プロポジション 血の誓約ソニー・ピクチャーズエンタテインメントこのアイテムの詳細を見る |
のち
或る方がひそかに教えて下さったことですが、デイヴィッド・ウェナム出演の日本未公開オーストラリア映画『The Proposition』が、日本でもDVD発売されるそうです。
日本タイトルは『プロポジション 血の誓約』。
製作・脚本:ニック・ケイブ
監督:ジョン・ヒルコート
出演:ガイ・ピアース、レイ・ウィンストン、ダニー・ヒューストン、エミリー・ワトソン、デイヴィッド・ウェナム、ジョン・ハート
発売予定日は今年の9月26日。アマゾンでは予約価格2993円と、かなりお得です。
私は昨年1月に出た豪版DVDを持っています。
ジャケットデザインは豪版の方がカッコいいとか、この副題は……とか、思うことはありますが、オーストラリア映画祭でも上映されなかったし、日本語字幕付きで観られることはもうないのかと諦めていただけに、非常に嬉しいお知らせでした。
私が豪版を買ったのは、もちろんデイヴィッド・ウェナムのファンだからですが、そうでなくても、これは一見の価値ある大傑作だと思います。
但し、『300』の暴力描写がR指定対象になるならこの作品は18禁でもいいんじゃないか思うほど、残虐な描写が続きます。
デイヴィッドの役は一応「敵役」カテゴリに属しますが、「悪役」ではないと思うし、それを言うなら、そもそも真の意味で「悪」でない人間など、この作品には一人も出て来ません。
そういう訳で、これも観る人を選ぶ作品だと思いますが、残酷で暴力的で醜悪な世界の彼岸に立ち現れる詩情と美には胸打たれます。
豪版を観た当時のレビューは本記事末尾にリンクしておきます。
日本版発売を教えて下さった方、ありがとうございました。これまでのことも合わせて、この場で御礼申し上げます。
作品詳細は下記にて。豪公式サイト(Sony Pictures AU)はリンクが切れているようです。
The Proposition 米版公式サイト
IMDb
当ブログでのレビューは下記よりどうぞ。
The Proposition:レビューその1
The Proposition:レビューその2
The Proposition:レビューその3
まさか300効果ってこともないと思いますが
とにかく日本語環境で見られる映画が増えれば増えるほど嬉しいですね!
ディジーのDVDが!
情報ありがとうございます!
これで少し南の国に気持ちが戻れるかもしれません!
早速予約に行って参ります!
それでもいい映画なので、昨年の豪映画祭でも上映されず落胆していましたが、日本語字幕つきで見れるのがとても嬉しいです。
発売のお知らせありがとうございます。
>すなみ様
『ピュア』みたいにレンタルオンリーじゃないのが更に嬉しいですね。
吹替えは付くのか、デイヴィッドの声はどうなるのかも気になるところです。あと、もちろん名前の表記も。
>あらんどぅあ様
時期的にも不思議なタイミングですが、ソニーピクチャーズの作品だったということで、DVDは寧ろ出し易かったのかも知れません。
但し、内容はとにかく暴力描写がキツく(それに関してはきわめて即物的な描き方です)、不快に思われる表現も多々あるかと思いますのでご注意下さい。
>かの様
英語字幕は付いていましたが、アーサーの妙に詩的な言葉など、どの程度理解していたか、自分でも心許ありません。
それにうちのプレイヤーも豪版(リージョン4)と今いち相性が良くないので、日本版発売は有り難いですね。