50代娘と92歳父(要介護3)のゆる~い介護生活

今迄は健康情報のブログでしたが、父親の介護のブログになりました。別居で、頑張りすぎない介護をめざしています。

介護離職した人の気持ちがよくわかります。

2024-10-29 12:28:19 | 介護
92歳父の様子を見ていると、
すべてが常に危ない感じなんですよね。
トイレに行くのだって危ないし。
離れて暮らしていると、ちゃんと寝たかなとか、ご飯は食べたかなとか、
すべてが心配。
もう、心配しかないんです。
そのことばかり考えてしまう日があり、つらくなります。

だから、介護離職した人の気持がよくわかります。
そばにいたら、少しは安心できそうですものね。

でもね、うちの父は外面はいいみたいでヘルパーさんには従順ですが、私に対しては威張るし、怒鳴るし、調子に乗るし、なんでもやりっぱなしだし、近くにいると頭にくることばかりなんですよ。

心配だからと、もしも仕事を辞めて同居したら……、私は「あんたのために、犠牲になってんだよ」「少しは感謝しろ」と言ってやりたくなるし、頭にくることばかりで血管が切れるかも。
それに、我が家は資産がまったくないので、私が働かなければ、やがて経済的に破綻するのは間違いありません。

心配ではありますが、ヘルパーさんたちにご協力いただきながら、もう少し遠距離介護を続けていければなと思っています。
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老父の眼鏡から、年を取ることの現実を知る

2024-10-28 13:42:59 | 介護
92歳の父は眼鏡をかけて、虫眼鏡を使って新聞を読みます。
「毎日面倒だから、新しい眼鏡がほしい」と言い出したので、眼鏡屋さんに行ってきました。
視力検査をしてもらった結果、近くを見るための眼鏡をかけても0.2だそうです。メガネにプラスして、虫眼鏡を使ってこれからも新聞を読むしかないと。

遠くを見る用の眼鏡をつくると、遠くは0.4になる、と言われました。
これ以上のことを求めるのなら、眼科へ行ってください。治療しないと無理ですと。

私は裸眼で自動車の免許が取れる程度0.6なんですけど、0.2の世界ってどんなのだろうと思ってネットで調べてみました。
そうしたら……すべてがぼんやりしています。人がいることはわかっても、顔なんて班別できません。
そうか、おじいちゃんは、こんなぼんやりした世界を見て毎日過ごしているのか。これじゃ、何かするときに手元が狂うわけだわ。ひ孫が遊びに来ても、顔が見えないんだね。
申込用紙に「名前を書いて」と言われても、書く場所を「ここ」と指さしてあげないと書けないのか……。

ついでに耳もよく聞こえないので、眼鏡屋の人が何度も同じことを言ってましたけど、何を言われてもわかったんだかわからないんだかの反応……。店の人の話は理解できていない様子。

92歳になると、目はぼんやり、耳もよく聞こえなくなり、楽しみがなくなってしまいますね。だから、ぼーっとテレビを見ることしかできないのか……。
そして、こういう人を詐欺師は騙すわけですよ。何をやられてるのかわからないまま騙されてしまう……。

最近では人生100年とか聞きますけど、目と耳のコンディションを改善する方法が見つからないと、悲惨なことになりそうな……。
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介護仲間との会話から…高齢者の趣味について

2024-10-14 12:10:23 | 介護
昨日、80代後半の母親を遠距離で介護している友達と、10年ぶりぐらいで会って話をしました。
彼女から、「これから年をとるにあたり、いろいろな趣味をもっておいたほうがいい」と言われ、納得したので書いておきます。

彼女のお母さんは、今は何もやることがなくて毎日ぼーっとしているそうです。
手芸が趣味でしたが、目がよく見えなくなってできなくなり、
水泳が趣味でしたが、プールまで行くのが大変だし、友達もプールに来なくなり、本人も泳ぎたくなくなったそうです。

だ・か・ら、
運動する趣味、目や指先を酷使する趣味の他にも、
歌うとか、ドラマを見るとか、麻雀をするとか、ゲームをするとか、ジグソーパズルをするとか、高齢になって体が動かなくなっても、続けられるような趣味をいくつか持っておいたほうがいいよ、ということなんですね。

私の92歳の父は、基本的にぼーっとテレビを見ていますからね。車の運転をしなくなると、近所以外はどこにも行けないし。
やはり、高齢になってもできる趣味があった方がいいような気がします。
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