ゆったり山登り

北海道で暮らす自然が好きで、山登りやカヌーを楽しんでいるのんびり者です。
日々の自然や人との触合いを書いて行きます。

こんな予定では。

2012-07-31 16:51:48 | 旅行
1012.7.20 京極~札幌~三笠道の駅 走行距離219k

今日の予定の山は尻別岳。登山時間は少ないので朝の時間に余裕があり京極から行くことにしていました。
ゆっくりと食事をして久し振りにコーヒーを飲んで隣の帰り支度をしている夫婦を眺め穏やかな朝です。
  

登山ルートは二つありあす。私は分かりやすいの留寿都からのルートを選びました。
入り口は国道ではないので反対側から入るつもりが間違えてしまいやむを得ず真狩まで入りそこから留寿都に向かいました。
その後の道は分かりましたが登山道に入る道の案内が無く散々迷って山の方向からここしかないだろうという道に入りました。
工事車両が後からつぎつぎと来たので抜かせて後を付いて行くといきなり登山口の看板が目に入りました。
登る準備をしていると室蘭ナンバーの車が来てほっとした顔を見せたので私と同じ思いだったのだろうと得心しました。

下山後、留寿都の道の駅に寄り喜茂別町では資料館を見ようと役所に寄りました。
聞くとそんなものないと素気ない返事。私だけの空滑りのような不思議な気持ちになりました。
役所の壁には綺麗に花が飾ってありました。それと道の駅です。
 

で、これから何処へ向かうかというと札幌でした。そして地下鉄真駒内駅の近くに駐車場を探します。ただし、条件があったので簡単に見つかるかどうか心配でした。
その条件とは駐車場から何時でも車を出せるて、中で寝ていても問題ないか、でした。
何故、この条件が必要だったのか。そうです。地下鉄ですすきの行くつもりだったからでした。
案外それは直ぐに見つかりました。自衛隊前駅の近くに自動遮断機のついた駐車場がありました。駅前にはコンビニもあり最適な環境でした。
で……色々と楽しんだ後、無事に車まで帰って来てそこで眠りにつきました。

目が覚めるとまだ外は真っ暗でしたが目はすっきりと覚めています。
そこでふと考えました。何も正直に朝まで待つ必要はありません。料金も安くて済むし、町中は車も少なく抜け出るには最高の条件であることに気付きました。決まれば即、実行です。昨夜は万札しかないので駐車料金の支払いの心配をして地下街の喫茶店で飲みたくもないコーヒーを注文したら水を持ってこないので言うと済みませんも言わない。そしてそのコーヒーときたら馬に飲ませるほどの量なので残したまま帰ってきた。高い料金を取る為としか思えなかった。
私はやはり田舎者で良いと思う。たまに都会に出るとみんな美人に見えたがあれは太陽がでると全部ジャガイモに変わるのだろう。

お陰で夜中のドライブは快適で岩見沢付近に道の駅があったと思ったが過ぎてしまったので三笠にまで行くことにしました。
何時もはちょっと寄る程度の道の駅が意外に沢山の車が泊っていて車中泊の連中には人気があると分かりました。   

羊蹄山

2012-07-31 15:14:54 | 
2012.7.19 羊蹄山(ようていさん) アイヌ名=マッカリヌプリ 標高1898m
日本書紀に阿倍比羅夫が後方羊蹄(しりへし)に政庁を置いたと記されそれを松浦武四郎がこれをもとに山の名を後方羊蹄山(しりべしやま)と名付けた。

以前に比羅夫コースからは登っていた。しかし、ガスっていたので山頂を踏んでいなかった。
そこで、今回は一番人気のある真狩コースから登る予定が相変わらずのうっかりで京極から登ることになった。それがまた後で分かるのだがこのルートが山頂の一番近くに出るのだから面白い。

さて、ここが私の登山口。


最初から直登するような登りかと思っていたら暫くは林の中をゆっくりと前方に進む道だった。
登り始めて直ぐに降りてくる男性にあったので不思議に思い話を聞いてみると昨夜は上に泊り山頂で日の出を撮影していたがあまりの寒さで早めに下山したらしい。

その後はひたすらいろは坂が嫌になるくらい続きました。
やっとここまで来て周りの山も見えるようになりそれがみな下方に見えています。
  

最後の詰めはガレ場が続きロープを伝いながらの登りとなった。
ちょとだけ高山植物も見えてきます。


これを越えるといきなり目の前に分岐点の標識が現れ山頂が直ぐ先に見えています。


残りの元気を絞り出し一気に山頂へ。


すべてがこの景色を見たいが為に登った気持ちになる程に晴れ渡った景色は絶景でした。
              

山頂で食事をしながら前方に見える山を後ろにいる年輩の二人組に訊ねると知らないと言われ前に座っていた私よりは若いであろう方が教えてくれた。
うしろの二人組は関西から百名山を登る予定で北海道に来て昨日でこの山は北海道でが初めての山だったらしい。
どうやら私は質問する相手を間違ったらしい。

今度は朝とは反対にもう少しで登山口という所で男女の二人組にあった。山頂で日の出の写真撮るつもりなのだろう。山頂の風を気にしていたので登りであった方の情報を教えた。

今日は移動無し。

2012-07-30 13:20:50 | 旅行
2012.7.19 京極道の駅~羊蹄山登山口 走行距離12k

ローソンで買い物をしてから何時もより早めの出発です。
店のすぐ前からの山の姿です。


高い山ですから何処からでも見えますがあまりに近くだと撮影ポジションとして比較する対象物がないので面白い絵には成り難いですね。
ついでに取り忘れたので温泉の建物も撮って置きました。


一応、ここに車を置いて入山届け出すのでここからが登山になるのですが…


その後の道が此ですからね。
  

私としては林に入る所を登山口と思うことにしました。

下山は4時頃になりましたので宿泊は同じ場所に決めてゆっくりと体を休めることにしました。
相変わらず車が沢山停車していて観光バスも数台止まっています。昨日からのバスも乗せているのはアジアの外国人ばかりのようです。
中国や韓国にはこんな湧き水は無いかも知れませんのできっと喜ぶでしょうね。

余市岳

2012-07-30 11:06:19 | 
1012.7.18 余市岳 アイヌ名(ユオチ)=温泉が沢山あるところ 標高1488m

ホテルの駐車場の隅に一台止まっていた車の隣に駐車する。
ここから一時間程の林道歩きがある。入山届けを見ると一時間前に一人登っていた。


脇の木を伐採してあるのか木の陰になる所が余りなくて太陽の光を浴びながらのだらだら道は辛かった。
やがて山頂を遠望する。


別に予定通りに行かなくとも構わないのだが道を間違えた為のロスはなんとなく悔しい。
林道が無くなって唯一道と思われる下り行った結果である。スキー場のまっただ中の縁にやっと登山口を見つける。
  

なだらかではあるが長い登りの続く山である。山頂も間近になってきた。


ここで定山渓からの道の分岐点に出る。


最前から後ろで熊鈴の音が追ってきていたが追いついてこない所を見ると同じくらいの早さなのだろう。
そして、ついに先に登っていた方と会う。その方も余市の道の駅に泊まっていたらしい。一人しかいないので誰か来るのを少し待ったいたそうだ。本州の山と違ってここでは一人しかいないことはよくあることだと話した。そのうちに後ろの方が追い抜いていった。

やっと山頂に着いたと思ったらまだまだ先にあった。
これを見たら山頂と思っても仕方がありませんよね。


今度は本当の山頂。先ほどのところから意外に距離がありました。


山頂からの遠景です。
    

今日は冷やしたミニトマトを持ってきていました。昨日、農家の直売で一袋百円で買った物で安いのは規格外れの型だからでしょう。大小色々とありましたから。
それを先に到着していた方にお裾分けをして話をしました。
江別から来た方で年配なのに一人で登山をしているのだがかっては仲間が沢山いたが年を取るに従い減っていき今は殆ど一人で登っているそうです。まだまだ足腰のしっかりした様子ですが昔はもっと早かったと言います。
今でも遅い私はどうすれば良いのかと心の内で嘆いていました。

遠くからでも定山渓からの道と合流している様子が分かります。


ここまで来てやっと登山口が終わりです。これから林道を延々と歩くのですがスキー場が側にあるとなんだか力が抜けます。

寄り道は運を招く

2012-07-29 16:41:37 | 旅行
2012.7.18 余市~京極 走行距離112k

早朝の余市・道の駅


赤井川の町に着く前にこんなにゴゥジャスなゴルフ場が。


ここを曲がると山間総てがリゾートゾーン。

    

そして、一番奥のホテルの隅にひっそりと登山口はありました。

下山してこの日はコーラが飲みたくて道路沿いに販売機を探すが見つからない。遂に販売機を見つけてコーラの機会にお金を入れるが故障らしく出てこない。他のメーカーでガラナの飲み物があったのでそれで我慢する。赤井川に着く前に倶知安の案内板があったのでそちらに方向を変える。 
倶知安の町でスーパーを探して今日と明日の食料を買いサービス氷を貰う。次の予定の山が羊蹄山で倶知安からのルートは以前に登ったことがあるので今回は真狩コースを登ることに決めていた。
道路標識を見ると京極方面となっていたのでそちらからでも何れ真狩には着くことになるからと車を走らせる。
京極町に入ると道の駅の標識があったのでそこを見てからでも良いと寄り道をすることにした。
 

そこには既に沢山の車中泊らしい車が沢山止まっていた。何軒か並んだ土産店舗でソフトを注文して食べながら登山口を訊ねると直ぐ近くにあるという。そこで登山口の下見をして明日はここから登ることにした。
近くに温泉もあり聞くとその傍にあるローソンは24時間営業しているという。 
そして湧き水のことはテレビ等で知ってはいたがこれほど迫力のある湧き方をしているとは思わなかった。
                  

サウナでの会話
食事を終えてから温泉に入りに行った。
地元の人が多いような気がした。サウナでテレビを見ていたらサンマ漁が不漁だとニュースが伝えていた。
それを見て隣の叔父さんが困ってしまう、言うので私は話題を合わせて安くて美味しいサンマとかイカが取れなくなると我々庶民は本当に困ると当たり障りのない話をした。その話に叔父さんの隣にいた背中にモンモンを背負ったお兄さんが乗ってきた。
生きの良いイカで塩辛を造ったら売っている塩辛はまずくて食えないという。私は適当に相づちを打っていたらその内に出て行った。
私も出て水風呂に入ろうとしたらその縁に腰掛けたモンモンのお兄さんがいる。
何となく会話になって私が定山渓の山を登ってからきた話をしたら俺も山が好きで羊蹄山は3時間半で登った話をして定山渓の八剣山は登ったかと聞く。今回は登れなかったが天狗岳は登ってきた。と答えると今度はどの辺にある聞かれる。
なんやかやと無難な会話をしてその場を離れたがずっと気になっていたことがあって質問する誘惑に耐えていた。
それは彼の背中のモンモンが未だ筋彫りのままで何の絵なのかよく分からなかった。でも我慢して正解だったのだろう。間違って彼の聞かれたくない事情による理由であったらどういう結果になったか分かったものでは無い。

兎に角、無事に車に帰り着き安らかな眠りついた。