本日は、2025年1月15日(水曜日)です。
…なんか年越してから良い天気の日がほとんどないなぁ。
以下は、映画鑑賞記録です
「Cloud クラウド」🖥
監督 :黒沢清
出演 :菅田将暉、古川琴音、奥平大兼
制作年:2024年
制作国:日本🇯🇵
2025年1月12日(日曜日)の深夜23:25頃までに数回に分け「Prime Video」で鑑賞しました。
概要
吉井良介(菅田将暉)という男は、殿山宗一(赤堀雅秋)の経営する経営危機に瀕した町工場が、以前開発した本来1個40万円する装置30個を、1個3,000円で買い叩く。吉井は“ラーテル”というHNの転売屋であり、買い叩いた装置を1個20万円でネット転売、600万円を手にする。
吉井は、高専時代の先輩で同じく転売などで稼いでいる先輩の村岡(窪田正孝)から、自分が立ち上げるネット通販サイトへの出資を頼まれるがこれを蹴り、また本業として働く工場の上司 滝本(荒川良々)からの管理職の打診も断り、その後工場を辞める。
転売のみで生計を立てようと、郊外の湖畔に職場兼自宅を買う計画を立てるが、その頃から身の周りで不信な人物の気配を感じたりといったことが起こり始める。新居に恋人の秋子(古川琴音)と共に移り住み、本格的に転売を開始するため地元の若者である佐野(奥平大兼)を雇うが、そこでも深夜に窓ガラスが破られたりと不穏なことが起こる。
感想
転売屋が酷い目にあう話。
転売屋は、なんとなくこういう恨みの対象になるような嫌な存在ということなのでしょう…
菅田将暉演じる主人公も、嫌なやつに思える存在に描かれています。
そんな彼が、どこかしこで恨みを買っており、
映画の最初の頃は、なにか監視されているような、恨まれているような…この後何か酷いことが起こるんじゃなかろうか…という、サイコスリラーというかホラー。
で、どう展開するのかが若干気になり続ける作りなのだけど…
後半、襲撃者たちの正体が分かってしまってからは…
力技の襲撃に、なんか雑さを感じるようになり…
そもそも、誰が怖い人なのか…と思って観ていたのに
最初の工場のおじさんも、
窪田正孝も、
荒川良々も、
全員が敵だったという…若干馬鹿馬鹿しくなる展開。
しかも荒川良々は、自分の家族を皆殺しにしてまで、イケスカナイ菅田将暉をぶっ殺しに行きたいという困った設定。
こうなると、どうやって切り抜けるんだ…がポイントなのだけど…
なんか、急に1カットだけ出てきた松重豊が、主人公がクビにした佐野青年=奥平大兼と接触、佐野は、あんまりポップじゃない「ベイビーわるきゅーれ」みたいなやつで、何故か菅田将暉を助けにくるという、謎の展開。
うーん、思ってたのと違った💦
だんだん変な方向にシフト。
真面目に話を追いかけていたのが馬鹿馬鹿しくなるような展開
日本映画に“B級”とか “C級”とかの区分けがどこまで当てはまるのかはわからないけど、そっち方面の映画。
いや、雰囲気はもっと下の“学生の自主制作映画の尻尾”みたいなもの
オチは、菅田将暉が闇堕ちしたのはわかるけど、あの佐野くんの目的は分からずじまい
仮に、菅田将暉が今後、あの裏家業で儲けるとしても、この事件の元がとれるとも思えず。
菅田将暉に何かリスペクトすべきポイントでもあったのかというと、そこも特に描かれず。
そういうのを、菅田将暉含めた、割と豪華なキャストを使ってやっているという変なバランスの、そういう映画です。
点数は、3点弱(5点満点中)です。
前半の感じがなく、後半の雰囲気ばかりだったら、2点とかだったかもしれません。
では、このあたりで
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…なんか年越してから良い天気の日がほとんどないなぁ。
以下は、映画鑑賞記録です
「Cloud クラウド」🖥
監督 :黒沢清
出演 :菅田将暉、古川琴音、奥平大兼
制作年:2024年
制作国:日本🇯🇵
2025年1月12日(日曜日)の深夜23:25頃までに数回に分け「Prime Video」で鑑賞しました。
概要
吉井良介(菅田将暉)という男は、殿山宗一(赤堀雅秋)の経営する経営危機に瀕した町工場が、以前開発した本来1個40万円する装置30個を、1個3,000円で買い叩く。吉井は“ラーテル”というHNの転売屋であり、買い叩いた装置を1個20万円でネット転売、600万円を手にする。
吉井は、高専時代の先輩で同じく転売などで稼いでいる先輩の村岡(窪田正孝)から、自分が立ち上げるネット通販サイトへの出資を頼まれるがこれを蹴り、また本業として働く工場の上司 滝本(荒川良々)からの管理職の打診も断り、その後工場を辞める。
転売のみで生計を立てようと、郊外の湖畔に職場兼自宅を買う計画を立てるが、その頃から身の周りで不信な人物の気配を感じたりといったことが起こり始める。新居に恋人の秋子(古川琴音)と共に移り住み、本格的に転売を開始するため地元の若者である佐野(奥平大兼)を雇うが、そこでも深夜に窓ガラスが破られたりと不穏なことが起こる。
感想
転売屋が酷い目にあう話。
転売屋は、なんとなくこういう恨みの対象になるような嫌な存在ということなのでしょう…
菅田将暉演じる主人公も、嫌なやつに思える存在に描かれています。
そんな彼が、どこかしこで恨みを買っており、
映画の最初の頃は、なにか監視されているような、恨まれているような…この後何か酷いことが起こるんじゃなかろうか…という、サイコスリラーというかホラー。
で、どう展開するのかが若干気になり続ける作りなのだけど…
後半、襲撃者たちの正体が分かってしまってからは…
力技の襲撃に、なんか雑さを感じるようになり…
そもそも、誰が怖い人なのか…と思って観ていたのに
最初の工場のおじさんも、
窪田正孝も、
荒川良々も、
全員が敵だったという…若干馬鹿馬鹿しくなる展開。
しかも荒川良々は、自分の家族を皆殺しにしてまで、イケスカナイ菅田将暉をぶっ殺しに行きたいという困った設定。
こうなると、どうやって切り抜けるんだ…がポイントなのだけど…
なんか、急に1カットだけ出てきた松重豊が、主人公がクビにした佐野青年=奥平大兼と接触、佐野は、あんまりポップじゃない「ベイビーわるきゅーれ」みたいなやつで、何故か菅田将暉を助けにくるという、謎の展開。
うーん、思ってたのと違った💦
だんだん変な方向にシフト。
真面目に話を追いかけていたのが馬鹿馬鹿しくなるような展開
日本映画に“B級”とか “C級”とかの区分けがどこまで当てはまるのかはわからないけど、そっち方面の映画。
いや、雰囲気はもっと下の“学生の自主制作映画の尻尾”みたいなもの
オチは、菅田将暉が闇堕ちしたのはわかるけど、あの佐野くんの目的は分からずじまい
仮に、菅田将暉が今後、あの裏家業で儲けるとしても、この事件の元がとれるとも思えず。
菅田将暉に何かリスペクトすべきポイントでもあったのかというと、そこも特に描かれず。
そういうのを、菅田将暉含めた、割と豪華なキャストを使ってやっているという変なバランスの、そういう映画です。
点数は、3点弱(5点満点中)です。
前半の感じがなく、後半の雰囲気ばかりだったら、2点とかだったかもしれません。
では、このあたりで
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