雨模様の金曜日、JRと地下鉄を乗り継いで参議院議員会館内「小さき声のカノン」上映会in永田町へ
スマホの乗り換え案内を検索すると、最寄りの駅から上映会の行われる参議院議員会館のある駅まで数通りの行き方がある。
これと決めた行き方で国会議事堂前駅に到着したものの、数本の地下鉄駅が入り組んだ永田町界隈、何本のプラットホームを突っ切ったのか分かりません。やっと地上に出、近くにいるおまわりさんに「参議院議員会館はどこですか?」と尋ねると、「信号を渡って右側です」とのこと。右側の建物を見ると、衆議院第一議員会館とあり、その次に第二、やっと見覚えのある参議院議員会館にたどり着きました。その間に見えた雨の中の国会前集会2グループ。実際の行動に移している方々には本当に頭が下がります。
「小さき声のカノン」上映会in永田町にジャストインタイム、ぎりぎりに間に合いました。
知る人ぞ知る鎌仲ひとみ監督のお名前を伺ったのはいつのことだったでしょう。こういう記憶を辿る作業も記憶力低下を防ぐ良い方法だとこのごろつくづく思う私であります。
と、今朝はそれを振り返ってみました。
鎌仲ひとみ監督はミツバチの羽音と地球の回転(チラシC)をつくられた映画監督、映像作家です。
瀬戸内海へは数年前、クロスマンご夫妻を訪ねて行ったことがあり、ご夫妻の親しい友人(Kaoruさん)からもメールが転送されることがありました。それが、こちら。その前後に、倉敷を中心に瀬戸内海や故郷のバルセロナで精力的に活動なさっているマルタさんのアートを何度か拝見させていただいたことがありました。その後、横浜市大エクステンション講座で長島キャサリン先生のエコ生活広場でも鎌仲ひとみ監督のお名前を伺っていて、映画をぜひ拝見したいと思いつつ、中々そのチャンスがありませんでした。
金曜日は意を決して、なぜかこの頃は国会周辺がやけに身近に感じるようになっているようで、参議院議員会館で開催というお知らせを見、出かけていきました。前置きが長いですね。
さて、ドキュメンタリー映画とは、基本的に事実を現場で撮影している映画です。ウソや演技はありません。映画を見ての感想は、日本て何という国なの?政治が劣化するとこうなるのね、という感じです。 下記の表をご覧ください。「被ばく対策 ベラルーシ・ウクライナと日本との違い」です。日本は手抜きそのものなんです。命を粗末にしている国なのです。何をもってして先進国というのでしょうね~?
鎌仲監督は映画のタイトル「小さき声のカノン」は「小さいことの積み重ねがこうなってしまった」と話されていました。基本的に国がやるべきことは何ですか?国民が最低限、普通の生活を営める国にすることではないですか?
映画から「(福島を)去るも地獄、残るも地獄」、子どもを守りたいというお母さんたちの声がひしひしと伝わってきました。福島のみなさん、あきらめてはいけないと思います。放射線量の強い地域に住む方々は移住してほしいです。一定期間、ある程度、完全に放射能から逃れる「保養」も効果があるとのこと。行政は支援すべきだと思いました。