図書館で借りて読んでいます。
アマゾンで検索すると、この初版はコレクター商品として高額に設定されているようです。
一般的な本の情報は、だいたいネット上で見つけます。
著者の有田芳生さんは、オウム事件の頃よくTVでお見掛けした方、ツィッター等のSNSではそういう方々の生の呟きをできるのは私的にはラッキーです。情報過多の昨今、真実は如何にと思った時、長年同じことを追い続けている方々の証言は信用できると思います。
本の情報を見て興味のあることに関しては、基本的にとりあえず図書館で借りて、手元に置いておきたい本は買うことにしています。
本著の内容は、これまでにもツィッターやネット上で断片的に見かけたこともある気はします。その時は読みながらどこか他人事。あーアンケートを取っている人いたな~とか、それらしいチラシを配っている人がいたな~とか、そういう看板を見かけたことがあるな~と言う感じで、きちんとした記録を読んだことはありませんでした。本著は教会の成り立ちや関係者のこと、元信者の訴訟における原告意見陳述などが詳細に書かれています。
ただ、本著の初版は1992年8月、それから30年も経っていて、未だに被害者が続出しているという事実、やはり個々人の責任では済まされないのではと思います。
それに何より、自分自身も気を付けなくてはと思っています。
元信者の方々はほんのちょっとしたきっかけからど壺の泥沼にハマってしまっているようです。悲惨です。被害者の立場を考えると読むのも辛くなります。
沖縄に基地はいらない―元海兵隊員が本当の戦争を語る (岩波ブックレット NO. 444)の著者で元海兵隊のアレン・ネルソンさんは、一杯の珈琲を誘われたことが切欠で海兵隊に入隊後ベトナムへ送られてしまいました。
何時の時代の話をしているの?という感じですが、変わるべきことが何も変わってないのだということ、私たちが若者だったことより、逆に悪化していることもあり、できる範囲で声を上げなくてはと思っています。