6月28日
今日はサウジに戻るだけ。昼の便が取れなかったので、夜9時出発までの時間つぶしが必要。「地球の歩き方’04~’05」の解説を頼りに、片っ端からショッピングセンターめぐりで時間をつぶすことにした。
まずは、「Wafi Shopping Mall」、10時の開店時間に合わせてタクシーを乗り付けると、閑散としている。ショッピングセンターは、夜になると人であふれ、別世界となるとは解説に書いているが、昼間の暑い時間にわざわざ外出する人は少ないようだ。しかも今日は平日(土曜日)、各店のショーウインドーをインド系の兄ちゃんが掃除しているばかり。モールの屋根は、ステンドグラスで、全体的にはエジプトの雰囲気に統一されている。きれいなショッピングモールだが、もともと何を買うと言う目的もなくぶらぶらと一周しても、そんなに時間はかからない。
(Wafi Shopping Mall)
次に向かったのは、「Lamcy Plaza」砂漠の中に超然と建っていると解説にあるが、すでに回りは拡張された建物で埋め尽くされ、2005年版の地球の歩き方では、ドバイの発展についていけない。「City Center」や「Wafi Mall」のような、日本の郊外型の大型ショッピングモールと同じ近代的なショッピングセンターを見たあとに訪れると、5階建てではあるが、田舎のデパートといった様相だ。「Lamcy」ではなく「Lousy」の方がぴったりくる。シンガポールで言えば、高島屋の入っている「ニーアンシティー」を出て、目の前の「Lucky Plaza」に入ったような感じがする。
(Lamcy Plaza)
しかし、その3階には、日本の100円ショップ「DAISO」が入っている。個々の品物は6DH(約180円)と少し高いが、こんな中東くんだりまで品物を運べば、この程度の値上げは仕方がないだろう。むしろ、全て日本語で書かれた商品が、日本と同じように陳列されており、宝の山に迷い込んだような気持ちになった。早速、小物を数点買い込んで、午前中の買い物は終了。
ホテルに帰り、チェックアウトして、2000円のカレーライスを食べた後、今度は、「Karama Shopping Area」に向かった。団地のアーケードに商店が並んでいる庶民的な雰囲気と紹介されている。ショッピングセンターではなく、ショッピングエリアとなっているのが少し気になったが、どうせ時間はたっぷりあるので行ってみることにした。
ホテルの玄関でタクシーを頼むと、目の前のホテル専用のハイヤーに乗れと言う。「これは高いからタクシーが来るのを待つよ。」「いや2DH(60円)程度高いだけですよ。」と言うのを信用してハイヤーで到着すると、タクシーなら25DH程度で済むところを47DHも取られた。初乗りだけでなく、メーターの進みも早い。そしておろされたのは、団地のど真ん中。炎天下の真昼に、冷房のない団地の道をウインドーショッピングしても何も面白くない。このような場所を「地球の歩き方」などに紹介するなと言いたい。ただ、ドバイ唯一と思われる、カラオケスナックの看板を見つけた。ボックス席で500DH以上取られるとのこと。
早々にタクシーを拾って、一年ぶりに「ドバイ博物館」に向かった。3DH(90円)の入場料で、冷房の効いた屋内で休憩できる。それにしても、たった30年前は中東の片田舎の寒村だったドバイが、よくこれだけ発展したものだ。優れた政治とはこのようなものを言うのだろう。2010年には全自動のメトロが開通するという。道路沿いの高架がかなり出来上がっている。ドバイの発展はまだまだ続く。
(ここのアブラはいまだに1DH=約30円)
ついでに市場をのぞいて、その足でAbra(水上タクシー)に乗って、対岸まで帰った。ホテルに近いので、タクシー代も安いだろうと皮算用したのが間違いの元。タクシーが拾えず、やっと見つけたタクシースタンドでは、「Hyatt Regency? 道が込むから30DHはいるよ。」せいぜい6DH程度の距離、体のいい乗車拒否だ。結局、炎天下を1km余り歩いてホテルに帰ってきた。全身汗だくだが、既にチェックアウトしているので、シャワーを浴びることも出来ない。仕方なく、トイレでシャツ、下着を着替えて、ホテル内の喫茶で時間つぶし。
駆け足の休暇が終わった。
今日はサウジに戻るだけ。昼の便が取れなかったので、夜9時出発までの時間つぶしが必要。「地球の歩き方’04~’05」の解説を頼りに、片っ端からショッピングセンターめぐりで時間をつぶすことにした。
まずは、「Wafi Shopping Mall」、10時の開店時間に合わせてタクシーを乗り付けると、閑散としている。ショッピングセンターは、夜になると人であふれ、別世界となるとは解説に書いているが、昼間の暑い時間にわざわざ外出する人は少ないようだ。しかも今日は平日(土曜日)、各店のショーウインドーをインド系の兄ちゃんが掃除しているばかり。モールの屋根は、ステンドグラスで、全体的にはエジプトの雰囲気に統一されている。きれいなショッピングモールだが、もともと何を買うと言う目的もなくぶらぶらと一周しても、そんなに時間はかからない。
(Wafi Shopping Mall)
次に向かったのは、「Lamcy Plaza」砂漠の中に超然と建っていると解説にあるが、すでに回りは拡張された建物で埋め尽くされ、2005年版の地球の歩き方では、ドバイの発展についていけない。「City Center」や「Wafi Mall」のような、日本の郊外型の大型ショッピングモールと同じ近代的なショッピングセンターを見たあとに訪れると、5階建てではあるが、田舎のデパートといった様相だ。「Lamcy」ではなく「Lousy」の方がぴったりくる。シンガポールで言えば、高島屋の入っている「ニーアンシティー」を出て、目の前の「Lucky Plaza」に入ったような感じがする。
(Lamcy Plaza)
しかし、その3階には、日本の100円ショップ「DAISO」が入っている。個々の品物は6DH(約180円)と少し高いが、こんな中東くんだりまで品物を運べば、この程度の値上げは仕方がないだろう。むしろ、全て日本語で書かれた商品が、日本と同じように陳列されており、宝の山に迷い込んだような気持ちになった。早速、小物を数点買い込んで、午前中の買い物は終了。
ホテルに帰り、チェックアウトして、2000円のカレーライスを食べた後、今度は、「Karama Shopping Area」に向かった。団地のアーケードに商店が並んでいる庶民的な雰囲気と紹介されている。ショッピングセンターではなく、ショッピングエリアとなっているのが少し気になったが、どうせ時間はたっぷりあるので行ってみることにした。
ホテルの玄関でタクシーを頼むと、目の前のホテル専用のハイヤーに乗れと言う。「これは高いからタクシーが来るのを待つよ。」「いや2DH(60円)程度高いだけですよ。」と言うのを信用してハイヤーで到着すると、タクシーなら25DH程度で済むところを47DHも取られた。初乗りだけでなく、メーターの進みも早い。そしておろされたのは、団地のど真ん中。炎天下の真昼に、冷房のない団地の道をウインドーショッピングしても何も面白くない。このような場所を「地球の歩き方」などに紹介するなと言いたい。ただ、ドバイ唯一と思われる、カラオケスナックの看板を見つけた。ボックス席で500DH以上取られるとのこと。
早々にタクシーを拾って、一年ぶりに「ドバイ博物館」に向かった。3DH(90円)の入場料で、冷房の効いた屋内で休憩できる。それにしても、たった30年前は中東の片田舎の寒村だったドバイが、よくこれだけ発展したものだ。優れた政治とはこのようなものを言うのだろう。2010年には全自動のメトロが開通するという。道路沿いの高架がかなり出来上がっている。ドバイの発展はまだまだ続く。
(ここのアブラはいまだに1DH=約30円)
ついでに市場をのぞいて、その足でAbra(水上タクシー)に乗って、対岸まで帰った。ホテルに近いので、タクシー代も安いだろうと皮算用したのが間違いの元。タクシーが拾えず、やっと見つけたタクシースタンドでは、「Hyatt Regency? 道が込むから30DHはいるよ。」せいぜい6DH程度の距離、体のいい乗車拒否だ。結局、炎天下を1km余り歩いてホテルに帰ってきた。全身汗だくだが、既にチェックアウトしているので、シャワーを浴びることも出来ない。仕方なく、トイレでシャツ、下着を着替えて、ホテル内の喫茶で時間つぶし。
駆け足の休暇が終わった。