姉から宙組観劇レポが届きました♪
お楽しみください(*^^*)
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今月は前週に、「梅芸モーツァルト大楽観劇→宝塚ホテル泊→ルパン観劇」という、
『正月からお仕事頑張ったね、ご褒美プラン』を計画していました。
それが直前になってぶち込まれた研修会議のために、泣く泣く遠征を断念。
何だかルパンが良さげな様子。。さらに予定日だったルパンに、ちえ様星組御一行が観劇☆
というサプライズ情報を耳にし・・・・荒れました。一週間荒れに荒れました。
そうして迎えたグスタフ遠征。
この荒んだ心を宙組さんに癒してもらいに、東京までやってきました。
かなめさんの宙組、見納めです。
お芝居は、個人的にちょっと脚本がいただけませんでしたが、素晴らしいシーンも多くありました。
が何といっても、ショーが良かった。2回観ましたが、まだまだ観足りないです。
まず、曲が良い。流れが良い。笑い有り・感動有り。色んなかなめさんも見られます。
全体のバランスが良くて、何度でもリピりたい大好きなショーになりました。
幕開き、大階段から登場後、銀橋に出るかなめさん。
客席をニヤリと挑発するように微笑み、首をクイッと返して身体をしならせる。
ソフト帽からチラチラと覗く目線が超絶色っぽい。もう危険な域。ヤバいーー。
後ろでは、赤スーツの組子が花道まで舞台いっぱいに広がっての総踊りに、
のっけからテンションMAX。あぁ、これ超楽しい予感。
そして、かいちゃんセンターの若手5人の場面。
かいちゃんが銀橋近くの席をガンガン釣っていて、お客さんの心臓大丈夫かと心配になる。
いや、しかし羨ましい。なぜ、あの辺に座っていない、自分。
あっきーも、ロイヤルな微笑みに色気をプラスした超危険なやつを、前方席に飛ばしていて。
ここは、うっわーうっわーー・・とひたすら心の中で叫んでいました。
宙男、コワイ。
怪盗カナメールは、コミカルで楽しい場面。
かなめさんとキタさんが絶妙のさじ加減で、笑いを誘う。
アドリブネタは、刑事キタロールのネクタイがリードのように伸び、
かなめ刑事に散歩されるという。なんとシュールな。めっちゃ笑いました。
まぁ様のサラマンダーは、ダンサー軍団登場でアラビア風の妖しい舞を見せてくれます。
誰一人決して動きが途切れず、じわーーっと地面から這い上がるような動き。
個の動きが呼応し合い、一つの大きなうねりになって押し寄せてきて、鳥肌。
中でも、美しい弧を描くまぁ様の腕の動き、肩の動きに見惚れていました。
そして中詰め。銀橋歌い継ぎ。
初っ端、かいちゃんの「マハラ・・ガーーードーーーー!!!!!」が
全力でぶっちぎっていて、吹く所でした。いや吹きました。
今回気合いが違います、七海さん。やりきってます。愛しすぎる。
その後の、「狙った獲物は逃がさないのさ」まぁ様も、花組仕込みのオラオラが爆発。
客席を釣る銀橋テクがもう別格です。恐ろしいアピール力。
かなめさん・まぁ様・キタさんの3人トライアングルで踊る所は、
溜めに溜めたかなめさんの掛け声から、三者三様のオラオラダンス。
この宙123の貫禄よ。もう高まりまくり。
そっからの客席降りで、1回昇天しました。
後半、火の鳥から不死鳥として蘇る場面は、ストーリー性があって幻想的で、大好きなシーン。
まずロミジュリの諍いバリの、白vs黒のダンスが緊迫感たっぷりで引きこまれる。
先頭に立つ愛りくのバランスも良い。特に、黒りく君のダンスが素晴らしかった。
スピード感があって、身体のバネが強くて、風を切る大きな動き。
改めて、すごいダンサーさんだと思いました。
戦う人々を見つめる火の鳥・かなめさん。
首を折る動きが、本物の鳥のよう。人間としての意識は消え去ってます。
かなめさんは、人外の役がほんとにハマる。
対立する同士で愛し合ってしまった、まぁ様とみりおん。
二人を引き寄せる火の鳥・かなめさん。
火の鳥は、一羽少し離れた所で佇んでいて。
孤高の鳥。
それが現実とリンクして一瞬複雑な思いがよぎったけれども、
それを打ち消すように、かなめさんがとても柔らかい表情で二人を見つめていて、
たまらない気持になりました。
二人を包み込む懐の大きさ。
幕開きから思っていたのですが、かなめさんはほんとに鳥が翼で包み込むように、
宙組子たちを優しく包み、見守っていました。
かなめさんという人は、今まで思っていたよりも、もっとずっと大きな方でした。
争いの渦の中で引き裂かれ、息絶えたみりおんを生き返らせる為か、
争いをやめない者たちを憂えたのか、世界の全てを焼き尽くす火の鳥。
自分自身をも巻き込んで。
この場面、一つのお芝居を観ているような感覚でした。
壮大な音楽に演者のエネルギーが乗っかって、照明が作り出す幻想的な世界と相まって
素晴らしい一場面でした。
火の鳥の復活を願う宙組子の思いが届き、ついにフェニックスとなり蘇る場面。
ここから退団に向けた場面につながっていき、一気にフィナーレまで駆け抜ける感じ。
ここのかなめさんを中心に全員で歌う曲がほんとに良い。
「人は誰だって 翼持っている 思いのまま空 自由にはばたけ」
切ないメロディーラインが胸に迫ってきて、涙がツーツー止まらない。
かなめさんが、組子たちを見て優しく笑っていて。みんなも笑い返していて。
キラキラキラキラ輝きに溢れていました。
デュエダン。かなめさんの相手が、キタさん→まぁ様→みりおんと引き継がれる。
そして最後のソロ。「花、雪、星、宙」を入れた歌詞に涙。
なんと粋な計らいか。ダイスケ先生GJすぎる。
「流れ星に強さ育まれー 果てしなき宙へー」
・・・・かなめしゃーーーん(泣
ちえさんとは違う魅力のトップ、かなめさん。
男役らしさとか以前に、まず、ただただ美しい。
かなめさんに関しては、性別を超越した美しさがあります。
ずっと見つめているのが、おこがましくなるような神々しさ。
そして、ちえさんと同じように、登場だけで他を圧倒するオーラがあります。
宙組を観ると、いつもその真ん中力に魅せられ、身を委ねていられました。
その美しい姿の芯では、蒼白い炎が静かに燃えていて、
命を削るように、舞台に全精神を注ぐかなめさんが大好きでした。
この稀に見る美しいトップさんが率いる宙組が大好きでした。
かなめさん、素晴らしい舞台をありがとうございました。
最後まで駆け抜けて下さい。
長文・乱文、失礼しました。
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