まずは週末の近況報告。
2012年9月22日(土曜日)は、午前中は買い物に小倉まで、その後、自家用車の半年点検を受けて、午後から私の実家で母親の誕生会をした一日。…もう母親も70歳です。
その翌日23日(日曜日)は、またまた嫁さんが買うモノがあるとかで昨日と同じ小倉へ…何故一度に済まさないんでしょうねぇ
と、実は書くほどの事は、特に無かった週末
以下は映画観賞記録です。
長々と書いていますが実はヤッツケ(ヤッツケ度★☆☆☆☆)
「コンテイジョン」
(監督:スティーブン・ソダーバーグ、出演:マリオン・コティヤール、マット・デイモン、ローレンス・フィッシュバーン、2011年アメリカ合衆国)
TSUTAYA DISCASさんから「猿の惑星:創世記」と一緒に届いた1本(パンデミック系が同時に)。2012年3月13日(火曜日)の夜に観賞しました(BD)。
あらすじ&概要
香港出張から戻ったベス・エムホフ(グウィネス・パルトロウ)は、謎の感染症で死亡。同じような症状の人間は、香港、ロンドン、東京でも現れ次々に亡くなっていた。世界保健機構=WHOのレオノーラ・オランテス(マリオン・コティヤール)達は調査に乗り出し、続いてアトランタの疾病予防センター=CDCもエリス・チーヴァー博士(ローレンス・フィッシュバーン)やドクター・エリン・ミアーズ(ケイト・ウィンスレット)らが同じく調査を始める。
と、簡単にあらすじ書いたら、マット・デイモンもジュード・ロウも出てこない文章になっちゃいました
詳しくは(公式ウェブサイト)http://wwws.warnerbros.co.jp/contagion/index.html
ピロEK的感想&点数
監督がスティーブン・ソダーバーグ、
出演がマット・デイモン、
この組み合わせで思い出したのは、近いところでは「インフォーマント!」。
正直、楽しむのが難しかった映画だったなぁ「インフォーマント!」は…
そういう前例がある場合、この「コンテイジョン」も「インフォーマント!」みたいに小難しいばっかりでエンターテイメント性に欠けるのではないか…(というよりも「インフォーマント!」は、酷く勝手な作りのエンターテイメントという感じでしょうか?)…と警戒。
「コンテイジョン」と「インフォーマント!」って、各々が難しい言葉なのにムリヤリに邦題付けられないところとか、言葉自体の響きとかも似てて、警戒と懸念は高まる一方…
だったのですが…面白かったです「コンテイジョン」
ストーリー自体は、過去にも何回か観た事あるような伝染病ものだったのですが…
こういうテーマではありがちな、人情やお涙に偏り過ぎる事も無く(※もちろんそういう描写もある)
恐怖とか人間の汚さを描き過ぎる訳でも無く(※もちろんそういう描写もある)
ワクチン開発ばっかりに焦点を当てる事も無く(※もちろんそういう描写もあるし、ワクチンは完成する)
群像劇なのに描写が薄いキャラがいるわけでも無く
全体的に、個人的には過不足無く思う良いバランスで描かれていて、丁度いい塩梅
引き込まれて観ちゃう映画でした(私はホントに褒めるのが苦手。とにかく面白かったです)。
キャストも豪華。
「オーシャンズ11」ではジョージ・クルーニーの口利きでキャストが集まったみたいに“クルーニーが”吹聴していましたが、いやいやナカナカ、スティーブン・ソダーバーグって良いキャストを集められる監督だったんですね
医者が何人も出てくるのはリアリティ重視ゆえか、思いの外集まり過ぎた豪華キャストの割り振りなのかは分かりませんが、各々がキャラ立ってて良い感じの役に付けた感じ
マット・デイモンはいつもの安定感。
マリオン・コティヤールは如何にも、ああゆう行動とっちゃいそうなナマッチョロイ、ヒューマニズムに目覚めそうな感じの人に見えたし(そう思わせるという事は演技が上手いんだろうなぁ)。
ジュード・ロウも胡散臭くてイケスカナイ野郎に見えたし。
日本人はアメリカ人や中国人ほど、何とも知れない漢方薬の事は信用しないと思うよ。
グウィネス・パルトローに至っては、如何にも浮気しそうな死体役にピッタリ
死体で、あんな恐怖解剖されちゃう死体役をグウィネス・パルトローだなんて特に豪華。
あの脳解剖シーンは怖すぎ
「アベンジャーズ」観てても、アレ思いだしてペッパー秘書に萌そこなった程(というか「アベンジャーズ」のペッパーは、なんか奥ゆかしさを減らしてて魅力的じゃ無い気がしたな)
ケイト・ウィンスレットも彼女の真面目顔にピッタリの殉職演技。
ワクチン作る人は、知らない女優さんでした…重要ですが出番は薄
彼女が中心の話じゃ無くて、あくまでも他の俳優の様々な立場の演技を見せるところが上手いところに思えたし、そのあたりが「アウトブレイク」とは違う部分かな。
ローレンス・フィッシュバーンは…まぁ、あんなもんだろう。
マット・デイモンとジュード・ロウの共演が少し話題になっていたようですけど、二人に絡みは全く無いのですね。
点数は5点(5点満点中)です。
普通に楽しめたし、特に大きなマイナスポイントも見当たらないので満点としました(※5点満点とか言いながら、テンションが上がったら7点とか付けるブログなので、5点は最高点というわけでは無いようです)。
と…特にマイナスポイントも見当たらない…とか言ったけど、やっぱりマイナスも書いときます(といっても微マイナス)。
アルダーソン社が伐採した森林が原因で、アルダーソン社の人が感染…ってラストシーンは、特にメッセージ性を読みとれず。あの森林伐採が、その因果応報でパンデミックというほどの開発にも見えなかったしね。『実はこんな事が原因』とか、サービスの如く見せられても、映画自体病気の原因解明がテーマじゃなかったジャン、どうでもいい気がする…とか思ったりして。
…まぁ、大きなマイナスでは無いですけどね。
補足・蛇足
私もこの映画と同じ事態になったら、マット・デイモンのように家族だけを守ろうと思います。病気はやってるのに娘に会おうとするボーイフレンドなんてロクなやつじゃないに決まってるし。
…でも、嫁さんは医療関係者だから、引き籠るって訳にもイカンだろうしなぁ…嫁だけ家に入れずに、病院に泊ってもらおうかなぁ
では、今日はこのあたりで
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2012年9月22日(土曜日)は、午前中は買い物に小倉まで、その後、自家用車の半年点検を受けて、午後から私の実家で母親の誕生会をした一日。…もう母親も70歳です。
その翌日23日(日曜日)は、またまた嫁さんが買うモノがあるとかで昨日と同じ小倉へ…何故一度に済まさないんでしょうねぇ
と、実は書くほどの事は、特に無かった週末
以下は映画観賞記録です。
長々と書いていますが実はヤッツケ(ヤッツケ度★☆☆☆☆)
「コンテイジョン」
(監督:スティーブン・ソダーバーグ、出演:マリオン・コティヤール、マット・デイモン、ローレンス・フィッシュバーン、2011年アメリカ合衆国)
TSUTAYA DISCASさんから「猿の惑星:創世記」と一緒に届いた1本(パンデミック系が同時に)。2012年3月13日(火曜日)の夜に観賞しました(BD)。
あらすじ&概要
香港出張から戻ったベス・エムホフ(グウィネス・パルトロウ)は、謎の感染症で死亡。同じような症状の人間は、香港、ロンドン、東京でも現れ次々に亡くなっていた。世界保健機構=WHOのレオノーラ・オランテス(マリオン・コティヤール)達は調査に乗り出し、続いてアトランタの疾病予防センター=CDCもエリス・チーヴァー博士(ローレンス・フィッシュバーン)やドクター・エリン・ミアーズ(ケイト・ウィンスレット)らが同じく調査を始める。
と、簡単にあらすじ書いたら、マット・デイモンもジュード・ロウも出てこない文章になっちゃいました
詳しくは(公式ウェブサイト)http://wwws.warnerbros.co.jp/contagion/index.html
ピロEK的感想&点数
監督がスティーブン・ソダーバーグ、
出演がマット・デイモン、
この組み合わせで思い出したのは、近いところでは「インフォーマント!」。
正直、楽しむのが難しかった映画だったなぁ「インフォーマント!」は…
そういう前例がある場合、この「コンテイジョン」も「インフォーマント!」みたいに小難しいばっかりでエンターテイメント性に欠けるのではないか…(というよりも「インフォーマント!」は、酷く勝手な作りのエンターテイメントという感じでしょうか?)…と警戒。
「コンテイジョン」と「インフォーマント!」って、各々が難しい言葉なのにムリヤリに邦題付けられないところとか、言葉自体の響きとかも似てて、警戒と懸念は高まる一方…
だったのですが…面白かったです「コンテイジョン」
ストーリー自体は、過去にも何回か観た事あるような伝染病ものだったのですが…
こういうテーマではありがちな、人情やお涙に偏り過ぎる事も無く(※もちろんそういう描写もある)
恐怖とか人間の汚さを描き過ぎる訳でも無く(※もちろんそういう描写もある)
ワクチン開発ばっかりに焦点を当てる事も無く(※もちろんそういう描写もあるし、ワクチンは完成する)
群像劇なのに描写が薄いキャラがいるわけでも無く
全体的に、個人的には過不足無く思う良いバランスで描かれていて、丁度いい塩梅
引き込まれて観ちゃう映画でした(私はホントに褒めるのが苦手。とにかく面白かったです)。
キャストも豪華。
「オーシャンズ11」ではジョージ・クルーニーの口利きでキャストが集まったみたいに“クルーニーが”吹聴していましたが、いやいやナカナカ、スティーブン・ソダーバーグって良いキャストを集められる監督だったんですね
医者が何人も出てくるのはリアリティ重視ゆえか、思いの外集まり過ぎた豪華キャストの割り振りなのかは分かりませんが、各々がキャラ立ってて良い感じの役に付けた感じ
マット・デイモンはいつもの安定感。
マリオン・コティヤールは如何にも、ああゆう行動とっちゃいそうなナマッチョロイ、ヒューマニズムに目覚めそうな感じの人に見えたし(そう思わせるという事は演技が上手いんだろうなぁ)。
ジュード・ロウも胡散臭くてイケスカナイ野郎に見えたし。
日本人はアメリカ人や中国人ほど、何とも知れない漢方薬の事は信用しないと思うよ。
グウィネス・パルトローに至っては、如何にも浮気しそうな死体役にピッタリ
死体で、あんな恐怖解剖されちゃう死体役をグウィネス・パルトローだなんて特に豪華。
あの脳解剖シーンは怖すぎ
「アベンジャーズ」観てても、アレ思いだしてペッパー秘書に萌そこなった程(というか「アベンジャーズ」のペッパーは、なんか奥ゆかしさを減らしてて魅力的じゃ無い気がしたな)
ケイト・ウィンスレットも彼女の真面目顔にピッタリの殉職演技。
ワクチン作る人は、知らない女優さんでした…重要ですが出番は薄
彼女が中心の話じゃ無くて、あくまでも他の俳優の様々な立場の演技を見せるところが上手いところに思えたし、そのあたりが「アウトブレイク」とは違う部分かな。
ローレンス・フィッシュバーンは…まぁ、あんなもんだろう。
マット・デイモンとジュード・ロウの共演が少し話題になっていたようですけど、二人に絡みは全く無いのですね。
点数は5点(5点満点中)です。
普通に楽しめたし、特に大きなマイナスポイントも見当たらないので満点としました(※5点満点とか言いながら、テンションが上がったら7点とか付けるブログなので、5点は最高点というわけでは無いようです)。
と…特にマイナスポイントも見当たらない…とか言ったけど、やっぱりマイナスも書いときます(といっても微マイナス)。
アルダーソン社が伐採した森林が原因で、アルダーソン社の人が感染…ってラストシーンは、特にメッセージ性を読みとれず。あの森林伐採が、その因果応報でパンデミックというほどの開発にも見えなかったしね。『実はこんな事が原因』とか、サービスの如く見せられても、映画自体病気の原因解明がテーマじゃなかったジャン、どうでもいい気がする…とか思ったりして。
…まぁ、大きなマイナスでは無いですけどね。
補足・蛇足
私もこの映画と同じ事態になったら、マット・デイモンのように家族だけを守ろうと思います。病気はやってるのに娘に会おうとするボーイフレンドなんてロクなやつじゃないに決まってるし。
…でも、嫁さんは医療関係者だから、引き籠るって訳にもイカンだろうしなぁ…嫁だけ家に入れずに、病院に泊ってもらおうかなぁ
では、今日はこのあたりで
それはそれでいいんですが。
さすがソダーバーグってところが随所にあって、うまいなあと思いました。
「インフォーマント」は同様に感じます。
結局、録画したのを見きれずに消してしまいました。
途中まで見たけど、頭にさっぱりとどまらなかったです。
今年は受験生が二人いるんでとりあえずインフルのワクチン受けないと・・・ですが、二人なんで高くつく。。
それも監督の思惑通りだろうなって感じでした。
>マリオン・コティヤールのナマッチョロイ、ヒューマニズム
おっしゃる通りで、あまりにも自分勝手でしたが、
本当にそうしそうでした。
ラストはコウモリからの感染をしめしていたと思います。(エボラ出血熱を意識?)
>ワクチン作る人
ジェニファー・イーリー。
メリル・ストリープを若くしてキーラ・ナイトレイを足した感じ。
さっき気づきましたが「英国王のスピーチ」でジェフリー・ラッシュの奥さん役だった人です。
いつもコメントありがとうございます
>さすがソダーバーグってところが随所にあって、うまいなあと思いました。
>「インフォーマント」は同様に感じます。
ソダーバーグ作品の中で特に「インフォーマント」が楽しみ辛い映画だったのでしょうが、一本ああいうのを観ちゃうと信用できなくなるモノです。人の評価ってマイナスの方が印象に残っちゃう例なんでしょうねぇ。
>今年は受験生が二人いるんでとりあえずインフルのワクチン受けないと・・・ですが、二人なんで高くつく。。
そういえば、そろそろそんな季節ですねぇ。
子供が受験とかだと特に気を付けないとイカンです。
私んちでは、過去の実績からいって予防接種は効果大きいと思われます。
では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願いいたします。
★KGRさんへ★
いつもコメントありがとうございます
>>マリオン・コティヤールのナマッチョロイ、ヒューマニズム
>おっしゃる通りで、あまりにも自分勝手でしたが、
>本当にそうしそうでした。
ああいう役がピッタリだということを、本人は、どのように評価してるんでしょうかねぇ。
自分だったら、なんか複雑な感じに考えちゃいそうです。
>>ワクチン作る人
>ジェニファー・イーリー。
>メリル・ストリープを若くしてキーラ・ナイトレイを足した感じ。
「英国王のスピーチ」の奥様役はちっとも思い出せませんが、メリル・ストリープにキーラ・ナイトレイを足しちゃうんですか。
なんか、ピンと来てませんが、メリル・ストリープからプラス方向に行ってると理解で宜しいでしょうか?
では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願いいたします。
2020年現在では、娘も医療関係者🩺
流行ったら家族全滅ですな💦
やはり情が移ってしまったのですね。
いやーそんな簡単に?と思ってしまったけど、ナマッチョロイという表現に納得!
ありがとうございました。
映画の内容はすっかり忘れてしまったのですが、急に閲覧が増えてびっくりしている記事です。
>マリオン・コティヤールの最後の行動が少し理解できず、
なんか情に絆される感じの役でしたかね。
ジュード・ロウとの対比役だったんかな。
では、またきてくださいね☺️
“予言的”映画ですねー
day2から始まってそれがラストに繋がるのを観て人類の“因果応報“を感じました。
そもそもアダムが「善悪の知識の実」という禁断の果実を食べた事も思い出されます。
聖書のローマ人への手紙5章12節「1人の人によって人類に罪が入り,罪によって死が入り,こうして,全ての人が罪人になったために,死が全ての人に広がったように―」
完全な免疫力があれば少なくともウイルス恐れる必要はありませんが,今はそういう訳にいかないので利他的な行動を取るしかありませんね!
世界戦争や疫病やミーイズムについて聖書の預言がことごとく成就していて,その先に明るい将来が描かれているのが希望となります〜
ぴかっとさんへ
コメントありがとうございます。
この映画は鑑賞から時間がたち、あまり覚えていないのですが、今回の新型コロナ騒ぎの際には、やっぱり思い出した映画でした。
予言的ではありますね、確かに。
では、また来てくださいね。
今後とも宜しくお願いいたします。