K子さん宅近くの竹林で。
まだ頭ものぞかせていないタケノコでも、
彼女の足裏の長年の勘と、「見逃さんぞー!」という執念で掘り出されます。

以前はたくさん頂いて帰り、大鍋で何杯も茹でて、
あちこちにおすそ分けしていました。
「タケノコ、たくさんもらったんだけど要る?」
『う~ん・・・』
「ちゃんと茹でてるよ」
『それなら要る、要る、嬉しい~』
私は茹でた時のあの匂いが堪らなく好きで、茹でるのも苦にならないのですが、
コロナ禍で、物のやり取りもなくなってしまいました。
採れたてのタケノコは"えぐみ”も少なく、大変美味しく頂きました。

二人暮らしには、大きさも数も、このくらいでOKです。