ゆったり山登り

北海道で暮らす自然が好きで、山登りやカヌーを楽しんでいるのんびり者です。
日々の自然や人との触合いを書いて行きます。

あかげら

2011-04-30 07:25:20 | 鳥獣戯画
アイヌ民話
昔々、神様が病気になったとき
一番先に駆けつけたのが雀だった
そこで喜んだ神様は雀達が食べることに困らないように穀物を与えました
化粧するのに時間が掛かりすぎ
一番最後になったあかげらには虫しか食べられなくしました
だから雀は醜く、あかげらは美しいのです


あかげらの新婚夫婦
あかげらの夫がサクランボの木にしきりに穴を穿っています。
その木は土手の近くにあり傍を人間が通っていきます。
妻「何でこんな木に新居を造るのよ」
夫「この木の主は殺虫剤を使わないので安全なんだ。それに虫も沢山いるし」
妻「食の安全より危険回避が優先でしょ。人間を見なさいよ。原発で町の経済が潤うからって建設したら放射能漏れで家を追い出されて散々な目にあっているじゃない」
夫「確かにな。人間の危険性は充分に承知してはいるんだけど。でも、此処の主は雀に餌をやっているし、お人好しのようだから安心出来ると思うけど」
妻「貴女の方がよっぽどお人好しよ。人間を信用するととんでもないことよ」
かなり掘り進んだ穴を見つめながら無念そうにぽつりと言った
夫「それじゃあ、他を探してみるか」


二羽が飛び去った後に主がやってきた
主「昨日からコンコンとあかげらの奴、家のサクランボの木を突いていたけど何処へんだろう」
昨晩、日ハムが西武相手に接戦をものにして機嫌の良くしている主は木の根本に立って枝を見上げた
「ありゃ、こんなに穴開けやがって、虫でも捕っていると思ってほっといていたのに…」
穴は木の中心まで迄掘り進み、揚句に下の方にまで曲がっていて奥が見えない唖然として主は見つめている。
やがて、ぽつりと一言
「子作りしなかったら埋めてしまおう」

2011-04-29 11:22:51 | 日記
夕立
真夏の晴れた日、道を歩いている前方に雲が湧いてきて雨が降ってくるのが見える
進む方向からだ、けれど思わず反対方向に逃げてしまう
やがて追い付かれて私をずぶ濡れにして雨は去って行った
その先を見やると大きく虹が架かっている
なぜか濡れた体を気持ち良く感じた帰り道

秋雨
紅葉を眺めながらの一人のドライブ
赤色、黄色に染まった景色は最高の日より
車は峠の丁度8合目くらいを走っていた
俄に降り出した雨は白く、太く、真っ直ぐに落ちてきた
最初は雨を前景にしていた紅葉がやがて
主客を変えて雨の背景となる
一瞬の不思議な空間を私は走り抜けていた

田園の雨
仕事で田舎道を車で走っていた
やがて雨が降って来てあたりを濡らす
前方に自転車を漕いでいる女子高生がいる
濡れて体にまとわりつくようなセーラー服から
白く、湯気が出ているのが見えている
そこには既に私には無くなった若さが匂い立っている
通り越した時、相方が車を止めろと言う
降りて、何やら女子高生に話し掛けている
戻って来て彼女を家まで送って行くという
軽トラックの後に彼女と自転車を積み込む
20分程走ったところの酪農家に下ろして
とんだ「青い山脈」だったと彼は言い
私は意味不明ながら納得した


山中の雨
何故、雨の中を山に登るのだろう
天気予報は間違いなく雨だった
予定を変更したって何ら困ることもないのに
何故だか自分でも解らない雨の山行
汗が服の中に籠もって噎せ返っている
ありとあらゆる不満を言い尽くした頃
体はもっと登れと要求してくる
体にも文句言いながらも少しずつ何かを感じ始める
雨に濡れて木々が醸し出す香りの数々
近く、遠くに聞こえる鳥達の囀り
そうかこれを感じたくて私は此処に居るのか

そうだったんだ

2011-04-28 21:03:57 | 日記
人間の体は60兆個から70兆個の細胞から出来ていて、その細胞は分子から成り立っています。分子は原子から成り立ち原子は素粒子から。素粒子は量子から出来ています。
現代科学ではこの量子が小さな小さな紐みたいなものとまでは解っています。そして、この紐が間段無く振動しているいるそうです。
アメリカのウェインストックと言う学者がこの振動を計るMRAと言う機械を開発しました。これは主に脳の検査で威力を発揮しています。

生物は体感できない振動が根幹を成しています。これを人間は波長として捉えています。
宇宙が出している波動は7.5ヘルツで、これが波動の中で最も素晴らしい心地よい波動で、調和と秩序を保つために最適だそうです。そして、これと同じ波動を持つ人間がいます。
それが「赤ちゃん」です。
それが大人になって行くに従い世の中の塵芥に染まり、不快なこと、悲しいこと、腹の立つことを経験して育っていく内に乱れていまいます。

それでも「赤ちゃん」の脳に戻る方法が二つあります。
一つは楽しかったことを常に思い出す。
もう一つは幸福な未来を具体的にイメージする。
この二つを意識的に実行していると7.5ヘルツの状態に近づいていくそうです。
科学的根拠は無いそうですが私には納得できるものでした。

素晴らしき人

2011-04-27 02:36:05 | 日記
キャンディーズのスーさんこと田中好子さんが亡くなり葬儀が執り行われたのをテレビで見ました。その葬儀で本人が生前に録音した言葉が流されていました。
その言葉を聞いていて切なくて涙が出そうでした。それがテレビのニュースを見る度に流れてくるのでテレビを消してしまいました。
死を前にして何故あんなにも美しい心でいられるのだろうと。震災にあった人達の心配をしていられるのだろうと。
彼女達が活躍していた頃は私は社会人として働いており、ただの可愛らしい三人組のアイドルとしか見ていませんでした。
私には絶対無理な話で、ただただ無駄に歳をとってきた自分を情けなく思いです。
それでもすがすがしい気持ちにさせてくれたスーチャンに感謝です。
改めてご冥福をお祈りします。

それにしても、政治家の情けないことに腹立たしい思いです。国難と言っていながら政局にして騒いでいるだけにしか見えません。こんな時のために彼らはいるのに、何の行動も起こしていないように見えます。
昨日、そんな話を何人かとしましたら皆さん同じ様に感じていました。選挙の結果なんて政党を支持したからの結果では無く、入れる人がいないからしか無く入れた結果であって別に自民党を支持した訳でもありません。それを政治家は知らないのでしょうか。それとも知っていて政局にしているならば国民を馬鹿にしています。
お願いですからまともな政治を行って下さい。
死に際してもあれだけの立派な思いをを抱いているスーチャンのような国民を持っていることを意識してもらいたいものです。

カタバミ

2011-04-24 06:05:20 | 日記
辞書を見ると「何処にでもある花」と書いてありました。
確かに、散歩道に咲いていましたが、何処でも見られるとは思いません。
この本を書いた時代と違うのか、著者が沢山植わっている土地に住んでいるとか背景にも違いがあるのではと、くだらないつっこみを入れている今日この頃です。

日ハムは心配した空白の先発投手に八木を使ってきました。案の定、初回から歩かせてのヒットと点を取られ辛抱して2回を聞いていたら満塁で歩かせてしましました。
そこで不真面目なファンである私は心臓に良くないと思い聞くのを止めました。暫くしてラジオをかけてみると何と同点のままで試合が進んでいるではありませんか。永井を出して、勝ちに来た楽天を此処で勝っておけば明日の雄ちゃんで連勝できると確信しました。
しかし、昨日、中継ぎの連投で失敗している楽天を見ているのに、同じ事をやって負けてしまった。これは梨田監督の失敗であると思う。
また、2チャンで散々叩かれるだろう。