ゆったり山登り

北海道で暮らす自然が好きで、山登りやカヌーを楽しんでいるのんびり者です。
日々の自然や人との触合いを書いて行きます。

天下国家

2012-07-07 07:06:56 | 日記
桐一葉落ちて天下の秋を知る

秋でもないのにこんな始まりも変だなと思いながら書いています。
今の日本の国の現状を見ると正にこの感じがします。
あの大きな桐の葉がガサガサと大きな音をさせて落ちている様子が思い浮かびます。

どうして駄目になる時は政治も報道も知識人と呼ばれる人達も一緒に駄目になるのでしょうか。
国民が望む方向に何故向かわないのでしょうか。多くの国民は真面目でそれなりの見識はあると思うのですが…
国家となるとまるで違う国のようになります。
国会議員も地元ではそれなりに支持者の信用を得ているはずです。それがいざ国会に出ると違った方向に舵を取るのでしょうか。

議員でいたくて趨勢をみながら右往左往するようですが当選させるのは国民ですから国民の望む事をすれば次も当選する簡単な理屈が何故成り立たないのだろうか。

桐の葉は落ちて来年の肥やしになります。
果たして今の日本がこの落ちていく葉を肥やしにして次の年に立派な葉を生らせるものだろうか。

第2次世界大戦で大敗した日本が果たしてこの経験を肥やしにしてきただろうか。
私は失敗したと思っている。
アメリカの豊かさだけに気を奪われ一度は成功したかのように浮かれていたが最初から間違った方向を選んだとしか思えない。
たとえ世界一の経済国家を目指さなくとも国の心を大切にしていくべきだったと思う。
与えられた民主主義の為に未だに国民が自覚できないでいる。権利だけを要求して義務を怠っている現状は正にそれだろう。
発言や結果には責任が伴うことを明白しない国家を国民は見ているしかできないのだろうか。

報道は選挙の時にその思いを票に託せと言い続けている。
しかし、何故あの人が言う人物が当選し続けるのだろうか。
やはり日本国民は民主義国家としては未熟なのだろうか。

何故役所はこれほどまで仕事をしない所になったのだろうか。
原子力安全委員会は安全の監視を怠って会社側の立場にいた。
教育委員会は苛めをシランふりして学校は見ないふりする。
警察は個人の願いを無視して体制側に付く。

これを民主義国家と言えるだろうか。
決して欧米の国家が完成された民主国家とは言えない。しかし、日本にはないものがある。
それは結果に対して責任を取らせると言うことだ。
今、日本が変化出来る唯一の方法はしっかりとこの事を実行するべきなのだ。

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2 コメント

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ブータンが。 (あっけ)
2012-07-07 17:06:22
ブータンという国がいい例ですね。国民総幸福度を重視しているのだから。これこそ民主主義のような気がします。政治家は何かをするたびに国民のためといいますが・・・国民の声を聞いたことがあるのでしょうか?じかに。
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ブータンが (スー)
2012-07-07 20:17:02
あっけさん
国の大きさにも寄るのでしょうが幸福の形を大切にした政治を望みます。個人と組織人と二面性があるのは日本人の特異性なのでは。
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