![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/88/8c5ce77a6515f7604dda87ebefd138da.jpg)
本日は、2021年2月15日(月曜日)![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_rain.gif)
です。
一昨日、10年前の東日本大震災と同じあたりで、それなりに大きな地震が起こったようですね。
今の所、大きすぎる被害は伝わってきておりませんが…今後も何事もない事を祈ります![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_please.gif)
私は、良いのか悪いのか💦、タイムリー
に下記映画を観ておりました。
本日は、その映画鑑賞記録です![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0058.gif)
「Fukushima 50」🚒
監督 :前川洋一
出演 :佐藤浩市、渡辺謙、吉岡秀隆
制作年:2020年
制作国:日本🇯🇵
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/42/587f9885e7bb61165c56535d3e12cce2.jpg)
TSUTAYA DISCASから「グッド・ボーイズ」と一緒に届いた1本。
2021年2月8日(月曜日)の日付が変わる直前までに鑑賞しました(DVD)。
概要
門田隆将のノンフィクション「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」の映画化。
2011年3月11日に発生した“東日本大震災”この日本の観測史上最大の地震に伴い発生した巨大津波が、福島第一原子力発電所を襲い、津波による浸水で全電源を喪失した原子炉は冷却がままならなくなりメルトダウンの危機にさらされる。1・2号機当直長の伊崎利夫(佐藤浩市)ら現場作業員は、原発内に残り原子炉を制御するため奔走する。全体を指揮する所長の吉田昌郎(渡辺謙)は、状況を把握できず無理な要求ばかりを突きつける本店や官邸に対して怒りを露わにしながらも、現場を鼓舞し事態収拾に勤めるが…
感想
事の顛末は、上記、概要で説明する必要もない、日本人全員が知っているもの。
本当のエンディングは未だ迎えられていないお話です💦
この映画は、
原発事故が起こった時に、
1.現場がとれる最大・最適の行動を文字通り命をかけて行った人々
2.それの一部を邪魔した当時の官邸(というか当時の思慮の浅い総理)が何をしたか
を広く世間に知ってもらう事を主題にしているもので、その点ではとても上手くいっているし、娯楽作品とノンフィクションのバランスが宜しい良作![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/good.gif)
映画として、どれだけ脚色や、逆に描いていないものがあるのかは分かりませんが
(現場にいた人以外で分かるという人がいれば嘘でしょうね)、
あのヒステリックで浅くて迷惑な内閣総理大臣(を熱演する佐野史郎)の部分は、現場の心情からすれば、かなりリアルなのでしょうね。
…マジで迷惑だったのでしょう。
(菅直人が現場を直接邪魔した訳ではないでしょうが…あの状況で行く必要はないし、心情的には少なくとも現場をイライラさせたでしょうね😤)
門田隆将氏の一番描きたかったのはココな気がします。
そんな邪魔が入る中、現場の方々は、強い職業意識(使命感)と最大限の努力で、被害をできるだけ最小限にし、次に繋いだのでしょう。
感謝すべき働きです。
彼らを“東京電力職員” だからと「やるのが当たり前なんて」言う心のない考えは、ごく若いが故に思慮が足りない者以外😅には許されないし、
更に言えば、原子力発電所の稼働是非と、この話で描かれているものは別のお話。
そこと絡めて、この映画や出来事を語るのは卑怯な気がします。
また、現在も第一原子力発電所付近では、様々な邪魔がある中、後処理をしている方々がいるはずで、そこへの理解も必要というメッセージが含まれていると受け取っておきます。
真面目な感想や思いは以上。
劇中、火野正平演じるベテランの作業員が…
若い奴じゃなくて自分が…みたいな活躍をしますが、それを観ていた私が…
「火野正平は若い頃、色々な女性たちと良い思いをしたのだから、そろそろ良いよな」
と、言ったら嫁さんに怒られました😅
佐藤浩市は、草臥れた役作りが上手くできていました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
他の男性の俳優さんたちも、皆さんが草臥れたメイクで役作りしていたのに、
女優さんたちが、ソコソコ綺麗なままだったのは、どうなんですかねぇ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_1.gif)
…リアルなんかなぁ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_1.gif)
渡辺謙は普通😅
前述のヒステリー総理役の佐野史郎は、この人も菅直人に悪意を持った良い演技。
東電(劇中では東都電力)幹部の役者さんたちは、完全に悪役だったので、今後の人気などに影響が出ないか
心配です。
…ところで、実際の団体を架空の団体名に付け替える場合「東都」は使われがち。
この映画では「東京電力」が「東都電力」
「マイ・バック・ページ」では「朝日新聞」が「東都新聞」でした。
こんなハッキリと実際の話ベースでも、本物の名前って使ったら問題になるんかなぁ
…逆に「あくまでも東都電力のことで、東京電力のことではないです」なんて言っても通用しない気がするのですが😅
ということで、点数は4点強(5点満点中)
ノンフィクションの範疇を逸脱しない、良い作りの映画だったと思います![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
ではこのあたりで![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/sayonara.gif)
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一昨日、10年前の東日本大震災と同じあたりで、それなりに大きな地震が起こったようですね。
今の所、大きすぎる被害は伝わってきておりませんが…今後も何事もない事を祈ります
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私は、良いのか悪いのか💦、タイムリー
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本日は、その映画鑑賞記録です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0058.gif)
「Fukushima 50」🚒
監督 :前川洋一
出演 :佐藤浩市、渡辺謙、吉岡秀隆
制作年:2020年
制作国:日本🇯🇵
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TSUTAYA DISCASから「グッド・ボーイズ」と一緒に届いた1本。
2021年2月8日(月曜日)の日付が変わる直前までに鑑賞しました(DVD)。
概要
門田隆将のノンフィクション「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」の映画化。
2011年3月11日に発生した“東日本大震災”この日本の観測史上最大の地震に伴い発生した巨大津波が、福島第一原子力発電所を襲い、津波による浸水で全電源を喪失した原子炉は冷却がままならなくなりメルトダウンの危機にさらされる。1・2号機当直長の伊崎利夫(佐藤浩市)ら現場作業員は、原発内に残り原子炉を制御するため奔走する。全体を指揮する所長の吉田昌郎(渡辺謙)は、状況を把握できず無理な要求ばかりを突きつける本店や官邸に対して怒りを露わにしながらも、現場を鼓舞し事態収拾に勤めるが…
感想
事の顛末は、上記、概要で説明する必要もない、日本人全員が知っているもの。
本当のエンディングは未だ迎えられていないお話です💦
この映画は、
原発事故が起こった時に、
1.現場がとれる最大・最適の行動を文字通り命をかけて行った人々
2.それの一部を邪魔した当時の官邸(というか当時の思慮の浅い総理)が何をしたか
を広く世間に知ってもらう事を主題にしているもので、その点ではとても上手くいっているし、娯楽作品とノンフィクションのバランスが宜しい良作
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/good.gif)
映画として、どれだけ脚色や、逆に描いていないものがあるのかは分かりませんが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_1.gif)
あのヒステリックで浅くて迷惑な内閣総理大臣(を熱演する佐野史郎)の部分は、現場の心情からすれば、かなりリアルなのでしょうね。
…マジで迷惑だったのでしょう。
(菅直人が現場を直接邪魔した訳ではないでしょうが…あの状況で行く必要はないし、心情的には少なくとも現場をイライラさせたでしょうね😤)
門田隆将氏の一番描きたかったのはココな気がします。
そんな邪魔が入る中、現場の方々は、強い職業意識(使命感)と最大限の努力で、被害をできるだけ最小限にし、次に繋いだのでしょう。
感謝すべき働きです。
彼らを“東京電力職員” だからと「やるのが当たり前なんて」言う心のない考えは、ごく若いが故に思慮が足りない者以外😅には許されないし、
更に言えば、原子力発電所の稼働是非と、この話で描かれているものは別のお話。
そこと絡めて、この映画や出来事を語るのは卑怯な気がします。
また、現在も第一原子力発電所付近では、様々な邪魔がある中、後処理をしている方々がいるはずで、そこへの理解も必要というメッセージが含まれていると受け取っておきます。
真面目な感想や思いは以上。
劇中、火野正平演じるベテランの作業員が…
若い奴じゃなくて自分が…みたいな活躍をしますが、それを観ていた私が…
「火野正平は若い頃、色々な女性たちと良い思いをしたのだから、そろそろ良いよな」
と、言ったら嫁さんに怒られました😅
佐藤浩市は、草臥れた役作りが上手くできていました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
他の男性の俳優さんたちも、皆さんが草臥れたメイクで役作りしていたのに、
女優さんたちが、ソコソコ綺麗なままだったのは、どうなんですかねぇ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_1.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_1.gif)
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渡辺謙は普通😅
前述のヒステリー総理役の佐野史郎は、この人も菅直人に悪意を持った良い演技。
東電(劇中では東都電力)幹部の役者さんたちは、完全に悪役だったので、今後の人気などに影響が出ないか
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…ところで、実際の団体を架空の団体名に付け替える場合「東都」は使われがち。
この映画では「東京電力」が「東都電力」
「マイ・バック・ページ」では「朝日新聞」が「東都新聞」でした。
こんなハッキリと実際の話ベースでも、本物の名前って使ったら問題になるんかなぁ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_1.gif)
ということで、点数は4点強(5点満点中)
ノンフィクションの範疇を逸脱しない、良い作りの映画だったと思います
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
ではこのあたりで
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/sayonara.gif)
まだアウターライズが控えてると言われてますし、未だ油断大敵。
そういう意味ではFukushima50が公開されたのは某かの宿命のような気が。
本当なら今頃オリンピックへの架け橋になってるはずの作品だったんですが、世の中上手くいかないものです。
しかしながら、混迷する現代や先の見えない未来への道標として、過去からの教訓としても立派な作品だと思います。
コメントありがとうございます
>この前の地震怖かったですね😰
>まだアウターライズが控えてると言われてますし、未だ油断大敵。
私は体験していないので、本当の怖さはわかりませんが、ニュースを聞いた時どきっとはさせられました。
この映画は、重要な記録の1つとして機能していると思いますね。
では、また来てくださいね。
今後ともよろしくお願いいたします。