ひ孫誕生のお知らせをと、息子たちの七五三の家族写真を携え久しぶりに義父のところへ
写真の約30年前の自分はすぐに分かった。自分の妻も分かったし、私たち夫婦も孫たちのことも分かった。
孫夫婦のことも分かったけれど、現在の状態を理解するのはむつかしそう。
そこから、自分の故郷のことや自宅のことに話が飛んだ。
というより、私が話を飛ばせたのかもしれない。
認知機能が落ちているというより、仕方がない、無理もないことだと思う。
自分の興味のあることを話したいのではないかと思う。
岐阜から柿が送られてきたことも話した。
私がもっと順を追って話せば、
また継続的に義父のところへ通ってお話をすれば、ある程度、認知機能を落とさずに保つことは可能かもしれない。
見た目は前より長く座っているが、身体機能も落ちていて、介護度も増しているとのこと。
それは受け入れなくてはならない自然のことなのでしょう。
着慣れた、着古したシャツを着た義父の元から
夫と次男と一緒に、真っ白のフリルのついたベビードレスを身にまとった赤ちゃんのところへ
ママが選んだおくるみにくるまれてすやすや寝ていた。
パパママと、あちらのおばあちゃんやおばちゃんも一緒。
何台ものカメラを向けられてもすやすや。
「いっつも寝てる」と新じぃじ
寝るのが仕事だもんね。
家族や回りの注目を浴びすくすくと育つであろう初孫を見て、
世界中の子どもたちがそうであってほしいと願います。