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【映画】魔法にかけられて2…パロディがオマージュに下落した惜しい続編、あとエイミー・アダムスが大きく油断

2022-12-28 21:32:13 | 映画・DVD
本日は、2022年12月28日(水曜日)仕事納めでした。
少し早い終業時間だったので、帰宅後は部屋の片付けを行いました🧹

2023年1月3日 18:11追記:この日、2022年12月28日は、この記事アップ後の夜までに数回に分け「Netflix」「エノーラ・ホームズの事件簿2」を鑑賞しました。)


以下は、映画鑑賞記録です



「魔法にかけられて2」🐿→🐈
監督 :アダム・シャンクマン
出演 :エイミー・アダムス、パトリック・デンプシー、ジェームズ・マースデン
制作年:2022年
制作国:アメリカ合衆国🇺🇸
原題 :Disenchanted



2022年11月24日(木曜日・有給休暇)の午後に「Disney+」日本語吹替版で鑑賞しました。



概要
2007年のディズニーアニメを自己パロディした映画「魔法にかけられて」の続編。
前作「魔法にかけられて」で、おとぎの国アンダレーシアのプリンセスだったジゼル(エイミー・アダムス)は、シングルファーザーの弁護士ロバート・フィリップ(パトリック・デンプシー)と結ばれ、フィリップの娘モーガン・フィリップ(ガブリエラ・バルダッチーノ)と、現代のニューヨークで生活を始めてから10数年が経過していた。
(どこかの解説では15年と書いてあったけど、前作で6歳のモーガンがハイスクールらしきところに通っていたことを考えれば、10年ちょいしか経過していないと考察)
新しい子供にも恵まれた家族だったが、モーガンは思春期を過ぎ反抗的になり、また都会の生活よりもアンダレーシアに近い生活を望むジゼルは、看板で見たニューヨーク郊外のモンロービルという町での生活に憧れ、一家は、モーガンが反対する中、モンロービルへの引っ越しを決める。



概要
面白さでいうとソコソコ
二番煎じ感はあり…というか、
いかにも前作人気に頼った、典型的なディズニー映画の続編映画のひとつです。

この続編のオリジナル要素は、
ディズニープリンセスだったジゼルが、現実世界を、おとぎ話の世界にしたいと願った結果“継母”=“悪役”という風に話が展開していく部分。
で、この事に気がついて、そうならないように奮闘するんだけど…という展開。
(この“継母”設定自体は、面白いと思いました…ところで義理の母親に対するポリコレ的配慮はないんですかね

そもそも…ある意味宗教にハマったのと同等の行動を取る…浮世離れした継母が、家族…ニューヨークで仕事のある夫や、都会でコミュニティを築いていた義理の娘の都合は無視して、郊外への引っ越しを決めるという部分。
ここに、悪意があろうが、無かろうが、悪役でなくとも家族に迷惑をかけてるよね。

前作では、こんな深読みなど不要な、愉快なネタ映画だったんですけどね。
そこに細かな設定や、現実世界ベースの…そりゃあいずれくるだろう義理の娘の反抗期までを織り込んだ…リアルなその後を描くってのは、賢明な選択ではなかったのかも知れないです。
(端的に言えば、愉快じゃ無いよね)
前作は、ディズニープリンセスという特殊な設定はあれど、「ノッティングヒルの恋人」とかみたいな恋愛映画でもあったのに、
今回は、件の設定の方が前に出た、単なるディズニーのファンタジー映画

出来が悪いかと言われれば、
そんなこともなく、ソコソコなんだけど…満を持してた続編では無いんよね。
前述もしましたが、よくあるディズニー映画のとりあえずパート2感は踏襲しています(悪良い意味で


パロディ → オマージュ に落ちた)感も、若干納得いかず。

そのパロディじゃなくて、オマージュ自体は、イディナ・メンゼルが「Let It Go」みたいな歌を歌う事も含め、多くなった気もしますが…
なんか妙にお利口な範疇で収めている感が強いです。

前作は…
小人症の方に「おこりんぼさん」と言ったり、
歌ったら、ドブネズミ🐀や蝿🪰や鳩🕊やゴキブリ🪳が召喚され(その後ゴキブリ🪳が鳩🕊に食われる💦)
緊急事態の時に使うクレジットカード💳(という魔法🪄を後先考えず)使ってしまい観客を心配()させる…
みたいな、毒()が多くあったのですが、今回はお利口なので無いです。

毒気のある面白い部分は…油断して随分線が太くなったエイミー・アダムスぐらいかな💦
作中で(多分)若干のダイエットを果たすんよね彼女😅

エイミー・アダムス以外のキャストの話ですが、
ほぼオリジナルキャストなのに、モーガン役の子役だけは、続投じゃ無いみたいです。
理由はビジュアルなのか、年齢なのか、他の都合なのか…分かりませんが。

あとは…アンダレーシアの崩壊とかは蛇足…根本がネタ映画なのに、何をハラハラさせようとしているのかが不明…とか、

悪役が二人体制なのも、結局悪人でも無いのも…パンチがない部分…かな…とか、

もっと、暴れた話が観たかったですかね。


点数は3点強(5点満点中)です。



(当ブログ内の関連記事)
2008年09月13日 【映画】魔法にかけられて…の記事&ウリ坊
2022年12月27日 【映画】魔法にかけられて(リメイク記事)…続編と比較してかなりの秀作だったと気づく



では、このあたりで



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