年末のご挨拶を終えて

･･･ 少しほっとしています

昨日今日と、お世話になった方々とご近所さんへ、年末のご挨拶をしてきました。　
行く先々で冬野菜を頂いたり、お茶をご馳走になったり、　
お世話になったのは私たちの方なのにと、恐縮しながらも、　
応援してくれる人がいるという この現実に、少しほっとしています。

そんな中で、お客さまにお気づかいをいただいたのに、連絡先がわからずに　
お礼を伝えられずにいたりすることもあって、今年も残すところ数日となりましが　
今夜、ブログを通じて そのひとつを お伝え出来ればと思います。



開店当初、裸の人台に革のサコッシュを掛けてオブジェとして飾っていました。　
来店して下さったおばあちゃまが、その裸の人台を見て 寒そうだからコレ着せていいかしら?　
と洋服を持って再訪してくれたのが10月初旬の事でした。　
店の雰囲気に合えば･･･とのことでしたので、無下にお断りせず着せてもらうことに。　
ほんと素敵な洋服で、着物の生地を使って仕立てたとか、以来 そのまま着せています。　
聞くところによると、そのおばあちゃまは和服のデザインや洋裁を手掛けていたとかで　
新聞の紙面を飾った事もある有名な方というのを後から知りました。



で、それ以来 そのおばあちゃまをお見かけしなくなったので 　
体調でも崩されていないかと、気になっていたのですが　
先日、本年 営業最終日に、お友だち4名で来店してくださいました。　
（皆さん80歳代と仰っていました^^;;）　
元気なお姿を見て嬉しくなったことはさておき、冬の時期、襟元が寂しいだろうと　
マフラ－を持ってきてくれたとのことで、さっそく。



お客さまから写真や雑貨を置いてみてはと、助言をいただくこともあるのですが　
店内の装飾はシンプルにしておきたいという思いがあり　
丁重にお断りをさせていただいているのですが　
人台に着せた洋服だけは ura_hoto にとって特別な存在になっています。


#長瀞 カフェ うらほと