ゆったり山登り

北海道で暮らす自然が好きで、山登りやカヌーを楽しんでいるのんびり者です。
日々の自然や人との触合いを書いて行きます。

本能?

2012-04-02 09:39:47 | 日記
 昨日今日は天気が悪くて見られませんが春のこの季節によく見られる風物詩があります。
それは氷割りです。天気がよいと其処此処でで見られるになります。
道を歩いていて春を感じる瞬間でもあります。
私は元々が無精ですからあまり進んでやりません。いずれ溶けるのにとの思いもありまして。
ですが流石に近所で私の家の周りだけ雪が残っていると気になり天気が良いとやって見ようかなと言う気持ちになります。
これがやり始めると中々途中で止めるのが惜しくなります。

これは上手くしたもので歩き難いこの季節の運動には丁度良いのでしょう。
疲れたら休みまたやるというのは体にも精神衛生にも良いようです。
今まで家に籠もっていたのが表で近所の人と話す機会にもなります。

尚且つ楽しいのはあのプチプチと同じに氷が割れる時の気持ちの良さは快感でもあります。
あの傷跡の瘡蓋を剥がすのと同じように氷が剥がれて広がっていくのも快感であります。

それとこれは人間の本能と言えるのではないかと思いますが。
道を開く楽しさ
路上の氷を溶けやすくする為に最初に水路を造り道路の縁ある溝に導きます。
それを自分なりの方法で何処にどの様に流すかを考えるのは楽しいものです。

それが広いと尚更、楽しくなります。
昨年まで秋にダム湖に沈む予定地の遺跡の発掘に参加していました。
一応、粘土地迄掘り下げますが雨が降ると休みになりますので休み明けで行ってみると折角、掘った穴が水で埋まってしまっています。
そこで雨が降りそうになる度に如何に低地に水を導くか考え広い土地に小さい水路を築きます。
翌日、上手く水路が機能しているのが見るのが楽しみで上手くいっているとまだ流れている流れを追ったりして遊んだりしていました。

人は何の為に苦労して知識を蓄えていくのか。それは誰かに伝える楽しみが先に在るからではないのか。
その為により新しいことに挑戦して道を切り開くように出来ているからではないだろうか。
生命体が種の存続を考えた時に生きる為の知識を子孫に当然伝えようとするであろう。
その時に自身の世代でより良い方法を見つけておくと確率が高くなることを無意識に知っているからではないのか。
本能に従った行動を取るのは当然でありそれが一番心が落ち着くからなのかもしれない。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
この前の (スー)
2012-04-03 07:48:06
あっけさん
雪が降っても良いのです。
またやる仕事が出来て良かったと思っているはずです。 そんな訳ないか。
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この前の (あっけ)
2012-04-03 05:39:36
この前の暖かい日にうちでも、氷割りをやりましたよ。主に親がやったのですが、おもしろがってやっていました。でも、その後、雪がまた降って台無しになってしまいましたが。
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