まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

京都五条 素敵なディテールたち(一般物件)

2006-10-18 22:56:26 | ディテール
五条楽園の後、ひとりでまだまだうろつきました。
これらの物件は、遊郭建築ではありませんよ!!

板金・切文字をやっている個人商店、数枝さん。
こんな素敵な行灯風の看板を見ると頼みたくなりますよね!


こちらにも。下の文字は「春夏秋冬」です。芹沢介風ですね。
関係ないけど左の張り紙も気になります。何かの宗教のものでしょうか。


魅力的な玄関!熊倉電気設備さんの玄関です。


同じ並びにはこんな腰壁も。
焼き物の窯や陶器屋さんの多い五条にふさわしいですね!


五条通から見えた大きなぎざぎざ屋根のレンガ造の建物はこれ。
「東洋のタバコ王」と呼ばれた村井吉兵衛が建設した明治31年竣工の
タバコ工場を再生した建物です。ここ、泊まれるんですよ!
短期滞在型アパートメント「東山IVY」と、関西テーラーによる折鶴サロン
があります。
折鶴サロンのおっちゃん(失礼!その道では有名な方らしい)といろいろお話をした。
テーラーさんだけに、お手製の素敵な着物地の洋服を着ておられました。
東山IVYはお兄さんがされているそうです。


道路から見えた小学校の、軒周りの装飾、窓の形、窓の下の装飾を
もっとよく見たいと、近寄れるところを探してうろうろ。
六原小学校。


細い路地の奥まで入り込んでやっとここまで。
正面玄関付近の建物は若干新しそうで、この旧館(?)に近寄れる
ポイントはここ以外にはまったくない。



京都をよく知る人からすれば、こんなの撮ってたらキリがないよ、と
思うかもしれませんが。。。。

まだ続きます。




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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
京都は・・・ (マユ35)
2006-10-19 07:16:36
戦災の被害が殆どないので、昔からの建物や施設が多く残っていますね。最近は経済効果ばかりを狙って、何処にでもあるような町並みになりつつあるのが残念ですが・・・。郊外は大阪より殺風景と感じます。
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それは「角大師」 (前村)
2006-10-19 11:11:53
「春夏秋冬」の横の護摩札は、『角大師(つのだいし)』です。痩せた鬼の座像(比叡山の高僧元三大師の変化の姿)なのですが、いろいろユニークな図もあります。ガリガリに痩せ細った像や、まるで宇宙人か!?といった像も見かけます。
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京都は (ぷにょ)
2006-10-19 23:57:35
本当に古いものがたくさん残っていますよね。

戦災に遭ったのと遭わなかったのではまちづくりの内容も

ずいぶん変わるのでしょうね。もし大阪が戦災に遭っていなければ、

どんなまちになっていたでしょうか。



大阪では、戦災を乗り越えて今に残っているということ自体に

大きな価値があるように思います。

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ははぁ (ぷにょ)
2006-10-20 00:07:19
なるほど。オリジナルの写真を拡大して見たら、

横に「元三大師御誕生所」と書かれています。

角の生えた昆虫のようにも見えますね。

いろんなバージョンがあるのですか、近所でも見たことが

あるように思うので気をつけて見てみますね。

李朝民画のように文字が入っているのかなと思いました。
返信する
一番上の建物 (radionova)
2006-10-21 14:36:21
初めてコメントさせていただきます。

ぷにょさんの京都の建物めぐりを見ていると、普段自分がよく通るあたりでも、こんなに素敵なものがあったのだとあらためて気付きます。すごい観察眼だなあ。



この一番上の建物、私も大好きなんですが、この隣には、少し前までもっと存在感がある、こんな建物があったんですよ。

http://radionova2.exblog.jp/3713055/

なくなる前にぜひ見て欲しかったですね。
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間違えた! (radionova)
2006-10-21 14:42:10
コメントする記事を間違えました。

http://blog.goo.ne.jp/punyor/e/c309b409f31409f5b80a54b7a9b86b22

こちらの記事の一番上の建物の話でした。ごめんなさい。
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ようこそ! (ぷにょ)
2006-10-22 01:13:43
radionovaさん、はじめまして!

洋裁学校の建物とあの住宅が並んだまちなみを見てみたかったです。

最近はほんとに知らぬ間にどんどんなくなっていくので残念ですよね。

船場建築祭にも行かれていたんですね。

ブログ、私と似た目線でまちを見られているように思い、興味深く見せていただきました。

京都物件は私はほとんど知らないので(特に中島先生が「続近代建築」と呼ばれた70年代頃の建物)、

これからも発掘楽しみにしていますよ!
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