2010年5月8日(快晴→晴れ)
目的地:竹生島(琵琶湖)
(奥に見えるのが今回目指した竹生島)
(赤線が今回辿った航路、クリックでGoogleMapが開きます。)
5月5日の沖島に続いて、今回は奥琵琶湖にある小さな島、竹生島を目指しました。つづらお荘前湖岸から片道50分の船旅、といってもシングルオールの手漕ぎですが(笑
(準備万端)
カナディアンカヌーは、荷物が大量に搭載できるのが魅力ですね。岸につけなくても湖上でツーバーナーに火をつけBBQもできます。
ちなみに緑色したコールマンランタンのエンボスが入ったのが、最近お気に入りの、フォールディングLPツーバーナーストーブ(170-6794)というモデル。見てのとおり折り畳めてコンパクトで、気軽にどこにでも持っていけます。スノピのがっしりしたツーバーナーとかも積めないことはないですが、、数日かけるようなキャンプでないのでそれほど気合いもいらないかと。
Optimus 155Wの場合は沈めてしまったら大泣きですので、湖上には持ち込みません(^^;
最近、ランタンでもなんでも、気軽さを求めるようになってきました。。
そのきっかけが、コールマンのノーススターというランタン。そいつの一発点火は、自分にとってはあまりに衝撃的でした。
ちょうどその前に、点火まであれこれと手間がかかるスノピのWGランタンを持っていたから、尚更です。
二層式洗濯機から、全自動を体験したときと同じくらいとでもいいましょうか。でも、そうすることで、風情が薄れてるのも事実。要はバランスなんでしょう。
そして、そういうニーズ変化にきちんと対応するグッズがあるわけで、キャンプ用品は奥が深いですね。彼女は、数あるツーバーナーの中でもコレが一番使い勝手がよいと絶賛しております。
なんでも、使用する際に取っ手の部分がちょうどバーナーの斜め脇に配置されてて、これを持ちながらフライパンとかを揺すると楽なんだとか。他のツーバーナーはそれができないので大物を炒めたりする際、バーナー本体が揺れるそうだ。
多分、暮らしの手帖なんかでプロダクトテストしたら、このコールマンが主婦受けするのでしょう。
あれ?こんなに水が青かったっけ?紫外線がきつすぎるせいか、撮影した写真の色が記憶より違ってみえます。この一帯はジェットスキー禁止区域なため、沖島へ向かうときと違って、ほんと静かです。たまに漁船が通るくらい。
だんだんと近づいてきましたが、この見えるところからかなりかかるんですね。槍ヶ岳を登ってるときとよく似た感覚。見えるのになかなかたどり着けない。
たまに何か船の下を黒い影がよぎるのですが、もしかして琵琶湖クラーケンか! それとも最近、よく網にかかるアリゲーターガーか!
なんて、同じ景色を見ながら、同じ動作を繰り返しているうちに、思考がおかしくなってくるのでしょう、脳が何でもいいから変化を欲してるような気がします(^^;
あれれ、なんだかハゲ山みたいだな。というのも、水鳥の糞害で木が育たないのだそうです。確かに黒い水鳥がそこらじゅうにいます。ヒッチコックの「鳥」を連想してしまうほどの大群です。
昼食休憩のため上陸ポイントを探すわけですが、垂直にたった岩に囲まれ、う~ん、困った。てゆうか腹が一気に減ってきた。
iPhoneで撮影するとブレますね。
ぐるりと反時計回りに周回して、横にぽつんとある岩場との間にさしかかります。ここはかなりの浅瀬で、たぶん、干潮のときなんかつながってるのではないでしょうか?
エンジンボートで通過するのは困難かと思います。岩に船体が当たらないよう操舵技術の試し所! ジャングルクルーズのようで空腹であることもしばし忘れ楽しく通過しました。
結局、島を周回しても上陸できそうな自然浜が無いので、竹生島での昼食休憩は断念し、湖北岸へと向かうことに。。
琵琶湖北岸は竹生島とは違って緑が豊富に生い茂り、いろんな花をつけた木々を見ることができます。
おお、なんだかよさそうな砂利浜があります。ここで昼食休憩決定! もうかれこれ2時間半くらい漕ぎ続けてるので、空腹も限界です。
琵琶湖の北岸はこんな具合に、ところどころに船でしかたどり着けないプライベート感あふれる砂利浜があり、自然を満喫することができます。
森の間にあるこじんまりした浜で、とても気に入りました。右向こうに見えるのが先ほど一周してきた竹生島。
今回は、バーナー持参で昼食後、コーヒーをいただきました。
コンパクトに折りたたみができるBYERカタディンコットはこういうシチュエーションにほんと便利ですね。