アルゼンチンから砂漠の国へ

2005年~2009年のオリジナル記事に、シンガポール時代の記事と、2009年以降のアメブロの旅行記を転記しました。

頭がいい人、悪い人の話し方

2005年04月30日 | 読書

連休も二日目、半袖で十分な陽気だが、家でごろごろしていても健康に良くないので、車を使わず、いつもの歯医者通いのあと、近所のスーパーで立ち読み。

相変わらず、「頭がいい人、悪い人の話し方」が積んである。
ずっとベストセラーを続けている理由は何だろう。高い本ではないし、読み応えのあるような厚い本でもない。しかし、お金を払ってまで買う気になれない。

気になって、またパラパラと立ち読みしてみる。
「何でこんな本が売れるんだろう?」きわめて、常識的なことを、ただ整然と、理論的?に整理しているだけ。

こんな本を読んで、「なるほど!」と感心している人を思い浮かべてみる。サラリーマンか、学生か?まさか、いい年をして、こんな本に納得するような人はいないだろう。とすれば、若い人か?

世の中、総白痴時代か?(と「白痴」を出そうとしたら、この辞書変換(ATOK15)は「白地」「白雉」しか出てこない。コンピュータも白痴になったようだ。)常識が常識として認識されていない時代になったと言うことだろう。

最近の中国の暴動に関する本を読んでみた。中国では、戦後の日本についての教育がほとんどされておらず、また、戦争時の歴史は、歪曲、捏造された事柄が多くあるとのこと。高飛車、傲慢な内政干渉をして、決して自分の非を認めようとしない、無教養な中国人を作ったのは、中国共産党の教育の成果だろう。教育の重要さを感じさせる。

「頭がいい人・・・」のような本が売れる日本も、将来不安がいっぱいだ。

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