昨日は windy (風の強い)日でしたね。いつもなら駅まで徒歩ですが、雨も降っていたのでバスを利用しました。
少しだけですが、「ドキュメンタリー映画『放射能を浴びたX年後』と福島」反省会に参加いたしました。会場、県民サポートセンターのフリースペースは市民活動の皆さんでいっぱいでした。市民が意見交換できる場があるのはとても良いことだと思います。
反省会では、上映会のこと、それから他にも社会的な問題になっている「はだしのゲン」閉架問題、教科書採択問題、新聞報道の在り方など、それぞれの家族の反応なども自由率直に穏やかに話しあっていました。
私にとっては、普段、家族やご近所の友人たちとは話題にしないようなことを、ネット上だけでなく、実際に生の声で聴くことができたことは収穫です。
下記は、上映会のアンケート集計結果です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アンケート内容ここから
映画「放射能を浴びたX年後」と福島 アンケート 2014年2月28日実施
集計結果 (1回目41枚 2回目20枚 計61枚 回収)
(1) お住まいはどちらですか?
1. 横浜市 青葉区:3 旭区:4 磯子区:1 泉区:1 神奈川区:2 金沢区:2 港南区:7
港北区:2 栄区:8 瀬谷区:1 都築区:1 鶴見区:2 戸塚区:2 西区:2
保土ヶ谷区:7 緑区:1 南区:1
2.川崎市:6 3.大和市:1 4.鎌倉市:2
5.その他 藤沢市:1 海老名市:2 相模原市:1 横須賀市:1 埼玉:1
(2) 年齢は?
1.10代:0 2.20代:0 3.30代:2人 4.40代:2人
5.50代:9人 6.60代:31人 7.70代以上:17人
(3)今回の上映会をどのような方法でお知りになりましたか? (複数回答あり)
1.所属団体から 具体的に(厚木基地爆音防止期成同盟:1 新婦人:1 平和委員会:1
労働者学習協会:1 あさひ市民共同事務所:1 共産党後援会ニュース:1 6.11kanagawa:1 )
2.知人・友人から:28人
3.集会で配られたチラシ 具体的に(建国記念日の反対集会:1 横浜自治研修会:2 竹岡さんからSCで:1) )
4.一般新聞からの情報 具体的に(東京新聞:4 神奈川新聞:1)
5.ミニコミ紙 具体的に(新かながわ:2 )
6その他(ネット:3 家族:3 関内ホール:2 市役所:1 共産党上星川事務所のポスター:1)
(4)「放射能を浴びたX年後」の映画は
1.たいへんよかった:48 2.よかった:10 3.ふつう:0 4.余りよくなかった:0 無記入:3
(5)映画についての感想をご自由に
・ 核と人類は絶対共存できないこと、痛切に感じました。マーシャル群島での核実験の全貌を初めて知りました。放射能についての認識を深めることができました。福島の被災者の方々へのねばり強い支援こそが原発ゼロを進める確かな力となる。(70代以上)
・ 第5福竜丸の影に何万とあった被曝を検証して行く伊東監督に感謝し、同じことが福島で進行している今、私達がやらなければいけない事を痛感しました。村田さん及び双葉町の証言が胸にひびきました。(70代以上)
・ 「自らの死をもって伝えている」という最後の言葉が印象的。国は200万㌦で手を打ち賠償金は船主には行ったが、船員には渡らなかったというのはひどい話だ。(60代)
・ 福島のX年後、気になります(70代以上)。
・ 30年以上前に、ある映画館で「アトミックカフェー」を見たことを思い出しました。米が作った映画。実験中心地に米兵が普通の姿で進んで行くという物です。(60代)
・ 自分の知らないことが多く、「X年後」は我々自身のこと痛感しました。太平洋での核実験で放射能を浴びていない日本人はわずかなこと。多くの日本人は何度も放射能を浴びていること。(50代)
・ 知らなかった事実でびっくりした。(50代)
・ 昨年のビキニデーに参加した時に一部しか見ていなかったので、今日見に来ました。映画の最後の言葉は本当にそう思います。福島もそうです。もっと声を上げないと。そして選挙ですね。(50代)
・ 「3・1ビキニデー第五福竜丸」はいくらか聞いていたが、こんなにたくさんの船が人が苦しんできたことは初めて知りました。日本政府と米国との関係がここでも重く感じました。一つは政治を変えなければならないですね。(60代)
・ 事件を風化させてはならないことに共感。他人事ではない。日本全体が被曝していることが恐い。(50代)
・ ビキニ水爆実験は福竜丸だけかと今まで思っていました。知らされていない恐さを感じました。(40代)
・ 全く知らないことばかりでショックを受けました。福島の事、風化させてはなりません。(60代)
・ 自分が不勉強で、何もわかっていなかったことを恥じました。それと怒りがこみ上げてきました。(40代)
・ これだけ多くの漁船や貨物船が被災したこと、日本全体に死の灰が注いでいたことを知りませんでした。(60代)
・ 知らないことが多かった、(60代)
・ 3.1記念日でないことを確認した。ずっと取り組んで行くことが今後の運動につながると思った。(60代)
・ 南海放送の努力に拍手!(60代)
・ 一般の人にとって見落としている(?)ことで、上映がさらに広がることを期待します。(50代)
・ もはや「知らなかった」ではすまされません。「無知」と「諦念」そして「核」決別こそが未来を開く鍵です。共にがんばりましょう。(60代)
・ とてもすばらしい映画でした。大変なことを知りました。(70代以上)
・ この映画は以前テレビで観たように思います。映画を見て、福島の被害者も同じ経過をたどり、放置されるような気がします。許せませんね。(60代)
・ ビキニで被曝した漁船は多いことは知っていたが四国、長崎の人がいるとは恥ずかしながら知らなかった、日本全土に死の灰が降ったことも。(60代)
・ 1954.3.1から105回、監督さんによれば1946年から125回の核実験とは全く知りませんでした。第5福竜丸だけのことではない。日本だけではない被爆者が、環境汚染が無数にあるはずだ。これは犯罪だ。米は確信犯だ。国際社会が何故放置してきてしまったのか。放射能の影響が余りに恐ろしい結果になっているので、すべてが隠されてしまう構図はビキニも福島も同じだ。(50代)
・ ビキニと福島の被害はまさに同じ。ビキニは今年で60年。なかなか解決しない被爆者の苦悩。もっと多くの方にこの映画を通して、この悲惨な状況を伝えてほしい。(60代)
・ 4CHの放映で見ているので、2回目になるが、大変優れたドキュメンタリーだと思った。(60代)
・ 監督がいらして感動でした。記念にしてはいけないということ。そしてこの映画への情熱もすごい!(60代)
・ テレビでも観ていましたが、しっかり見れてよかった。さすが大江氏の地元愛媛県。4人のトークもよかったです。
(特に伊東氏の話をもっと聞きたかったです。)(50代)
・ 映画を観るまでは第5福竜丸のことしか知りませんでしたので、とてもショックでした。(60代)
・ このようなことがありえて、まだ続いているのが大変な驚き、怒りです。国民がバカにされてはいけない。きちんとした判断力を持った人が少しづつでも増えて、変えていかねば―とあきらめずに。(70代以上)
・ こんなに知らなかったことがあったのだと思い、弱い者いつも泣き寝入りのような形で終わってしまう事が残念。(70代以上)
・ ドキュメントで、真実の声が出ていたと思います。(70代以上)
・ 「知らされない」、隠蔽された事実を掘り起こし、伝えていこうとする監督、高校の先生、南海放送・・・・に学び生き方を再考せねばと思いました。(70代以上)
・ 重いテーマだったが、改めて原発と核の問題について考えさせられた。(60代)
・ もはや「知らなかった。」ではすまされません。「無知」と「諦念」そして「核」との決別こそが未来を開く鍵です。共に前進しましょう。(60代)
・ 非常に重い内容。日本人は何でも時間がたつとウヤムヤにして忘れてしまう。そして長いもの<お上>には巻かれろ!!で終わってしまう民族。「ビキニ」にしろ「3.11」にしろ「原発そのもの」についても国民一人ひとりが忘れずに意識し続けることが肝要。(60代)
・ あちこちで「ビキニ被災60年」を言い始めているが、何故60年になってるのか、大石さんの心境どおり聞けば聞くほど腹が立つ。(平和新聞2月25日付)私自身「3.1=第5福竜丸」の図式しか思っていなかった。町長さんの「お任せ統治はダメ」そのとおりですネ。(70代以上)
・ 監督の話がよかった。もっと長く聞きたかった。ずっと被曝が続いている。記念日というのは無いというのが印象的。映画の内容、ぜんぜん知らなかったので、驚いた。もっと知らせて行くことが必要と思う。観てよかったです。(70代以上)
・ ビキニのこと知らないことがたくさんあり、それを知ることができよかったです。(60代)
・ 原水爆投下はナチスのホロコースト同様人類に対する罪です。我々はこれを断罪し、世界からなくさなければと思います。(60代)
・ 第5福竜丸以外にも多くのマグロ漁船の被曝については前にも聞いていましたが、人間の証言を目の当たりにできたのはよかったです。3.1ビキニデーは矮小化だとおっしゃっていましたが、あれはビキニの象徴的な事件として考えるべきであり、日本政府やアメリカ政府の取った態度についてはこれまでもとり上げられてきているし、これからも核実験の実体は考えて行くべき事と思います。(60代)
・ 私が小学校時代にビキニ環礁の水爆実験で被ばくした第5福竜丸事件について新聞、ラジオで大変騒がれたことを思い出しました。でも残念ながら内容をほとんど忘れていましたが、この映画を見て「国民はいつも本当のことを知らされていない」ことと「いつの時代も弱い国民が政府の犠牲になる」ことを再び実感しました。とても内容は素晴らしい映画でした。(70代以上)
・ 私が小学生の頃の出来事でしたが、今日、初めてその怖さを知りました。灰を浴びてから数十年たってから身体の異状が出るのは放射能のせいだとの確証も出せず、結局は泣き寝入り。いつの世もそうだとは言え、やはり声を上げ取り組んでいかないとこの先も又同じことが起きてきます。(60代)
・ 知らないことがありました。意識してない事も多く、観にこれて良かったです。(30代)
・ 再度過去から学ぶべきと思いました。(70代以上)
・ とてもよかったです。(30代)
・ 知らないことが多すぎたということを認識しました。もっともっと知ろうとする意志(努力)をもつべきと感じました。(70代以上)
・ ぜひ全国的にひろめてほしい。(60代)
・ “知ること”それを他の人に伝えて行くことを、身にしみました。(60代)
・ 知らないことが多い。これからも知らせてほしい。(60代)
・ 他人事でないことを改めて思いました。(70代以上)
・ 2011・3・11もビキニまぐろ船と同じように私たちが知らなかったことをいいことに放射能で汚れた空気そして震災以降知った日本には原発が54基もあると聞いた時本当にびっくりしました。一人の力は弱いけれど国はこれ以上国民のいのちを守らず逃げるのではなく安全な国にして下さい。そして私たちの普通の生活があたり前であることを願います。(60代)
・ X年後、色々想像します。無責任体制で成り立っているこの国を何とかしなければ・・・<60代>
・ この映画はよかったです。
(6)運営などお気づきのこと何でも
・ good!
・ 4人の方々のお話、重く受けとめました。
・ 映画だけでなく、前双葉町長のお話も聞けてよかったです。
・ この映画の伊東監督のあいさつの時間はせっかくの機会だったので3分間と短くしないで、せめて15~20分間話してもらいたかった。
・ これをとり上げて映画にまとめ、それを知らせようと取り組んでくださった方々にお礼を申し上げます。
・ 上映中にカメラを使用する方の音が気になりました。
・ 準備まで大変だったと思います。ありがとうございました。又4人のお話を伺うことができ、本当によかったです。これから!ですね。
・ 同じ日本人なのに、何故差別するのか?悲しい思いです。
・ 井戸川氏のビデオレター見られず残念です。
・ 実際に福島の方のお話が聞けるようにプログラムしてくれてよかった。
・ 画像が暗くてピントが甘くて残念でした。前方の非常灯だけでも暗くしたらどうでしょうか。
・ せっかく大きな場所が取れたので、もっとたくさんの方に見てもらいたかったと思います。
・ 1つのことを成しえるには大変なエネルギーが必要ですが、本当にありがとうございます。映画後の4人のゲストにも感動。双葉町長の切実なお話には胸が痛み、お元気でと願いつつ・・
・ 訴訟団の人の話が長すぎた。もっと簡潔にしていただきたい。
(7)今後とり上げてほしい映画や企画
・ とにかく続けて訴えて行くしかないと思います。“人権を守る”
・ 企画として、チェルノブイリで携わったお医者さん(日本人)の話を聴きたい。映像として、チェルノブイリの今に至るまでのこと
・ 龍村仁監督のガイアシンフォニーをシリーズで
・ 秘密保護法
・ 「シロウオ」(ドキュメント)「渡されたバトン」(劇映画)その他原発を告発する映画
・ 3.11被災者の現状を伝えるもの
・ わしもこの海におった
・ 「続X年後
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