アルゼンチンから砂漠の国へ

2005年~2009年のオリジナル記事に、シンガポール時代の記事と、2009年以降のアメブロの旅行記を転記しました。

カワハギの煮物

2007年03月09日 | 雑感
3月8日(木)今日も快晴 風少々

今日も、無事2時のバスで帰宅できたので、スーパーで冷凍小海老を仕入れ、釣りに出かけた。コミュニティーの中とは言え、短パンで歩くのはよくないとされるが、荷物が面倒なので、Tシャツにフィッシングジャケット(ポケットが多いので便利)と水泳パンツといういでたちで、浜に向かった。

先客が二人いたが、すぐ帰ったので、またひとりで珊瑚礁の岩場に向かう。先週と同じ程度の波と風で、あまりコンディションはよくないが、今回は浮き釣りから始めた。中途半端な深さで、餌をとられるばかりで、全く当りがない。

仕方なく、根掛かりのリスクを覚悟して、浮きを外し、底に近いところまで沈めて釣り始めると、先週同様、一発で同じようなカワハギがかかった。今回は、慎重に底まで沈めないように気をつけたので、根掛かりで糸を取られるトラブルはなし。

次にかかったのが小さなベラ。色は鮮やかだが、四国にもおり、あまり珍しくない。しばらくして、またカワハギがつれた。針が口からなかなか取れないので、七つ道具の小型ペンチを出して針をはずそうとしたら、針が折れてしまった。

3尾の魚を買い物のポリ袋に入れて、腰からぶら下げながら釣りをしていると、左足の太ももに痛みが走ったので見ると、カワハギが、ポリ袋を食い破って、ついでに太ももに食いついたようだ。サメなら、歯についた雑菌で、最悪、足を切断することになるが、カワハギなら大丈夫だろう。破傷風の予防接種も受けているし。

買い物袋をジャケットの胸に結び換え、しばらく餌釣りを続けたが、取り替えた釣り針が大きいせいか、餌をとられるだけで、一向にかからない。ついにあきらめて、最後はルアーに切り替えたが、やはり全く当りがない。結局、最初の3尾だけで終わった。

(本日の釣果)


先週は刺身にしたが、皮が硬くて手こずったので、今回は煮付けに挑戦することにした。小さなベラはすてて、カワハギ2枚だけ、内臓を取り出しただけでなべに放り込んだ。そしてキッコーマンをなべに入れると、しぶとくまだ生きているカワハギがなべの中で暴れだし、台所中に醤油が飛散した。悲惨な状態となった。

なべに蓋をして、しばらく着込むことにした。しかし、火加減、必要な調理時間がさっぱりわからない。インターネットで調べると、サバの煮付けの紹介があり、沸騰してから切り身を放り込み12分程度煮込むとあったので、あまり煮る時間は必要ないらしい。

しかし、その時点ですでに煮込みを初めて50分が経過していた。すぐ火を止めて、今日はこれを肴に、夕食をとる事にした。皮をはぐと、中の身は十分火が通っており、むしろ、煮すぎて干物を戻したように硬くなっていた。

(カワハギの煮物)


しかし、味はそんなに悪くなく、生姜を入れなかったわりには、臭みもなく、初めてにしては上出来だった。煮付けの時間は、まだ修行が必要だ。

魚料理は後片付けが大変だ。なべは生臭く、ゴミ箱は生ごみでいっぱいになった。すぐ外にもって行き、ゴミ箱に放り込む。24時間・時間制限なし、ごみの分別回収なし。ビンもカンも、生ごみも何でも放り込んでいい。規制がないのは楽でいい、何事も。

釣りは趣味に限る。そろそろ飽きてきた。
これを本職で、自分が育ったことを考えると、今更ながら両親に感謝。








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