これで良いのだろうか？

ここ数日、話題になっている高級ホテルのレストランのメニューの不当表示の件が気になっています。
この問題は一企業だけの問題だとは思えないからです。

私は２０才で車の免許を取って以来、多くの事故を起こしてきました。
幸い、自家用車に関しては保険に入っていることもあり良心に羞じない対応をしてきたと思っています。
ですが、今では後の話し合いを有利に運ぶ為に自分が悪いと思っても絶対に認めないが常識になっているようです。
これは如何にも裁判が通常化しているアメリカナイズされた考え方なのでしようか。
しかし、これが世界の趨勢と言っても日本人的には馴染めるものではありません。

今回のホテルの件でも意図的なものでは無いと釈明が為されました。
ですが、あれ程のホテルの料理人が食材の違いが解らない筈はありません。
会社の意図的な方針だったと考えるのが普通ではないでしょうか。
ここで問題になるのは一流と言われる会社のプライドの問題と思います。
それを信じて利用するお客対する裏切り行為であります。
この事こそ、日本的信条に則さないのではないでしょうか。

段々と日本的な良さが失われつつあることをこの事件でも知る事になりました。
今、世界の若者達は日本を不思議な特別な国として愛してくれているようです。
これは過去の先輩達が築き上げてくれた美徳でありますがそれが今、失いつつあります。
それで良いものでしょうか。