ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

映画記事も散在報告も停滞中…ですが、自分が飽きない程度のマイペースで運営中。良かったら読んでいってくださいませ。

【映画】ザ・プレデター…パニッシャーがパニック障害だった件

2019-04-23 20:57:27 | 映画

御多分に洩れず週末の「アベンジャーズ/エンドゲーム」が楽しみでたまらないけど、先ほど嫁さんが「金曜日の夜はキツイから行かない」と言い出したので困っているピロEKです



さて、早速映画記事です



「ザ・プレデター」🦀
監督 :シェーン・ブラック
出演:ボイド・ホルブルック、トレヴァンテ・ローズ、ジェイコブ・トレンブレイ
制作年:2018年
制作国:アメリカ合衆国🇺🇸
原題 :The Predator

TSUTAYA DISCASから「GODZILLA 決戦機動増殖都市」と一緒に届いた1本。
2019年3月10日(日曜日)の深夜から日付け変わって0:45頃までに鑑賞しました(ブルーレイ)。



概要
「プレデター」シリーズ4作目(「エイリアンVSプレデター」のシリーズはカウントされていないらしい)
アメリカ軍特殊部隊のスナイパー、クイン・マッケナ(ボイド・ホルブルック)は、南米での麻薬組織暗殺作戦への従事中、地球外から来た宇宙船墜落に巻き込まれ、これに乗ってきたと思われる異星人=プレデターと交戦し仲間は全滅、自身は宇宙船からプレデターのヘルメットとガントレットを回収したあと逃げ延びる。クインが自宅に送ったヘルメットとガントレットは、クインの息子、ローリー・マッケナ(ジェイコブ・トレンブレイ)の手に渡り、ローリーはこれを起動させる。



感想
それなりにちゃんと「プレデター」だった
プレデターはターゲットである人間相手に分け隔てなく無慈悲で…
今回の地球人側は、犯罪者でもストイックな現役職業軍人ばかりでもなく、普通の映画だったらそこそこ生き残りそうな陽気な連中でしたが、ちゃんとほぼ全滅

このことで、やや残念な気持ちにさせられる一方、ちゃんと「プレデター」な事に安心もさせられる

全体的には「プレデター」よりも「プレデター2」テイストに近いかな

今回も、プレデターが無防備な人は襲わないみたいな描写がある。

過去のシリーズではちゃんとした理屈が説明されず、子供や妊婦を「たまたま襲わなかった」感も残してプレデターの正体のつかめなさを演出していたが…
今回はキャラクターが「裸で無防備だったら襲われなかった」とセリフで結論づけてしまい、このシリーズが数十年培ってきた“プレデターが何を考えているのか分からない感”の一部をうっかり終わらせてしまう

この映画では、プレデターに、これまたうっかり“プレデター”と名付けてしまう
「正しくは“プレデター”ではなく“ハンター”だろ、でもカッコイイから“プレデター”」
などと一生懸命説明するが、後の祭り

…とまぁ、なんでもキッチリ決めればいいってもんじゃないよね

…性能の高い翻訳機みたいなものも登場して、このままうっかりシリーズを進めたら単なる宇宙戦争ものになってしまうんじゃないかという懸念も否めない

色々と過去の伝統っぽいものを破壊して説明しちゃうのに、猟犬的な奴が人間に懐いちゃう説明はしてくれない

…まぁ私としては、説明を求めているわけでもないので猟犬的な奴についても説明不十分のままで良いのだが。


この映画の中では、前作「プレデターズ」でも描かれていたが、プレデター内部には派閥だか、種族の違いだかがあるらしく、この戦いも見物させられることになるが、個人的には…特に盛り上がる部分ではない

この争いの中で、地球人とは折り合いがつかない方のプレデターが、
プレデター種族が強くなる、もしくは強い個体を生み出すために、アスペルガー症候群だかサヴァン症候群の子供を利用しようとしている話が織り込まれる。
あのアスペだけど天才な子供だけを、本物の戦士と認め、その能力を得ようとしている…取って付けたような設定。

そう説明されるだけで、深く掘り下げられることは無かった

…まぁ私としては、説明を求めているわけでもなく…

で、あの子供、映画で観ている限り、アスペルガー症候群だかサヴァン症候群で困っているようにも見えなかったのだが(意地悪な子供がソレだと言いながら虐めてるだけで)
…逆に天才少年だという描写も薄かったというか
…このあたり脚本やら演技の問題なのか私が色々理解できないタイプなのか

また、この設定は、プレデターの行動原理自体が、アスペルガー症候群だかサヴァン症候群に似ているって言いたいのだろうか
(だとすれば問題のある設定)


と、まぁなんやかんや例によってマイナスのことばかり言いましたが、

深く穿って色々アラを探さなければ、前述のように全体的にはちゃんと「プレデター」な映画。
特に大きい不満もなくラストまで退屈せずに観ました

…ラストの“プレデターキラー”なるパワードスーツ登場と、それに対しての主人公の変な気合、そこからくる面白くない次回作を想像させる部分を除いては


他に思ったことは…

「パニッシャー」がパニック障害

政府の黒人の人がボビー・オロゴンに似ている。
(この人「ブラックパンサー」のおじさん

「パニッシャー」以外知らない役者ばっかり出てくる
(ここは「プレデター」というよりも「エイリアンVSプレデター」風味で残念)

といったところでしょうか


点数は4点弱(5点満点中)

前述したように、知らない役者ばかりでる、またよく考えられていない脚本の安い映画なのだけど、ずっと見てられるのだから、まぁまぁの映画とも言えるんじゃないですかね
過去シリーズ(「プレデター」、「プレデター2」、「プレデターズ」)と比較したら最下位ですけど。



(当ブログ内の関連記事)
2008年08月04日 【映画】AVP2 エイリアンズVS.プレデター…ヤッパリ駄作
2010年12月28日 【映画】プレデターズ…2010年の観賞映画は2010年のうちに(4)



では、このあたりで



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