まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

須坂のまちをうろつく。

2020-08-30 11:50:53 | 建物・まちなみ
2019年7月の長野旅の続き。



松代を楽しんだあと、須坂へ移動。まずはランチを食べようと駐車場に車を停めお店まで少し歩いたのだが、
その少しの距離にも気になる建物がたくさんあって立ち止まってばかり(笑)
日本キリスト教団須坂教会。改修されているように見えるが、1933(昭和8)年築らしい。


銅製樋のついた古そうな屋根が見えたので覗き込んだ路地の奥に、タベストリータイル貼りの洋館付住宅(?)。




このあたりの町家の土壁はこんな黄色っぽい色をしている。


看板建築や「おたふく窓」のある連棟商店、タイル貼りのショーケース、小さくても個性的なファサードをもつお店などが
ちょいちょいある。




昭和レトロなフォントの看板も楽しい。


さて、ランチは古民家リノベのイタリアン店、ラノッキオにて。
しかしその建物もまた素敵!もとはたばこ屋さんだったのか、豆タイル貼りのカウンターと、曲面ガラスのショーケース!!
かわいい~~~


食べたあとに見ればいいと分かっているのに素通りできない(苦笑)




入口は小さな木戸から建物の横を抜けて裏側にあった。魅惑的なアプローチ。




中に入るとまず目を惹いたのは、カウンターの立ち上がりの部分に貼られた、色とりどりのイチョウ型タイル。
これは新しい製品と見えるが、ちょっと中央が凹んでいて釉薬溜まりができていて、色のバリエーションも
とてもニュアンスがあって、素敵~~!


梁や建具など古いままの味わいをうまく生かしてある。


奥に仕切られた小部屋があったので覗いてみると、さっきのたばこのカウンターの後ろだ。店番スペース
だったのかな。ちょっとしたVIP席!
おいしいパスタでランチしてごきげん(笑)


黄色い土が特徴的な背の高い蔵造りの町家。


変わった色の雷文タイルが使われたショーケースがあった。




他にも古い民家や商店建築があちこち残っており、製糸業で栄えた豊かなまちだったことがうかがい知れる。




塩屋醸造は、江戸中期に塩問屋として創業、文化文政年間に味噌・醤油の醸造を始めた老舗。
さすがに風格ある店構え。登録有形文化財になっている。


入口の暖簾からちらっと中を覗くと、広い敷地内の奥へと通路が伸び、いくつもの建物が建ち並んでいた。
今回は他にも予定があったため深入りしなかったが(苦笑)、見学できる機会などあるのだろうか?


続く

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