ゆったり山登り

北海道で暮らす自然が好きで、山登りやカヌーを楽しんでいるのんびり者です。
日々の自然や人との触合いを書いて行きます。

予定が~

2011-11-29 18:26:01 | 日記
悪い癖です。

勝手に自分で予想して勝手に計画を立てていました。

市の文化事業の一端でマジックペンで描く水彩画に参加する予定を立てたのですが。

ぎりぎりで応募した為に締め切り前だというのに満員だと断られました。

定員が10名のところすでに11名になっていて先生から追加の応募を断るように云われたそうです。

ごねれば何とかなりそうな気もしましたが先生に気を悪くされたら楽しくは無いと思い断念しました。

満員になるほど生徒が集まらないと勝手に集まらないと思い込んだのが間違いでした。

決定したら早めに事を進めるべきと改めて認識したました。

帚木蓬生氏作「インターセックス」を読んで

2011-11-27 16:35:09 | 感想
 私はインターセックスと言う言葉も意味も知りませんでした。
現実に私の周りにはいませんでしたし、いや、居ても分からなかったかもしれませんが。

主人公は産婦人科の女医さんです。ただ、通常の産婦人科ではなく性差医療と言う分野の医者です。
そして、彼女がこの新しいインターセックスの分野の治療に挑戦していく物語なのです。(それと同時にサスペンスもありますが作者の意図するところはやはりこの病気に対する人類が取り得る方向性を示したかったのではないか)
最近、性同一性障害が病気がとして認可されました。これによって性の転換手術、及び戸籍の変換も認可されました。
ここまでは私も知っていました。が、これは外見と心が違っている場合です。しかし、それとは違った性の問題があることを知りました。それもかなりの確率で生まれているそうです。
両性具有と云う言葉を知っていますか。これは男性と女性の機能を備えた人のことを云います。その他にもっと性が曖昧な状態で生まれてくる状況もあるようです。
現在では親と相談の上染色体の性別に合わせて外見を合わせるそうです。この場合、睾丸、男性器若しくは小宮、膣が未成熟で大人になっても機能する確率は低いようです。特に睾丸の場合残して置くと癌になる確率は高いそうです。
どちらにしても何回もの手術が必要でその苦しみの他にも両親や舅達との葛藤等想像以上の苦しみを持ちながら生きていかなければなりません。
そこで主人公はこの手術には反対の立場をとります。まずは本人の意志にかかわらずに性別を決めるべきではない云います。それに術後の精神面でのアフターケァーが必要であって本人が大人になって納得した上で性別を決めるべきと主張します。

主人公がドイツの学会に行った際に友人の医者がこの病気のメンバーの集りに出席するのに同行します。
ここでは各自が苦労した話などをみんなに聞いて貰います。そこで最後に話した人の意見が結論ではないかと私は感じました。
それは人間には肌の色の違いがあります。それでも人類としては同じ扱いです。それと同じように性の問題も男と女だけでなく染色体がXYでありながら、性器の外見が女性の人。そしてXXであっても女性性器が欠如して男性化している人。そして男性器と女性器の両方を持っている人の五種類に分けるべきだと主張します。

たとえ少ない確率とはいえこのような性を持って生まれることがあるならそれ自体が認められる社会であるべきかと考えました。
偏見とは多数主義が生み出す悪習のようです。大勢の中にいることで少数派をいじめて安心する現代社会の病魔でしょう。

性に関して現在テレビなどに出演している女装者などがほとんど認知されていることからいずれ変わりうる可能性はあると思います。

懲罰棒?

2011-11-26 15:21:14 | 日記


先日、これを懲罰棒と書きました。説明書きにもそう書いてありましたので間違いではないのですが…

昨日、読んだ本でこれが字の通りに理解すると間違いだと分かりました。

アイヌ同士が何かもめ事を起こしたときに話し合いをします。これをチャランケと言います。

その時にいかに自分が正しいかを弁じあいます。

これで決着が付けば負けた方が物で弁償します。

同士で揉めたときには先ずは女性が相手の方に行きチャランケを申し出ます。

そしてお互いの村の弁の立つ者がでて言い合います。

それで結論のでないときは先の個人同士の場合もそうですが。

代わりばんこに左の肩をこの棒で叩きます。

どちらかが参るまでやります。参らなければそれはそれでもいいようです。

それだけやれば気持ちが晴れてどうでも良くなるのだそうです。

一見、野蛮な方法にも思えますが案外、的を得ているように思います。

昔、男同士で気に入らない奴がいれば殴り合いをして納得したのも同じ生理現象でしょう。

しかし、今はそれほど単純な気持ちにはなれないでしょうから無理でしょうね。

子守歌

2011-11-24 10:48:33 | 日記
やっぱり、子守歌の内容を全部書きたくなりました。
この歌の中で苫前に交易に行ったとありますが名寄から直接行く道はありません。
今、モシリからの道を切り開いていますが当時もここを行ったと思われます。
「名寄町百話」に昭和三十年代(?)に地元の青年数人で積雪期に山越えをして吹雪にあい遭難するところだったと書いてありました。
それほど大変な行程だったと想像できます。


雨竜を超えて苫前?
ihunge(名寄)                  【ihunke 子守歌】

ahoy rrr haho
ahoy rrr haho hu m m

[以下、この括弧の部分は※で表す。繰り返しの意味か]

echacha・ne・kur          【おまえのおじいさんになる人は】
uimama kusu                   【交易のため】
tomama kotan                   【トママイ村】


tono ko uimama kus                【和人と交易したので】 
usa tonoto                【酒だの】


usa anam              【米(穀物)だの】                                                                
boronno kor wa                  【たくさん持って】
ek na-                      【来るよ】


hau sakno mokor                 【静かに眠れ】
itek chis no an                 【泣かないでいなさい】

 〃  〃  〃
ahoy rrr haho
ahoy rrr haho hu m m
echacha・ne・kur          【おまえのおじいさんになる人が】
oshibi yakne                  【戻ったら】
tono kor sake                  【和人の酒で】


kamui a ?eko・nkami na              【カムイに(私が)祈るよ】                                              aho

ponno en・tere・kur                【少し(私を)待ってちょうだい】


e・ona・ne・kur                   【お前の父親である人は】
oshibi na                    【戻るよ】


kamui tura no                  【カムイとともに】


ikobundek an na                 【私は喜んで迎えるよ】


kor shion                     【息子よ(?)】


ikobundek an na                 【私は喜んで迎えるよ】
hau sak no mokor                 【静かに眠れ】


[知里真志保ノートCM108「風俗覚え書」、話者、採録日などの記述なし。p.11・12]

追記ー本来は縦に揃っているのですが操作が分からずにバラバラのままです。それと記号で出せないのがありましがそのままにしてあります。 
   
                                                                                                                                
        


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2011-11-23 11:46:06 | 日記



だんだんエスカレートしていきます。

次は何を作ろうかと。

数々の失敗がそうさせています。

取り付けてから行ってみると鳥の羽が無くっていることがたびたびありました。

原因は色々ありました。

最初は尾羽が広すぎて羽が当たってしまい壊れました。

次は羽の根本がしっかりしない為に強く回ると飛んでしまいました。

どうにか解決したと思って安心したら今度は支柱が風で振れるのでやはり羽が斜めになりどこかにぶつかって壊れました。

この画像にある支柱の中には鉄心が入っています。

鉄心のねじの回転方向が羽の回転の逆方向だったためにナットが緩んで取れてしまいました。

今度はそれを反対にしたら締まりすぎて動かなくなりボルトが奥に行かないようにネジ山をつぶしました。

もうこれで終わりにしたのですがそう訳にもいかないかもしれません。