、めでたい時と厄除けには神道、不幸とそれ以降には浄土宗、普段の生き方は多分儒教…人に聞かれて説明が面倒なときにはエコノミックアニマルたる…という典型的な日本人(?)です。そんなテキトーな輩に言われたくも無いでしょうけどね
>似たくさいシチュエーションで「ザ・ロード」っていうのがありましたので、そのうちどうぞ。
先日TSUTAYAから届きました…まだ観てないけど。記事アップしたらまたTBさせていただきますね(※来年になるかなぁ??)
では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願いいたします。
30年と言えば1万日からありますから、
毎日歩いてたらどこまで行っちゃうのか、
なんでそんなにかかったのか、
気になってしまいました。
『マッドマックス』には負けますが『ポストマン』よりはマシでした^^;
まぁ、デンゼルの作品にしては物足りなかったです(^^ゞ
異教徒のせーか、ワタクシにもピンとくるものがなくて・・・w
取り敢えず続編は、あの本を復活させたせーで権力争いが起こったり、他の考え方をした人たちが激しく弾圧されたり、殺し合いが起こったり、その他にも不幸なことがアレコレと・・・
まぁ、最終的には彼女が天帝の双子の妹ってオチになるんじゃないかと・・・
て、イミフなことをウダウダと書いてすみません(^^ゞ
ではでは~、これからもよろしくお願いします♪
いつもコメントありがとうございます
>30年と言えば1万日からありますから、
>毎日歩いてたらどこまで行っちゃうのか、
>なんでそんなにかかったのか、
>気になってしまいました。
家から出るのもままならない盲目(だという説が強い)の主人公が、信仰心ゆえに頑張って感覚を研ぎ澄ませ健常者と同じように歩けるまでに数年、鍛え上げるまでに数年…なんて風にも考えられますが、時間経過が現代とは異なる感じの聖書時代の雰囲気にしたかっただけなのかも知れません。
…この役目をもっと比較的簡単に成し遂げられるであろう健常者に委ね無かった所に、西洋の神様の歪さを感じないでも無いです。
では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願いいたします。
★Aki.さんへ★
あけましておめでとうございます。
>取り敢えず続編は、あの本を復活させたせーで権力争いが起こったり、他の考え方をした人たちが激しく弾圧されたり、殺し合いが起こったり、その他にも不幸なことがアレコレと・・・
あの本が復活したのならば、他の経典も復活しないとフェアじゃないし…となるとねぇ。
…というかこの映画自体が多民族国家アメリカで作られた割にはそのあたりに配慮が少なく、軽い争いの種じゃないかとも思ったりして。
…と言っても私はそんなに基督教に批判的だったりはしませんよ、教義内容が何となく弱いなぁとは思うけど。
>まぁ、最終的には彼女が天帝の双子の妹ってオチになるんじゃないかと・・・
で、数十年後に続編で、香港を舞台にした本編よりも過去が舞台の格闘マンガが青年誌で連載されたりもするんでしょうか。
で、その後は他のマンガも含め色々なパチンコ台となってひと儲けです。
で、角田は意外と歌ウマだったりもするのです。
では、また来てくださいね。本年も宜しくお願いいたします