【映画】トロン:レガシー…トロンの思い出というよりも魔法のプリンセスの思い出

TBSのオールスター感謝祭は前の司会者が居ない方がスッキリして面白いように思えているピロＥＫです

まずは近況報告から…

ちょっと前に車載のレーダーが不調…という事を書きましたが…
2011年9月30日（金曜日）、新品を購入して付け替えてきました。なんか起動時に「スパイダーマン3」の映像が出てくるヤツです（パッケージのイラストも「スパイダーマン3」）。
車を買った時に取り付けた古いレーダーは（サービスで付けてもらったんだけど）4万円台のものだったと記憶しているのですが、今回のは液晶画面まで付いて、取り付けまで含めて半額以下。こういうものは段々と安くなっていくみたいです
で、私がわざわざ買いなおしてまでレーダー付けてるからといって、速度超過をバリバリするタイプかと問われれば“否”…まぁ若い頃は何度か罰金を払った事もありますが、最近では高齢ドライバーのような速度での安全運転です



以下は映画鑑賞記録です



「トロン:レガシー」
（監督：ジョセフ・コシンスキー、出演：ギャレット・ヘドランド、ジェフ・ブリッジス、ブルース・ボックスライトナー、2010年アメリカ）

TSUTAYA DISCASさんから「RED／レッド」と一緒に届いた一本。2011年7月2日（土曜日）の深夜～日付が変わる頃までにかけて鑑賞しました（ブルーレイ）…3ヶ月遅れの報告



ストーリー
世界で初めてコンピューターグラフィックスを本格的に導入した（と言われている）1982年の映画「トロン」の続編。
1989年。エンコム社のCEO、ケヴィン・フリン（ジェフ・ブリッジス）が突然の失踪をしてから20年後。ケヴィンの息子サム・フリン（ギャレット・ヘドランド）は27歳に成長していた。エンコムの筆頭株主でありながら父に捨てられたという思いを抱き続けたサムは、経営にも加わろうとしていなかった。そんなある日ケヴィンの共同経営者だったアラン（ブルース・ボックスレイトナー）にケヴィンからと思われるポケットベルの着信があった。発信源はケヴィンが所有していたゲームセンター。そこを訪れたサムは地下に秘密の部屋を発見し、そこのコンピュータを扱ううち起動した物質電子変換装置によってコンピューター内部世界「グリッド」へと送り込まれてしまう。
詳しくは…http://www.disney.co.jp/tron/





ピロＥＫ的感想＆点数
昔の（オリジナルの）「トロン」は、私が中学生の頃、友人（アベスリ～！！のアベさん）と一緒に、小倉の街にある映画館に行った覚えがあります。その映画館が何処だったかは全然憶えておりません…古い映画館って全部無くなっちゃっいましたからねぇ
映画館が何処だったかは全く思い出せない私ですが、当日の記憶はございます

映画の帰りにおおさかや（※当時北九州市の小倉地区にあった玩具屋。現在その場所は100円ショップとなっています）の前で丁度行われていたイベントが“魔法のプリンセスミンキーモモショー”こちらを見物（良い子達と一緒に大声でミンキーモモを呼んだ恥ずかしい思い出）したのを憶えております。ミンキーモモさんのサインも頂きました
そんな恥ずかしい思い出に占領されてしまい、映画の内容も飛んでしまって憶えていない…そんな「トロン」です…世界初のCG映画。という触れ込みの割にはヘボいと思った記憶はありますが

そんな感じなので旧「トロン」を観なおしてみようかとも思ったのですが、なんか辛そうにも思えたので割愛…中学生がそうでもないと思ったものを今楽しめるかどうかは微妙ですからねぇ。


で、「トロン: レガシー」

観始めてしばらくたっても蘇ってこない「トロン」の記憶。主人公って行方不明になったんだっけ…とか思っていたら、ここが既に後付なのね。

肝心のCGは確かに上出来。作る側としても旧作でのストレスを吐き出した感じなのでしょうか
こういう“いかにもCG”って映像は最近あんまり見ないから逆に新鮮な気もしました
で、こいつは3Dの映画だったんですよね…私は例によって飛び出さないテレビで観ちゃいましたけど。確かに飛び出し甲斐のありそうな映像ばかりだったようにも思えます。（3D上映の）映画感に行くべきだったということは理解していますが、あんまり映画館に行く時間を作らない私にとって「トロン」の続編をチョイスする可能性はどちらにしても低かったようにも思います
まぁ、立体視のテレビ（出来れば眼鏡レス）が一般化し、お手頃価格になって、それを私が購入した際には、一緒にこのソフトでも買って観て見ようかとは思っている次第です。

で、CG映像の中でも多分この映画のウリであろう、若返らせたジェフ・ブリッジス。
もちろんフルハイビジョンで細部まで見えちゃうと違和感はありましたが、こういうCG技術の使い方には賛成ですし、概ね上手いこといってるんじゃないでしょうか。今後技術が進歩して実写と全く見分けがつかなくなることを願います。
…こういうのがこの技術の正しい使い方でしょうね…ゼメキスのやってる方法ではなくて

と、こんな感じで技術や意気込みにはナカナカ良いものを感じさせられた映画。3Dで観なかったことも残念に思っていますが…。

逆に、お話とか内容の方（映像以外）は…どうでも良い話かなぁ…「トロン」の続編じゃなかったら映画化なんてされるはずもない脚本といいますか…正直面白いストーリーとは思わなかったです。
コンピューターの中の新しい種族が云々とか、そこから出てこれるとか（まぁ入れるんなら出れるんだろぐらいにしか思えず）、どうでもいい感じのSF設定を強制的に語られてもなぁ…ディスクのくだりも意味わかんないし、トロンの改心もそんなにドラマティックじゃないし


そんなこんなで点数は４点（５点満点中）
但し４点全てが映像に向けてのこと。3Dで観れてたら“強”ぐらい付けたかもしれませんね。



補足・蛇足
前作はコンピューターの中に入っていった主人公が“トロン”というプログラムに助けられる話で「トロン」という映画のタイトル。
それなら今度は同ポジションのキャラクターが“クオラ”なのだから、映画タイトルも「クオラ」であるべきではなかろうか。
…実にどうでもいい事ですが、何となく海外SF小説のような、そういうタイトル方式（？）の方が、個人的には好みです



では、今日はこのあたりで





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