ぽかろぐ

おうちが仕事場業・ぽかこの日記。お出かけと文房具と写真大好き

夏なので怖い話?

2014-08-09 10:50:58 | 日記
うちのはす向かいに事故物件があります。

と言っても、出る!とかではなくて、孤独死があっただけなのですけど。
ご老人が一人で住んでいて、ヘルパーさんが出勤して見つけたのだとか。
住んでる人のことは母親たちはご近所付き合い程度には知っていたようですが、特に親しいという人はいなかったようです。
身寄りがないわけではないので、事後処理は離れて住む御家族がやりました。

で、この家。
売りに出されるも買い手も借り手もなかなかつかない。
随分長いこと看板が出ていて、最近更地になりました。
どうやら某事故物件サイトに載っていたようです。

立地は詳しく書くと特定されてしまいそうなのでぼかしますが、生活するにはかなり便利な場所で日当たりも良い。
家はかなり大きく立派。
なのに何故借り手買い手がつかなかったのか。
事故物件サイトのせいだけではないと思うんですよね

もちろん「出る」わけでもない。(多分)

2階の部屋の押入れに奇声出す女性がしまわれてるとか、白いブリーフ少年がいるとかいうわけでもなく。

家相というんでしょうか。
そんなスピリチュアルな意味ではなくて。
ちょっとおかしいというか、雰囲気の圧力があるんですよね。

そのお家、私の部屋の窓から見えるんですけど、なんというか…監獄。
壁はコンクリートと土。
窓は殆どが小さく、磨りガラスで格子つき。
一階ならわかりますが、二階三階の窓まで格子つき。
唯一南側のベランダ付きの窓だけは大きいですが、完全目隠しのベランダ柵。
大人の頭より高いブロック塀に囲まれ、敷地ギリギリで建てられているから、一階の大窓にも光は入らず、わずかな隙間には大きな木が植えられて。
門扉も完全目隠しの身長高。

オモテ側から見た第一印象は「暗そう」。
裏から見ると「監獄」

夜、窓から見てても明かりはついてるのですけど夜の闇に真っ黒な四角い塊が浮かび上がるだけ。

母親たちが「売れないねぇ」と言っていたところに、私が「監獄みたいだもんね」と言ったら納得したような顔していました。

中に入ったことはないのですけど、中はどんな具合だったのでしょうか。
三階建てだから御家族と住むつもりの家だったのだと思いますが、母親だけ置いて出て行った御家族はどんな風に感じていたのでしょうか。

何か起こる物件というのは、起きる要素があるからだと思っています。
霊的なことでなく、外因や作りがそうさせたりするものだと。
自殺しやすいというか。
古くて暗くてジメジメした部屋で自殺が相次ぐ、なんていうのは、そういう部屋を借りる人はそもそも生活に困窮気味で、人生の展望や自分を愛せない人が住みがちだから自殺率も高くなりますよね。
そういったもんだと思っています。

まあこれでは新しい家主は現れそうもないなぁ、と思ってたら更地になったので家相というものはあるんだな、と思ったという話でした。

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