ときどき
台風15号の影響により朝から雨模様。午後には雷鳴が聞こえたり強く降ったりしました。が、我が家の辺りはマシな方で、都心部ではまた警報が出たり、目黒川が氾濫しかけたりした模様です。実は自分が子供の頃は、台風が来るたびに溢れていた川でした。護岸工事により改善されましたが、久しぶりにそういう情報を聞きました。結局、大事には至らず良かったです。
それより、ニュースで見ると静岡が大変なことに。静岡市内でも山側では山崩れあり、清水では河川の氾濫あり断水あり……河川の氾濫は浜松などでも起きたようで、新幹線も昨夜から今日の午前中まで止まっていた模様です。
昼頃に息子から電話がありましたが、本人はそんなことになっているとは知らなかったと、お気楽なことを言っていました。その時点では晴れていたそうですし。
週末のたびに（それも連休中に）襲来する台風は勘弁してほしいものです。
さて、コロナ自宅療養も今日で丸５日。昨夜はやはり夜間の咳で安眠できなかったりしましたが、朝うとうとしながら断続的に見た夢は、外食したり何か食べているような内容でした。寒かったのかもしれませんが、少しは食欲が戻ってきたのかもと思い、家にあるレトルト白がゆを玉子がゆにして、ザーサイやしらすと一緒にいただきました。
昼はツナ缶をあけてツナサラダ。夜はごはん、お魚、みそスープと、久しぶりに夕食らしい献立で。ごはんはパックごはん、魚はコンビニのパックほっけ、スープはカップ。自分で作ったのはきゅうりとたこぶつの梅あえに、作り置き無限ピーマンくらいですが、とにかく食事らしい食事が用意できました。
実は午後になってから、体調は少しずつ良くなって来ました。気温が上がったおかげか、汗が出て熱は順調に下がっています。咳は時々（横になっていると特に）発作的に出ますが、喉の痛みはかなり楽になりました。嗅覚は戻りませんが、全体としてひとまず峠は越えた感じです。
午後、Eテレでアニメ映画『漁港の肉子ちゃん』視聴。初見です。公開時はスルーしていましたが、意外な拾い物——と言うのも失礼な、良い映画でした。明石家さんまさんプロデュース、大竹しのぶさん＆Cocomiさん主演という話題性を前面に出した宣伝は、観る側にとってバイアスにしかならなかったんじゃないでしょうか。上記お三方は、誠実な良いお仕事をされていましたし。
「子供らしさ」なんてものは大人の幻想だし、大人だってちゃんとしてるわけじゃない、大人も子供もいろいろなものを抱えている、子供が親を選ぶことだってできる——だから、子供は「子供」として生きていけばいいんだ。そういうお話でした。そして終盤、これが実はシスターフッドの話でもあったことがわかります。そういう意味でも「拾い物」です。
アニメーションとしても綺麗。ところどころジブリの引用っぽいところや、トトロのパロディ的シーンがあるのはご愛嬌かな。作画監督は実際ジブリ出身だそうです。
しかし、今日も大部分の時間はダラダラ過ごし、【世界ふしぎ発見！】と【新美の巨人たち】もあまり集中して観られませんでした。北極点まで観光船で行ける時代になったということには、ちょっと感動。以前【突撃！カネオくん】で紹介された極地探検家（在野の研究者）の人が解説部分に登場していたのも、なんだか嬉しかったです。
