その画家も、どんな絵を描くかも知らないけれど、
なぜか気になっていた、小さな美術館の企画展。
2023年4月に80歳で逝去した、
木下和という洋画家の遺作展でした。

「わあ、すごい❗」
撮影OKという事で、思わずスマホカメラを向けました。
50代で出会った悠久のエジプト。




晩年のモチーフは、生涯を過ごした江波の山に自生する被爆樹木「江波山桜」。

戦前から地元の人々の間で「変わった桜がある」と言われてきた「江波山桜」は、
通常のヤマザクラの花びらが5枚なのに対して、花びらが5~13枚、
枝と花を結ぶ花梗も倍の長さがあります。
鑑定の結果、非常に特異な花で、全国でも類を見ない珍しい品種であることが判明し、
「ヒロシマエバヤマザクラ」と命名され、1996年に広島市天然記念物に指定されました。

素晴らしい大作の数々・・・
「気になったら、行動すべし」です。