少し前ですが、
を読みました。
印象を一言で言うと、狙われたら誰でも罠に落ち込んでしまう危険性はあるように思います。
という分けで、そういう傾向のある団体に対しては警告が必要だと思います。
「日本には宗教のオーソドキシー(正統的な信仰)がない、つまり基準となる背骨のような宗教がなく、信教の自由の幅が大きいために、カルトを問題視したり監視したり批判したりすることが少ないのです。だから、カルトが繁栄してしまいます」(著書から引用)
私自身、今でこそお金がかかるようなことには、最初から一歩引いてしまいますが、若い頃はインターネットで情報を調べることも無かったので、セールスに来た人の品物を購入したことはありました。少額でしたが、節約家の夫はあきれていました。
ちゃんぷるー文化の沖縄育ちで、宗教に関してもちゃんぷるーなところはあります。古い時代のことですが、まず、母が信仰の熱い人だったので、子どもの頃から、沖縄土着のヒヌカンの祭事の生活にどっぷり浸かっていました。幼稚園はキリスト教系に通い、小学生の頃は、当時、母が信仰していた新興宗教のいわゆる二世。大学はキリスト教系とある意味ちゃらんぽらんで、上記の著書にような状態かもしれませんでした。
ただ、良い意味で免疫ができた気もします。しかしながら、現在もどっぷりカルトと思われる団体にとどまっている方々、その二世の方々のお気持ちは少し分かる気もします。
やはり、誰にでも起こり得ること、法律の規制が必要不可欠だと思います。