ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

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【映画】ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-…良くも悪くも正統派脚本なので犯人が容易にわかってしまう

2021-06-23 23:36:47 | 映画・DVD
本日は2021年6月23日(木曜日)
先ほど(1時間ぐらい前)「ロキ」の第3話を観終えました。
とりあえず来週が楽しみですが、同じMCUでも、劇場公開作とドラマでは、やはり制作側の熱量なんかに違いを感じてしまうものですね。
脚本は面白いのだけど、なんか安っぽいし、テンションも張っていないというか😅…まぁ仕方ないんかな。



以下は映画鑑賞記録
(ネタバレ注意です)



「ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-」💉
監督 :深川栄洋
出演 :綾野剛、北川景子、木村佳乃
制作年:2020年
制作国:日本🇯🇵

TSUTAYA DISCASから「ワンダーウーマン 1984」と一緒に届いた1本。
2021年6月6日(日曜日)の深夜に鑑賞しました(DVD)。



概要
中山七里の推理小説「刑事犬養隼人シリーズ」4作目「ドクター・デスの遺産」の映画化。
ある夜、警察に馬籠大地(歳内王太)という少年から「お父さんが悪いお医者さんに殺された」と泣きながら訴える通報が入る。
腎不全で入院中の娘 沙耶香(田牧そら)の病院にいるところを、相棒の高千穂明日香(北川景子)から呼び出された警視庁捜査一課の刑事 犬養隼人(綾野剛)は、高千穂と共に大地の父 健一(松原正隆)の不審死事件を追うことになる。健一の住むアパートで近所の住民から葬儀の場所を聞いた犬養と高千穂は葬儀場に向かい、健一の妻 小枝子(ホーチャンミ)から「夫は病気で死んだ」と聞くが、大地の「知らないお医者さんが来た後で、お父さんが急に静かになった。その後いつものお医者さんが来てお父さんが死んだと言った」という証言を信じ、火葬される寸前の健一の遺体を回収、司法解剖に回す。解剖の結果、健一の体内からは塩化カリウムと麻酔薬が検出され、健一のアパート周辺の防犯カメラの映像には不審な医師と看護師が映っていた。



感想
変な裏切りとか無理のあるどんでん返しなどはない、ちゃんとした脚本の映画。
その分、どんどん先が読めて“ありきたり感”は否めない…脚本のバランスとは実に難しいものだな💦…と感じさせられるもの。

あー、娘難病なんや、後で狙われるなぁ…とか

柄本明すぐに顔が出て来たからこいつではないな…医者の方が先に顔出ししたから、看護師の方が怪しいな…とか

簡単に看護師釈放するけど、医者の方が操られているかも知れんやん…とか

とにかく安定して先を見通させてくれるもの😅


登場人物では…

主人公二人のキャラは、熱血マンガ的で、やや浅く
なんか勢いに任せていたら、色々解決していく仕組み😅💦
原作は未読だけど、こんな感じでシリーズものが成り立つのだろうかと変に心配になるもの。
俳優の演技…綾野剛北川景子だけど…特に上手くはないです。

映画の肝であり、面白いサイコパスキラー的キャラとして期待するドクター・デスも…
そこまで賢くもなく😅💦そこまで深くも無く😅💦…
「薄汚い殺人鬼」と言われただけで躍起になって刑事を付け狙うしょうもないキャラで、後半の最後の行動は浅い。
一気に怖く無くなるし、嫌な読後感みたいなものは一切なし。
(嫌な読後感が良いかどうかというのは、好みもあるだろうけど、今回私はそういう部分を期待した故に残念
俳優の演技…(ネタバレだが)木村佳乃は、特に上手くはない。
(彼女はいつもイマイチに感じる


あとは全体的な話として…テンポとか間がやや悪い
もっと、ちゃかちゃか進めよ…と思う部分が多々有り。
ハリウッドだったら1:30以内の映画にまとまる脚本だと思う。
ワーナー配給の日本映画は悪く無いものが多いし、これも頑張っているものだけど…
もうちょっと編集頑張ったら、もうちょい良くなりそうな気がする映画でした。

と、もうちょっとづつガンバレ…という映画でした。


点数は3点強(5点満点中)です。



では、このあたりで



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