ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

映画記事も散在報告も停滞中…ですが、自分が飽きない程度のマイペースで運営中。良かったら読んでいってくださいませ。

【映画】ラスト・ブラッド…こんなの前に本物を観ないとイカンなぁ

2010-11-14 15:11:36 | 映画
PSPのゲーム「タクティクスオウガ 運命の輪」ってのを買おうかどうか悩んでいるピロEKです…マジでどうしようかなぁ



以下は映画観賞記録



「ラスト・ブラッド」
(監督:クリス・ナオン、出演:チョン・ジヒョン、小雪、アリソン・ミラー、2009年香港/フランス)

スターチャンネルで2010年7月31日(土曜日)に放映されたものを録画。2010年10月23日(土曜日)の午後に鑑賞しました。



ストーリー
北久保弘之監督の日本のホラーアニメ「BLOOD THE LAST VAMPIRE」を原作に、香港・フランス共同制作で実写映画化された作品。
人間社会に潜伏し生きている“オニ”と呼ばれる怪物。そのオニを日本刀を武器に狩っていく少女サヤ(チョン・ジヒョン)は、彼女と同じくオニを追い詰めるために作られた組織の情報から東京の米軍基地に潜入する。将軍の娘アリス(アリソン・ミラー)はクラスメイトに化けたオニに目を付けられ、襲われそうになるが、そこにサヤが現れる。
詳しくは…http://lastblood.asmik-ace.co.jp/





ピロEK的感想&点数
このブログでも「攻殻機動隊」だの「東のエデン」だの「スカイ・クロラ」だのProduction I.Gの作品(※特に押井守とその弟子筋の作品)を取り上げ、かつ基本高評価している私
「BLOOD…」関連でもTVアニメの「BLOOD+」とか小説「上海哀儚」とかを取り上げている私。で、今回この「ラスト・ブラッド」を観賞したわけですが…
肝心のアニメ版「BLOOD THE LAST VAMPIRE」を観ていないに気づきました…今度レンタルしてみようと思います

そんなことはさておきこの実写映画版「ラスト・ブラッド」
ゲームだのアニメだのの実写映画化作品の中では…比較的面白いほうだとは思いましたが…まぁそれはそういうククリの中での相対評価。
映画全体の中では…やはり残念側の作品かな

先述のように「BLOOD THE LAST VAMPIRE」は観ていないので、オリジナルとの比較は出来ないのですが…「BLOOD+」とか「上海哀儚」、その他のメディアミックス関連作品にあった「BLOOD…」独特のダークな雰囲気が香港映画テイストだか、白人が考えそうな安いアジアンテイストだかに転化
“オニ”なる存在も、ときには落ち葉の下から忍者だったり、ゾンビ映画風だったり、安いクリーチャーCGだったりとイメージが定まらず(かつ概ね“違う”感有り)。…個人的にはゾンビ状態で襲ってくる大量のオニが一番低評価

1970年前後の日本…というファンタジー世界の描写は、まぁ頑張って描こうとはしているんでしょうけどねぇ…東京もその近郊らしい田舎風景もリアルな当時の日本でもなければ「BLOOD…」関連で描かれるダークな世界ともちと違う感覚
横田基地という名称で有るべき場所が、何の絡みなのか“関東基地”とか(だったかな)に名称変更されていたりするのもテンションダウン要素
“デイビッド”なんていう記号が廃されちゃったのも残念な要素ですかね

ストーリー展開部分では、原作を知っている人が観るという前提ゆえか、雰囲気重視ゆえか、何もかも説明不足
オニなるものの正体も、それを追いかける組織も何なのか全く説明されず
サヤがオニを狩る理由以外は世界感さえ説明されません…不親切


という感じかな。

点数は3点弱(5点満点中)ぐらい。
色々と気になる事は多いですが、最近の当ブログ映画観賞記録での甘め配点からすれば2点とするほど悪い作品でも無いかも
わざわざ観なくていいけど、観たら観たでまぁ良いか…というレベルの作品でした
オリジナルの「BLOOD THE LAST VAMPIRE」を観れば…この評価がどう前後するんですかね



補足・蛇足
先日、IPPONグランプリという大喜利番組の中で「父の手帳に正の字が何の数」みたいなお題が…
で、一般視聴者(たしか女性)からの回答で「小雪の顔が怖いと思った回数」というお答えがあり大爆笑しました(あの番組ってプロよりも一般視聴者の回答の方が面白いと思うのは私だけでしょうか)。

松本人志は否定しておりましたが、確かに小雪は顔が怖い時も
この映画の中でも怖さ優先であんまりキレイには描かれていませんね口から血を吐いたらヒゲみたいだったし。

というか、基本般若面みたいな顔ですもんね彼女

その般若がオニの役(しかもオニゲンなる変な名称)なんて、ほぼ自虐。よく引き受けたものです
このきどらない選択をする小雪に、個人的には好感度上昇



とりあえずこのあたりで





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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (inuneko)
2010-12-06 21:36:58
「BLOOD THE LAST VAMPIRE」は寺田克也の絵を見事に動かした一点を持って充分に傑作ですよ。
攻殻sacの神山監督の脚本デビューですし(押井監督は酷評していましたが、よく出来てると思いますがね)あと、監督は押井さんじゃなくて北久保弘之さんですよ。見て損なし。おかげでボクは後にTV版が見れなくなりましたもの。
ぜひぜひ。
宣言のお邪魔をして申し訳ありませんが。
返信する
★★コメントありがとうございます★★ (ピロEK(inunekoさんへ))
2010-12-07 21:57:55
★inunekoさんへ★

いつもコメントありがとうございます

>寺田克也の絵を見事に動かした一点を持って充分に傑作ですよ。

寺田克也は私としても好きなイラストレーターですから、楽しみな部分…やっぱレンタルしてみようかなぁ。

>あと、監督は押井さんじゃなくて北久保弘之さんですよ。

勘違いしていたみたいですね…お恥ずかしい。ご指摘ありがとうございます。
早速記事のほうは修正させていただきましたよ。

では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願いいたします。
返信する
TBありがとうございました (シムウナ)
2010-12-13 20:49:28
TB有難うございました。
チョン・ジヒョンのこれまでのイメージを
払拭した感じがしました。小雪の妖艶さも
際立っていたし・・・
しかし、ラストのバトルは少し盛り上がりに
かけたかな。

今度訪れた際には、ブログ記事の冒頭に、
【評価ポイント】☆をクリックしてこの
映画の評価をお願いします(5段階評価)とあって、
☆が5つ並んでいますが、その☆の1つ目~5つ目の
どこかをぽちっとお願いします!!
返信する
★★コメントありがとうございます(2)★★ (ピロEK(シムウナさんへ))
2010-12-24 21:59:23
★シムウナさんへ★

いつもコメントありがとうございます

>チョン・ジヒョンのこれまでのイメージを
>払拭した感じがしました。

私は彼女の主演作品ってコレが初めて鑑賞でしたから、逆にこういうイメージでスタートって感じなんですよね。

では、また来てくださいね。今後ともよろしくお願いいたします。
返信する

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