ビデオ・あっ!とランダム・SharakuのLIVE映像&情報

撮影・Shigemi TakamatsuのLIVE映像の紹介 from 10/Apr'06

ビデオレッスン Vol21~25

2010-01-01 | 撮影テクニック
本年が皆さまにとって実り多き一年になりますように。
まずは昨年までのビデオレッスンです。重複していますが・・ご愛嬌で気軽にお楽しみ下さい。

<VIDEO LESSON-21>
一台のカメラでのLIVE撮影はポジションで決まります。
撮影に便宜を与えてくれるライブハウスもありますが、
基本はライヴを楽しみに来ているお客様の邪魔にならないようカメラの位置を確保する事が重要です。
ライヴハウスのオーナーや担当者とよく打ち合わせして最良な位置を確保しましょう。
撮影する前に大切な事は音をどうするか‥?でしょう。
それにはリハーサルの時に入念に音のLevelをチェックして予めPeakを探っておくことです。
1カメの場合はほとんどカメラ内蔵のステレオマイクで録るのですが、オートで収録すると歪みが出て使い物になりませんので十分注意してください。

<VIDEO LESSON-22>
LIVE撮影は正に体力との勝負です(汗’)
最低1時間の手持ち撮影を余儀なくされ・・うんこ座り(失礼)から
ゆっくり中腰までスワットしポジションを維持・・そこから左右に移動したりで
まるでブートキャンプの連続です。
汗っかきの人は目に汗が入るしズームの手は滑るし息は上がるし・・
でも、決して弱音を吐けません。正に本番中!なのです。
暗い中、下は電気コードだらけで蹴躓いたらエレキのアンプは切れちゃうし
照明はすっ飛んでしまいます。
被り付きで同じポジションに居れません。何故ならお客さんの邪魔になるからです。
前、後ろ、横、下に注意しながらの撮影の連続です。
当然それプラス、レンズのサイズやフォーカス、絞りを適切にコントロールし
音の始まりやきっかけを予測したり、聴いて愉しんだりと五感どころではありません(汗’汗’)
あなたはこのLIVEマラソンに耐えられるか・・

さて、今日も病院で検査後LIVEの撮影です。
病院で体にターボチャージャーを付けて貰います(笑)

<VIDEO LESSON-23>
LIVE撮影の前に必要なのはリハーサルをしっかり見る事です。
ミュージシャンの位置や曲順、流れを把握しておきます。
また、ミュージシャン達と話を交わして体調や雰囲気を掴んでおきます。
ライブハウスのオーナーや担当者とは親交深める意味でも
客席の配置の確認やカメラ位置の確保、音の録り方や世間話等をしながら
各ゝ了解を取っておく事です。
さて、オールスタンバイ完了です。後は野となれ山となれ♪
「撮らせて戴く」という謙虚な気持ちを忘れずに
さあ!2時間のMusicマラソンのスタートです。
Good Shooting!
撮影に関することなら何でもお答えします。BBSへどうぞ!!

<VIDEO LESSON-24>
2時間のライヴ撮影に耐え得る人は次のステップに進みましょう。
演奏が始まる前にもう一度カメラ機材の点検です。
テープチェンジのタイミングを考えておくのも忘れないで下さい。
また、思わぬカメラトラブルに備えてテープクリーナや予備の生テープ等を持っておきます。
そして、ブートキャンプの連続ですのでウォーミングアップも怠らないように(^0^)/
ライヴが始まったら終わるまでカメラ(テープチェンジを除く)を止めないで下さい♪!
音を最後まで収録する事は後の編集作業に大いに役立ちます。
真っ暗でも拍手など入っていると臨場感が出ますねぇ。

《手持ち撮影》
カメラの手持ちは狭い場所や移動等の撮影に効果を発揮しますが、
多くの皆さんは楽だとか三脚を立てる時間が無い事の理由で手持ちにするようです。
プロのカメラマンでもただ歩いて撮っている光景を目にします。
若いうちは膝のクッションが軟らかいので違和感がないと思いますが‥
実は大事なことがあります。
筋肉を付け、腰を丈夫にすれば良い手持ち撮影が出来ると思っているのは間違いではありませんが・・
痩せた力の無い人でも以下の訓練をすれば人間ステディカムと言われる程手持ちが上手くなりますのでやってみて下さい。
・能の歩き方を習得する
・社交ダンスを習う
・太極拳で腰を鍛える
以上の何れか1つでも足の運びを覚えれば鬼に金棒!!
どうぞお試し下さいネ

<VIDEO LESSON-25>
《手持ち撮影-2》
カメラの手持ちは難しい(*_*)が・・
最近、ステディカムが安価に買えるようになった。と言っても200万位するけどネ(>_<)
テレビ番組もオールステディカム撮影で押し切る作品をたまに見かける‥
でも、それを観る視聴者は堪らないし、カメラマンも重くて(装着重量20Kg以上)堪りません。(*_*)
映像がスムースに(防振効果)いくのは良いとして‥
全編ステディカムだとファファと舟に乗ってるようで作品的にも焦点が定まりません。
カメラマンの主張が無いと言うか‥
アップショツト等は力(Heart)が感じられません。
ステディカムは元々ワイドアングルレンズを装着して使うもので
Videoカメラに付いているZoom レンズではアップショツトに無理があるのです。
作品ではステディカム使用は1-Scene位に抑えないと無用の長物となってしまいますネ。
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2010年の夜明け

2010-01-01 | 撮影
皆様明けましておめでとうございます!!
2000年から早10年が経ちました。。
この10年を振り返ると着実に何かが失われて行っています。
自然、文化、礼節、夢、愛、おもいやり等々数えたら限がありません。
ごね得の社会になり大人になりきれない人達が増え続けています。

10年を節目に自らを反省しつつ、本当の「ほんまもん」を追及して行きたいと思っています。

2010年を新しい出発の時ととらえて気持ちを新たにし、
激動の時代を乗りきる覚悟の年としたいと思います。

また、今年は必死(必ず死ぬ)を念頭に悔いない毎日(生)を過ごしていきたいと考えています。
死を考える事の大切さ、必死に生きることの喜びを・・
”幸せの種”に気づけるようにジックリ考えていきます

皆様、今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
sharaku 元旦
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