アルゼンチンから砂漠の国へ

2005年~2009年のオリジナル記事に、シンガポール時代の記事と、2009年以降のアメブロの旅行記を転記しました。

アパート探し

2005年08月19日 | 雑感
8月17日

今日は、10時から不動産屋とアパートめぐり。これも、仕事のうちと、定期Meetingの時間を変更してもらった。不動産屋は日系人の三浦かおるさん。日本語がたどたどしい。雰囲気は、中国で現地案内してもらった日本語が達者な中国人といった感じ。

一昨日の休日に、Iさんと予定のBelgrano地区を見て回ったが、ショッピングセンター、日本食の食材を売っている所が見つからず、わざわざ通勤時間のかかるこんな地区に来るのはどうかと思っていたが、事前に連絡してあったので、Belgrano地区の5箇所を見て回ることにした。(仕事場から約10kmはなれたところ。)

まず1件目は、築25年のアパート。60m2でUS$800。
23thフロア-というのは、24階のこと。旧式のエレベータは、動き出しが早く怖い。こちらの旧式アパートのエレベータはみな2重扉になっており、自分で開閉する必要がある。部屋は古いが、見晴らしがよく、遠くにラプラタ川、すぐ下には、競技場が見える。三浦さんがラプラタ川と言うので、「本当はラプラタ湾でしょう。実は、海水でしょう。」と言うと、「いえ、真水です。淡水魚が捕れます。」と譲らない。ますます、自分で海水をなめて確かめてみたくなった。近くに大きなショッピングセンターがあるので、買出しには困らないだろう。まずまずの感触。

2件目は、築35年、リノベーションされているので、部屋はきれい。90m2でUS$800。
3階のため、見晴らしはよくないが、テラスがあり、目の前のショッピングセンターが、夜はきれいだとのこと。近くに映画館もあり、買い物には最も便利。大家が、英語がしゃべれるのが好感。

3件、4件は同じビルの7階と、15階。築2年と新しいので、60m2でUS$1100。
テニスコート、プール付きで、バーベキューの出来る庭あり。まるでシンガポール並で、家賃は1/3程度。家具、調理品、食器、全て揃っており、絶好の条件。ただ、15階の物件は、家主の趣味か、ゲームテーブルにステレオ・セットと、多数のCDがおいてあり、テレビが置いていなかったので、要求すれば取り付けてくれるとのこと。部屋のサイズも一人暮らしには十分。これで、1ベッドルームだが、2箇所のバスルームがある。

最後の5件目は、130m2と広いが、築27年のためUS$900。18階のため眺めはいい。
ベッドルームが3つに、バスルームが2つ、メイド部屋もあり、広さをもてあましそう。ここは、まだ前住人が引越し準備をしているところで、生活感があり、悪くはない。

いずれも、セキュリティーはしっかりしており、24時間のガード体制。
ケーブルテレビで、インターネットも接続可能とのことで、問題は家賃の支払方法。
先に引越し準備をしている、同僚のFW社のメンバーからの情報で、アルゼンチンで銀行の口座を開くのは、便利さ以上のトラブルの元とのことで、一時金として必要な金額をどのように工面するかを東京本社に相談した。

翌日早速返事があり、コーポレートカードを特例で使わせてもらい(通常、コーポレートカードは、出張の際に使用し、海外赴任の際には返却する必要がある。)、ローカルの銀行で手数料(表向き3%)を支払ってお金を借用することができるので、赴任者全員の分を取りまとめて支払うことにした。そうすれば、VISAカードの決済は、日本の口座でできる。現地赴任用に日本でシティバンクに口座を開いたが、個人の口座とクレジットカードを使うより、会社のカードを使うほうが、なにかと気が楽だ。シティバンクの口座は、日本で入金していれば、海外どこでも、その国の通貨でATMでお金を引き出すことが出来るので非常に便利だが、一度に引き出す金額に限度があるため、家賃の支払いには向かない。

ブエノス・アイレスの会社の担当者、不動産の三浦さんに連絡し、9月3日(土曜日)10時に引っ越すことにした。契約は9月1日付けで了解。とりあえず2年契約とする。
まずはIさんと二人で、3、4件目の同じビルの物件を選択。
21日に来訪するOさん、Mさんのアパートは、次週、自分で見てもらい、選択してもらうことにする。不動産は、流動的なので、我々が確保した場所に近いところで、似たような条件の場所があることを期待。

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