2005年10月2日(日)夕方
木曜日の午後、Jimの奥さんから、TIGRE Tour の誘いがあった。それも日曜日だとのこと。風邪気味で、すこし躊躇していたが、乗りのいいS君を筆頭に、「行きましょう。」ということになった。
ところで、「Tigre Tour」って、アルゼンチンにもタイガーがいるの?
早速、ガイドブックで調べると、ブエノスアイレスの北30Kmの郊外にある町の名前らしい。ラプラタ川に流れ込むパラナ川河口の三角州で、ボートに乗ったり、水遊びが出来る、ブエノスアイレス市民の、休日の憩いの場所らしい。日本で言えば水郷のようなところかと、軽い気持ちで参加することにした。(正確には、ティグレです。)
今日は、朝からいい天気で、洗濯物を干して、10時に近所のJumboスーパーの前で待ち合わせた。Jim夫妻とホテルから合流したS君がマイクロバスで到着し、我々4人が乗り込み出発。ガイドに英語を話すツアー会社のラウルが付いて来ており、バスの中でブエノスアイレスについていろいろと解説してくれた。
ブエノスアイレスは、人口約300万人だが、それは市内だけの話で、市街を囲む高速道路の外側、プロビンスと言う、周辺地域を含むと、1100万人がブエノスアイレスに住んでいる。国の人口3700万人の約1/3が集まっていることになる。ラプラタ川に広がる草原地帯パンパは、土地が肥沃で農作物が豊富に取れるため、人が集まってきたようだ。おまけに、牛が人口の3倍いると言われている。
と言っている間に、30分で目的地に到着した。日曜日で人出が多く、駐車する場所も無い。水辺沿いに立ち並ぶみやげ物売り場を見物した後、いよいよボートでデルタ地帯のクルーズに出発した。さすが、110Peso(約4000円)を支払っただけ有り、 ボートは我々7人専用で、ラウルのガイド付きで水辺の別荘地帯を眺めながら、三角州の島のひとつにあるレストラン目指して進んだ。
(ジム夫妻とガイドのラウル)
これは、水郷とは比べ物にならない。三角州の総面積が21000Km2もあり、入り組んだ水路は5000以上あるという。水路の両脇にある住宅は、購入したら500万円程度だというが、飲み水、燃料、日用品を売るボートが行き交い、中には、わざと電気を引いていない住宅もあると言う。住むには不便なので、週末の別荘用だろうが、こんな住宅に住んでいる住人が約3000人いるという。
交通はボートだけだが、行き交うボートは、外航に出ることが出来るようなクルーザーが何隻もあり、一般人の住むところではないことが容易にわかる。入り江のようなところは、カーパークではなく、モーターボートの駐艇場になっており、週末に、ブエノスアイレス市内のポルトマルデーロあたりから、直接ボートでやってくる人もいるようだ。
(水辺のコテージ)
目的地のレストランには水辺を見物しながら約1時間かけて到着し、水辺のレストランで食事をした。3年前にそれまで1Peso=US$1に固定していたのが、変動性になり、US$1=約3Pesoに価値が下がり、国民の財産が一気に1/3になったなどという話をラウルから聞きながら、それにしては豊かな生活をしているなと感心したりして、のんびり食事を楽しんだ。帰りは真っ直ぐ、30分で元のボート乗り場に戻ってきた。
(水辺のレストランにて)
その後、近郊までの電車に乗ったり、近郊の町をぶらついて、夜の7時ごろに出発したところ、急に雨になった。昼間快晴で、夜に雨になることが時々あり、ここの天気はよくわからない。帰りは、市街地に向かう車で渋滞したが、それでも1時間で帰ってきた。電車で行っても1時間程度なので、気軽に日帰りで行ける郊外の保養地だ。
アパートの近くには、歩いて20分程度で大きな公園があり、先週はそこで屋外のオペラを見ながら時間を過ごしたが、緑に囲まれた広い公園が至る所にあり、郊外に行けばまた別の自然があり、ここブエノスアイレスは、住環境に非常に恵まれている。
木曜日の午後、Jimの奥さんから、TIGRE Tour の誘いがあった。それも日曜日だとのこと。風邪気味で、すこし躊躇していたが、乗りのいいS君を筆頭に、「行きましょう。」ということになった。
ところで、「Tigre Tour」って、アルゼンチンにもタイガーがいるの?
早速、ガイドブックで調べると、ブエノスアイレスの北30Kmの郊外にある町の名前らしい。ラプラタ川に流れ込むパラナ川河口の三角州で、ボートに乗ったり、水遊びが出来る、ブエノスアイレス市民の、休日の憩いの場所らしい。日本で言えば水郷のようなところかと、軽い気持ちで参加することにした。(正確には、ティグレです。)
今日は、朝からいい天気で、洗濯物を干して、10時に近所のJumboスーパーの前で待ち合わせた。Jim夫妻とホテルから合流したS君がマイクロバスで到着し、我々4人が乗り込み出発。ガイドに英語を話すツアー会社のラウルが付いて来ており、バスの中でブエノスアイレスについていろいろと解説してくれた。
ブエノスアイレスは、人口約300万人だが、それは市内だけの話で、市街を囲む高速道路の外側、プロビンスと言う、周辺地域を含むと、1100万人がブエノスアイレスに住んでいる。国の人口3700万人の約1/3が集まっていることになる。ラプラタ川に広がる草原地帯パンパは、土地が肥沃で農作物が豊富に取れるため、人が集まってきたようだ。おまけに、牛が人口の3倍いると言われている。
と言っている間に、30分で目的地に到着した。日曜日で人出が多く、駐車する場所も無い。水辺沿いに立ち並ぶみやげ物売り場を見物した後、いよいよボートでデルタ地帯のクルーズに出発した。さすが、110Peso(約4000円)を支払っただけ有り、 ボートは我々7人専用で、ラウルのガイド付きで水辺の別荘地帯を眺めながら、三角州の島のひとつにあるレストラン目指して進んだ。
(ジム夫妻とガイドのラウル)
これは、水郷とは比べ物にならない。三角州の総面積が21000Km2もあり、入り組んだ水路は5000以上あるという。水路の両脇にある住宅は、購入したら500万円程度だというが、飲み水、燃料、日用品を売るボートが行き交い、中には、わざと電気を引いていない住宅もあると言う。住むには不便なので、週末の別荘用だろうが、こんな住宅に住んでいる住人が約3000人いるという。
交通はボートだけだが、行き交うボートは、外航に出ることが出来るようなクルーザーが何隻もあり、一般人の住むところではないことが容易にわかる。入り江のようなところは、カーパークではなく、モーターボートの駐艇場になっており、週末に、ブエノスアイレス市内のポルトマルデーロあたりから、直接ボートでやってくる人もいるようだ。
(水辺のコテージ)
目的地のレストランには水辺を見物しながら約1時間かけて到着し、水辺のレストランで食事をした。3年前にそれまで1Peso=US$1に固定していたのが、変動性になり、US$1=約3Pesoに価値が下がり、国民の財産が一気に1/3になったなどという話をラウルから聞きながら、それにしては豊かな生活をしているなと感心したりして、のんびり食事を楽しんだ。帰りは真っ直ぐ、30分で元のボート乗り場に戻ってきた。
(水辺のレストランにて)
その後、近郊までの電車に乗ったり、近郊の町をぶらついて、夜の7時ごろに出発したところ、急に雨になった。昼間快晴で、夜に雨になることが時々あり、ここの天気はよくわからない。帰りは、市街地に向かう車で渋滞したが、それでも1時間で帰ってきた。電車で行っても1時間程度なので、気軽に日帰りで行ける郊外の保養地だ。
アパートの近くには、歩いて20分程度で大きな公園があり、先週はそこで屋外のオペラを見ながら時間を過ごしたが、緑に囲まれた広い公園が至る所にあり、郊外に行けばまた別の自然があり、ここブエノスアイレスは、住環境に非常に恵まれている。
日本に帰ってからスペイン語を勉強したら、言語の構成は英語によく似ているので、単語の語彙を増やせば、英語圏の人には簡単な言語です。
その点、日本語はどこにも属さないし、表音文字の平仮名、カタカナ、表意文字の漢字とバラエティーに富み、複雑ではあるけれど世界に誇れる言語・文化です。