ボストン美術館から、幕末の二人の浮世絵師の絵がくる。
初めて、駅で歌川国芳のこわ~い、版画をみて、衝撃的だった。
ボストン美術館からくる。
国貞と国芳は、年がやや離れているが、同じ門下だった。
国貞のほうは、役者絵や美人画で、先に人気がでて、評価も非常にたかかった。
国芳のほうは、なかなか、売れなかった。
悔しくて、猛練習したそうで。
それは当時の事で、今、海外での評価は、逆になっている。
正確なデッサン、斬新なアイデア、力強さなど。
あの時代こんな凄い絵師がいたなんて。
因みに、役者絵は、当時歌舞伎役者で、自分のご贔屓の役者のブロマイドみたいで、蕎麦2杯分の代金で売り出されていたみたいです。
そして、国芳の絵には、チョットおどろおどろしいところがあるが、なぜか、芸術性が高いものがある。思い出したものがあるが、数年前に職場の店に置いてある服のブランドで、E.Hardy というブランドがあった。
スカルをつかうので、私は早く取引をやめてほしかったのだが、妙に優れたデザインのブランドがあった。
わかったぞ、この浮世絵から、ヒントをうけていたのだ。
やっぱり逆輸入か。
少なくとも、影響を与えないはずはない。
アメリカの女性が、ていねいに修復して、大事に保存されてる。